すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

同じ星の人

2013-05-27 21:41:07 | うちのキヨちゃん
 うちのキヨちゃんは、根はいい人なのだが時々非常に言葉が過ぎる。まあ、言葉が過ぎるのと性格がキツイのは私の方が上なのだが、それはそれとして、慣れてる私で物凄く腹がたつ言い方をする事がある。
 その代わり根がないので、すぐに忘れるので、親子としては激しい喧嘩をしてもすぐに元に戻れる。しかし、父のような繊細な男には衝撃だったようで、というのも出稼ぎで普段の二人を見ないからであって、ショックで手紙をくれたほどだ。これは過去のブログにも書いている。
 そんなわけで、優しいくりりんもかなり衝撃的だったようで、とにかく我慢のことなっていた。大体なれてる私が見ていても
 「マジか?」
と思うほど、きつい言い方をする事がるが、もしかしたら言い返す私になれているので、優しく受け流すくりりんに
 「ほんまに分かっとんかいな。」
と手ごたえを求めて、やたらときつく言うのかもしれない。
 そして一つ分かった事。それは私が間に入るからいけないのだ。
 私にしても、結婚したら甘えてると思われないように、いつも以上に家でも頑張る事にした。結婚してから起床時間は1時間早いし、出来るだけの事はしている。
 そして私としてはだんな様であるくりりんには、でんとしていてもらいたいので、本当は細々気を回してもらうより、布団が起きたまんまでも、そういうのが愛しかったりするのだが、キヨちゃんはそうはいかない。そりゃあ、
 「いい婿さん貰ったね~。よく働くね~。」
と言われたいわけである。
 そこで私が
 「くりりんにやってもらえばええでえ。」
などと口を出したのがいけなかったのだ。当然くりりんは何でも
 「いいよ。」
としてくれるのだが、キヨちゃんは自主的にして欲しいのだ。
 今日、くりりんが自分から申し出て一緒に草刈りをしてくれた。帰ってきたらキヨちゃんが
 「今日はくりちゃんがこうしてくれたから、すごく助かった。」
と喜び、他の何をしてもくりりんに対して
 「あ、ありがとう。」
と口にしていた。
 くりりんにそのことを話すと
 「調べたらね、お母さんと僕は同じ星の人らしいよ。遠慮しいで言わないし、言わないと分からないし。それと、すずちゃんにすごく影響を与える星らしいよ。」
と言った。
 ・・・・・。ある意味、めんどくさいじゃないか・・・・。

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2 コメント

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Unknown (スバル)
2013-05-28 05:51:52
おはようございます。
ふっと思ったのですが
朝ごはんの時に今日の仕事の予定を話したらどうかしら?
今日のキヨちゃんはあれ、これ。
くりりんさんはあれを手伝うと、心構えが出来て少しは楽にならないかなぁ?
そしたらキヨちゃんの行動をチェックしなくてもすすんでお手伝いが出来るとか?
おばさんもやはりお手伝いをして欲しいらしいのですよ。
一緒にやりたい?
そんな感じです。
くりりんさんも慣れるまで大変ですが
頑張って欲しいです。
たまには二人の時間も作ってね。
くりりんさんの実家に行くとかしたりして
往復の時間は二人きりU+1F495
これはキヨちゃんは来ないと思うので…
あれ?これ意地悪かな?
返信する
スバル様 (すずしろ)
2013-05-28 21:05:48
ありがとうございます。
くりりんと参考にします。
お嫁さんも大変ですが、お婿さんも大変です。
そして、跡取りも・・・、しんどいです~~~。
返信する

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