すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

玄人はだしの歌うまさん。

2023-09-09 20:27:42 | うちのキヨちゃん
 今日はキヨちゃんを連れて、ご近所のカラオケの集まりに行ってきた。カラオケは月に4回あるのだが、それぞれ行ける時に参加する形で、うちの場合キヨちゃんがリハビリの日は行けないし、月に1~2回が丁度いいくらいだろうと思っている。
 先月最後の土曜日に行ってから2週間目なので、今回はじめましてさんもいた。と言うのも、地元の人が殆どだが、僅かに他の地域からわざわざ参加してくれている人もいるのだ。
 カラオケは趣味の範疇だが、歌好きさんばかりなのでどの人も皆上手である。しかし、中には玄人はだしの方もいて、
 「のど自慢とかカラオケバトルとか出ればいいのに。」
と思う。
 うちのキヨちゃんは昔は少しは歌っていたが、もう何十年も歌っていない。しかし聞くのは大好きで、今日も本当に感動して涙ぐみ、
 「良かった~。涙が出そうなくらい感動した。」
と言い、言われた方も、
 「え~、こっちも涙が出ちゃう。」
と言われていた。
 私は前回の時に、どれほど歩み寄ろうとしても、どうしてもお姉さんお兄さん達の分かる歌は歌えず、演歌で知っている歌は勿論あるが、自分の歌唱力からしてハードルが高すぎると分かったので、気にせず歌えるものを歌うことにした。
 で、今回は手嶌葵さんの「明日への手紙」、谷山浩子さんの「恋するニワトリ」、皆川おさむ君の「黒猫のタンゴ」。で、黒猫のタンゴだけ受けた(笑)。
 キヨちゃんも大満足で、
『あ~、長生きして良かった。生きてるうちにこんないい歌聞けた。」
と喜んでいたが、帰り際歌うまさんに、
 「おばちゃんなあ、もうすぐ100歳なんよ。また歌聞かせてよ。」
と8年も鯖読んでいた。

*芋羊羹煮た。

     


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コメント (3)
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