すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

とんちんかんワールド

2013-11-12 21:52:31 | うちのキヨちゃん
 今日はキヨちゃんはデイサービス。私とくりりんは仕事だったので、くろべえとリュウはお留守番だった。お天気が怪しかったので、リュウは裏の屋根つきに。くろべえはキヨちゃんが出るときに、外に出してもらう予定だった。そうでないと、おトイレに行きたかったり、外に遊びに行きたい時に困る。暴れてさらに壁をやられても困るのだ。
 家に帰ると今日の出来事をキヨちゃんから聞かされる。デイでの出来事や何やかや。
 「○○さんも○○さんも歌うまい。カラオケで100点取ったし、○○さんも97点だった。」
この際、デイの採点は甘めに設定していることは伏せておく。
 そして、会話の中でキヨちゃんはこんなことを言った。
 「今日くろべえはな、母ちゃんが帰るまでず~っと母ちゃんの布団で寝よった。」
 ・・・・・。と言う事は、外に出さずに行ったわけやね。
 「母ちゃん、くろべえは外に出しておかないと、おしっこしたい時困るし、壁掻いても困るだろ。」
私がそう言うと、
 「ほなけんなあ、裏口開けておいた。」
・・・・・。戸締りは???
 「なんぼ田舎でも、戸締りはしようや。不用心じゃけん。」
 「リュウが裏におるけん、番犬になるけん。」
 「いやいや、リュウは番犬やけど、泥棒捕まえたり出来んよ。」
 「ほなけんな、見ただけで戸が開いとると分からんように、戸は閉めとるでえ。」
????????????
 「母ちゃん、くろべえはドアノブ回しては出られんけど。」
 「・・・・・。」
 まあしかし、こんな頓珍漢な会話が毎日よく続くものである。このくだり想像出来ただろうか。
 更にくりりんが戻ってから、3人でグラチャンバレーを観ていた時だ。3セット目の前にアップしている選手たちを観ながら、
 「この人ら、紙風船しよるんじゃなあ。」
と一言。勿論バレーボールである。あまりに軽々とトスを上げるものだから、紙風船をしているように見えたらしい。にしても、何で試合中にのんきに紙風船を???
 説明したら、
 「ほんまじゃ、ボールじゃなあ。あれ固いん?あんなに軽うにあげよるのに。」
と感心していた。
 キヨちゃんワールド、全開である。

*今日は天ぷらメイン。お煮しめはキヨちゃん作。



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2 コメント

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Unknown (ふくだ)
2013-11-13 10:02:55
キヨちゃんは時に、子どものようにピュアな目で物事を考え、見ているのかもしれませんね(笑)。
バレーの出来事なんかは特に、思い込みと常識でアタマが固くなっている私たちには思いもよらないことです。
くろべえちゃんは、トイレ大丈夫でしたか?(笑)
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ふくだ様 (すずしろ)
2013-11-14 20:49:39
なるほど、ピュアと考えればいいんですね(笑)。
くろべえ、トイレは大丈夫でした。
返信する

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