すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

キヨちゃん、まっしぐら

2013-05-28 21:06:39 | うちのキヨちゃん
 今日は午前中にキヨちゃんとくりりんと買い物に出た。私は銀行などの用事があり、くりりんはくりりんで買い物があった。まだ店の位置も分からないので、とりあえずキヨちゃんをスーパーに降ろして、二人で銀行や店に行った。
 スーパーに戻ってくりりんにキヨちゃんを待って貰う間、私はクリーニングの引き取りや自分の買い物を大急ぎでした。戻ってみるとキヨちゃんの荷物番をしているくりりん発見。
 「お母さんは?」
 「今レジ。もう終わるところ。」
 何でも追加の塩を買って並んでいるらしい。見ればレジで財布を開けているキヨちゃん。安心して二人で荷物番しながら話していると、キヨちゃんが忽然と消えた。
 「あれ?今いたのに???」
二人で背伸びしながら探すと、花屋さんコーナーにいた。仏壇の御花を買っているらしいので、そのまま待っていた。
 そころが、また忽然と消えた。とりあえず、くりりんにキヨちゃんを探してもらって、私はキヨちゃんや私の荷物を車に運んだ。
 するとどうだろう。駐車場内の私の車を探して、キヨちゃんは車の前で手を振っていた。
 「母さん、探したでよ。」
 「さっきから手振りよるのに、くりちゃん全然気がつかん。」
見ると、店の前をうろうろ探しているくりりん。声を上げてくりりんに伝えた。
 「あのな、荷物番させたら、待つだろう。待っても来んかったら探すだろう。」
 なぜ勝手に動いたのだ・・・と言いたかったのだが、全く気にしない。
 「母ちゃん花買いよったんよ。」
 「うん、それは見よった。ほなけん、何で花買うたら、そのまま出るんよ。」
二人して探すし心配するよ・・・と言いたいのだが、これまた気にしない。
 「忘れ物してな、母ちゃんの前のおじいさんがレジ時間かかってな。その人の終わらなんだら、母ちゃんのレジは出来んのって。」
 ・・・????事情は分からないが、お爺さんが忘れ物して母ちゃん時間かかったのと、母ちゃんがいなくなるのは別の話では?
 「おじいさんが、すんませんな~って言うけん、かんまんかんまん(構いませんよ、いいですよ的な言葉)って言うたんよ。」
 結局、キヨちゃんが勝手にいなくなった話は、見事にスルーする。
 午後、くりりんと二人で残りの買い物に出かけたとき、その話をした。するとくりりんが
 「いや、忘れ物をしたのはお母さんで、追加の塩を買いに行ったんだけど、肝心の財布を僕に預けてたから、そのままレジスルーして財布を持って逆戻りしたら、もうすでに次のお爺さんがいて・・・。多分、僕が見る限りはそんな感じだったよ。」
・・・・・。かんまんかんまんは、おじいさんの台詞である。


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コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは♪ (たぬっぺ)
2013-05-29 13:34:44
ごめんなさい、笑ってしまいました^^;
すずしろさん達は大変だけど端から見てるとやっぱりキヨちゃんは面白すぎです。
すずしろさんガンバ!!
返信する
たぬっぺ様 (すずしろ)
2013-05-29 20:37:46
アハハ・・・。まあ、私たちも笑いましたけどね。
が、頑張ります!
返信する

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