すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

百(百々)手(ももて)

2024-02-11 19:53:49 | うちのキヨちゃん
 今日は氏神様の百手だった。元々人の少ない田舎で、平日は行事への参加者もかなり少ない。私にしても仕事をしていた時に参加したのは数えるほどだ。
 しかし、今年は三連休の二日目と言うこともあり、普段いない人も実家に帰ってきていたり、その人が子供や孫を連れていたりで、今日は大盛況だった。
 これだけ人がいるなら、キヨちゃんも寒いとか足が痛いとか言うが、車いすでも連れて来てあげたら良かったなあと思っていたが、その内どんどん冷え込んできたので、やはり連れて来なくて良かったと結論付けた。
 百手では邪気払いに弓を打つのだが、それは「厄年の男子」である。ただ、本当に人も少ないのでおそらく厄年に関係なく打っているのだと思う。そこには親と一緒に帰省していた子供もいたので、ついつい危なげな持ち方には、
 「矢は親指の上に添えるんだよ。」
とアドバイスしてしまう。
 そうなのだ。実は私は大学時代だけだが弓道をしていた。もうそれ以来していないので、今やっても全く引けないだろうなとは思うが、観ているとやっぱりしたいなあとウズウズする。
 こちらに戻ってきた頃、職場の先輩から高齢者ばかりだが弓道をしているグループがいると聞いて、参加させてもらえないかと相談していた時がある。しかし、すぐ後に部署の移動がありそのきっかけを失っていたままなのだ。
 まだあるのかどうかも分からない。道具ももうないし、取った段を証明するものも無い。そもそもすっかり素人に戻っているので一からにはなるが、あるのだったら習いたいなあ・・・。
 百手が終わって、親戚の姉ちゃんと買い物に出た。車を出してくれたからと、気を使った姉ちゃんから赤飯を貰ったので夕飯は天ぷらと大根おろしで何とかなった。有難きかな。

     

*昨日は油揚げに豚肉ミンチや大葉を挟んで蒸し焼きにした。

     



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コメント (2)
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