すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

パン教室の4回目。

2022-09-03 20:38:21 | うちのキヨちゃん
 今日はパン教室4回目である。コロナワクチンの副反応で二日寝込んで、昨日は仕事に出たが、やっぱり動くと息切れや倦怠感があったので、これは教室、根性いるぞ・・・と覚悟した。
 幸い体調は大丈夫だったし、心配した台風の影響での雨も少しだけだったので良かったのだが、肝心のキヨちゃんが朝から、
 「母ちゃん、足痛い、歩けん、今日は行かん。」
と言い出した。
 「ゆっくり行くし大丈夫じゃよ。これもリハビリじゃよ。」
と言ったら、
 「お前に母ちゃんの痛さは分からん!」
と言う。とか言いつつ、草取りは止めても行くのだから、まだまだ大丈夫なはずだし、少しでも歩いた方がいい。
 とりあえず、そのまま時間までそっとしておいたら、時間には準備していた。やれやれ・・・。
 雨が心配だったので、少し早めに出発。今日はおばちゃんは娘さんが前夜から泊まっていたので、迎えに行く必要もなかった。教室に着くとちょっとパラパラと雨。傘をさしてキヨちゃんの手を引いて、ゆっくりと石段を登った。ここをクリア出来なくなったら、考えなくてはならないが、何とか石段を登れるように維持して欲しい。
 今日のパンはシナモンロール。いつも通り軽量はキヨちゃんに数字を見てもらって私が入れた。こねる時も私や先生が時々手を貸したが、それでもなかなか頑張ってこねてくれた。
 発酵の時間はキヨちゃんとおばちゃんはトークタイム。昔の話や色んな話を楽しそうにしていた。私たちは私たちで色々話をしていた。
 前回発酵の時間に出来たと思って片づけ始めたキヨちゃんだが、今回は落ち着いていた。シナモンシュガーを塗る工程はキヨちゃんも上手に出来たし、ロールしてカットするのも上手だった。私が端っこが小さくなったのを見て、
 「アハハ、母ちゃんの方が上手。」
とからかった。
 焼きあがって粗熱が取れたら、アイシング。

     

     

 シナモンが入っているので、混ぜる時からいい匂いだったが、焼くとますますいい香りがした。焼き上がりが思いのほかいい出来だったので、キヨちゃんもご機嫌だった。

     

 家に帰って朝から取っておいただし汁でヒジキご飯を炊いていると、ご近所から「鯵」の差し入れがあったので、さっそくお礼にキヨちゃんのパンをあげた。
 午後から親戚の訪問もあって、そこでもパンが大活躍。
 「美味しかろう!な、美味しかろう?」
と畳みかけるキヨちゃん。確かに美味しいが、食べにくいしコメントしづらかろう。
 仕事から帰ったくりりんも食後に1個。
 「な、美味しかろう?」
くりりんはすかさず、
 「うん、美味しい。お店で売ってるのより美味しい。」
と答えた。お、ナイスくりりん。
 次回はアンパンの予定だ。

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コメント (3)
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