すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

何もない時に助かった件

2021-09-09 21:16:52 | うちのキヨちゃん
 今朝はキヨちゃんの朝と昼にお粥を用意した。炊き立てのご飯は熱くてすぐに食べないし、夏場は冷ご飯がいいと言っていたキヨちゃんだが、ここ最近は冷ご飯が硬いと言う。で、
 「粥にしたくてもガスが怖い。」
と言うのだ。
 だからいつもの蒸かし芋とお粥、おかずは残り物だが白菜の炊いたものや塩サバを準備した。
 さて、今夜のご飯。朝前夜からささみをほんの少し解凍していたが、それ以外に何の準備もしていなかった。これはもう「うどん」の日だな・・・と思ったが、わかめもほんの少ししか無かったし、お肉も解凍していないから肉うどんはなし。揚げはあるからキツネかな・・・と思っていた。
 そんな時、生活改善グループの移動販売が会社に来ていた。お昼休みにラッキーとばかりに覗き込んだ。良心的なお値段での総菜の数々だが、野菜てんぷらとイタドリの炒め物をチョイスした。
 なので、今夜は天ぷら後乗せのワカメちょっぴりうどんとなった。イタドリは懐かしかったようで、キヨちゃんの思い出話に花が咲いた。
 それこそ60代くらいのことだろうか。近所のおばさんたちとお四国まわりをしていた頃の思い出。メンバーの半分は今はもう亡くなってしまったとしみじみ。そんな中でも、運転手のおじさんがエッチだったから、交代で隣に座る約束だったが、絶対に座らないおばさんがいたとか。っていうか、どんなスケベなおじさんでも運転中何かはしないだろうけど。
 そしてそのおじさんについて、
 「スケベで、奥さんと仲悪くて、計算が苦手で、でも運転はうまかった。」
とキヨちゃんの辛口評価。ど、どんなおじさんなんだ・・・・。
 おしゃべりしながらお腹いっぱい食べて、天ぷらは食べ残したので、
 「明日食べるから置いといて。」
とキヨちゃん。
 「どうする?餅キビもろうたけん、湯がいたけど。」
と私。
 実は今日親戚から餅キビを貰っていたのだ。ご存じだろうか?トウモロコシなのだが、小さくてモッチモチの食感なのだ。正式名称は知らない。

     

 甘いものではないのだが、これは別腹だったようで、しっかり1本平らげた。
 今夜もよく食べて合格のキヨちゃんである。


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コメント (3)
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