すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

話、盛りすぎキヨちゃん。

2020-07-14 21:14:08 | うちのキヨちゃん
 今朝、くりりんは滋賀へ帰った。雨を心配したが、途中激しい時間帯もあったものの、午後はこの辺り同様降り止んだらしい。無事到着したようで良かった。
 今夜は親友ナースがくろべえの注射をしてくれる予定だったので、仕事終わり大急ぎで帰った。くりりんがいないので、不安だったのか、キヨちゃんはくろべえを私たちの離れに「監禁」状態だった。水は用意してあったし、流石に3回ほど様子を観に行ってくれたようだが、
 「あのな、これではご飯も食べに行けんし、暑くなっても部屋を移る事も出来んから、外に出ないようにだけ気を付けて、家の中は好きに歩かせて。」
 と、心配だったので忠告した。
 さて、親友ナースに注射をしてもらったが、彼女も動物相手は初めてだ。知っている人とは言え、くろべえも元気が出ているのと慣れないのとで、いつもより暴れて私の指をちょっと引っ掻いた。爪とぎが出来ないので爪切りしていたがそのお陰で傷は浅かった。
 その後、少し時間があると言うので、野菜の天麩羅を作ってお土産にし、ついでにキヨちゃんも話をしたいので一緒に少しだけうどんを食べた。
 さて、私が天麩羅を揚げている間、彼女とキヨちゃんの会話。
 「すずはどこに行ったん?」
 「今すずちゃんは天麩羅揚げよるよ。」
 「すずは天麩羅好きじゃなあ~。」
と、ここまでは良かったのだが、
 「ほれよりおかず作ればいいのに。」
と言ったらしい。親友ナースちょっと驚いて報告に来た。
 「おかずって天麩羅揚げよるのにな・・・。」
 更に食事中、先日の理学療法士追い返し事件についての話題になり、事のいきさつを話した後、
 「あんまり腹が立ったけん、『そこまでボケとらん!出ていて!もう今日はせん!』って、蹴飛ばしてやったんじゃ!」
と、追い返したから蹴飛ばしたに話が変わっていた。
 帰り際彼女が、
 「こんな調子じゃ、確かに残業は出来ないよね。」
としみじみ言った。
 ところで、ちょっとびっくりな話がひとつ。
 今年お中元に何をするか悩んだのだが、キヨちゃんの姉(伯母)には、Tシャツを贈った。これは同じ布でマスク付きだ。なので、これに藍染のマスクも一緒にして贈った。伯母は良い服を沢山持っているので、どうかとも思ったのだが、
 「こんな時期で買い物に行けず、デイに行く服を買い換えたかったので嬉しかった。」
と電話があった。
 それが、今日親友ナースがキヨちゃんに持ってきて切れたプレゼント。これは随分前に娘さんと一緒に選んでくれた物なのだが、開けてびっくり。まさに私が一昨日伯母に贈ったシャツの色違いのお揃いである。色も柄も沢山種類があった中、これを二人がチョイスするってなかなか無い事である。買った時期も別々なのに姉妹お揃いになるなんて。
 これはいつかお揃いの服で写真撮らなきゃね。早くコロナが終息すると良いね。

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コメント (3)
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