若さと円熟

真央ちゃんが引退を発表してから、特番などで過去の映像が流れる。流石に小さい頃から天才的な滑りを見せていた。
その時代時代で、リアルタイムで観てきた私だが、改めて彼女がどれ程素晴らしいか思い知る。
そして、確かにジャンプだけ見れば、全盛期は過ぎたのかもしれないが、やはりどんどん表現面で成長した彼女の演技は、胸を打つ。
全日本でアクセルで転倒したのも、難しい高難度のプログラムにチャレンジしたからだ。
若い頃の演技も円熟味を増した演技も、どちらもすばらしい。
彼女の演技を観るチャンスはあるかもしれないが、選手としての真央ちゃんをもう少し観たかったな。惜しい。

キヨちゃんのご機嫌な一日

　今日はキヨちゃんのデイサービス。今回私はおやつを作らなかった。と言うのも、前情報でお天気が良ければ、お花見に行くかも・・・と職員が言っていたので、邪魔かな？と。
　朝、キヨちゃんは日によってパンにする時もあれば、ご飯の日もある。が、何とパンの場合は４枚切り。
　「母ちゃんはどればあも食べん。」
と言うのだが、元気だと思う。
　今朝はご飯だったが、「肉は食べん。」「油物は朝からいらん（まあ、これは正当だが）。」と言っているキヨちゃんが、くりりんのお弁当用の唐揚げの残りを、今朝はしっかりと３個食べ、
　「美味かった。」
と言っていた。食べなきゃ私のお昼になるはずだったが、まあ食べてくれた方がいい。
　朝、ピーカンの予報だったので、布団などを思いっきり干して、くりりんを送り出したら家中の窓を開けた。桜が咲いてくりりんの花粉症も終息を迎えたので、やっと布団や洗濯物を出せるし、部屋の空気も入れ替えられる。それから、キヨちゃんをデイバスまで送った。
　戻って、まず親戚から貰った多量の「わけぎ」を洗いながら皮をむいて選別した。それからなかなか出来なかった「聞き書き」の清書に取りかかる。何故なら、キヨちゃんのいる休みは、どうしてもキヨちゃんの用事が先行するし、出掛ける事もある。夜すればいいのだが、仕事の後はやはり疲れる。ブログすら更新できない時もある。
　なので、誰もいない休日は心おきなくパソコンに向かえた。ところがパソコンの不具合やプリンターの不具合があって、何度も失敗しながら、何とか午前中に清書完了。
　製本作業は午後にもかかって、とりあえず干してあるものを片づけてから大急ぎで郵便局に走った。
　戻って今度は、キヨちゃんのお迎えまでに夕飯とお弁当用の冷凍おかずの作り置きの準備にかかった。

　　　　　

　キヨちゃんを迎えに行くと、いつもより早かったようで既に待ち合わせ場所の近くで座って待っていた。
　「ごめん。早かったんじゃ。」
と言うと、
　「いや、今もんたとこ。」
と言う。
　「もう今日は最高だった。」
そしてキヨちゃんは車に乗るなり、興奮気味に話し始めた。
　今日はデイでは午後天気もいいので、小学校跡地でグランドゴルフをしたらしい。足の痛い人や、日焼けが気になる人、熱中症を心配する人などで参加しない人もいたが、キヨちゃんは好奇心いっぱいなので勿論参加。初めてする競技だが、腕力のあるキヨちゃんは大活躍したと言う。
　「初めてやったけど、すごい面白かった。」
　デイのスタッフや、利用者にかなり褒めてもらったようだ。そして、介護保険のデイの人とも一緒だったので、普段会わない人にも会えた事も嬉しかったようだ。
　さらに、帰りには少し早めにデイを出て、桜見物に連れだしてくれたと言う。これが前情報の花見だな。もう、桜は遅いのじゃないかと心配する人もいたが、山の上なので十分満開で素晴らしかったとのこと。そして、スタッフが記念写真を撮ろうとしていると、写真が趣味のご近所さんが、「いいカメラ」を持って通りかかり、撮影までしてくれたのだとか。有難い話である。
　そんなこんなで、ばっちり楽しかったキヨちゃん。しかも今夜はＶＳ嵐スペシャル。しっかりババ抜きまで楽しんで、今は夢の中である。
　本日、キヨちゃん最良の一日だった。

＊ひじきご飯。わけぎは１本ずつリボンに結わえている。二人でしたが結構手間（なのに、くりりんはからんでいると思ってほどいて食べていた）。白みそがなく色は何だが美味しい酢味噌和え。おかずは他の物を準備していたが、朝ゆがいたほうれん草があったのと、消費期限がきている（実はちょっと過ぎてる）ベーコンがあったので）。

　　　
　　

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真央ちゃん、やっぱり真央ちゃん。

　長くスケートファンをしていて、絶対に訪れる引退の時のショックは何度かあった。フェードアウトしてしまう（というか、私的に見かけなくなっただけだろうが）選手もいるが、やはり好きな選手が引退するのは辛い。
　かつて伊藤みどりちゃんがそうだった。特に当時は日本で唯一世界で戦える選手だったし、日本の誇りだった。年齢を重ね、結構無理なダイエットをしたらしいが、美しい女性になって若い選手と出ていた事を思い出す。その後、彼女は引退した。
　勿論、伊藤みどりさんが引退した後も、素晴らしい選手は出てきたが、彼女を失った喪失感はあった。そして、それは繰り返される。佐藤有香さんのように海外で活躍されていて、久しぶりにその姿を観た時は感動するパターンもあったが、スケートの表舞台から去っていった多くの選手は、やはり残念だった。
　だが、真央ちゃんはやっぱり真央ちゃんなのだ。彼女はその中でも稀有な存在だ。
　技術がある、華がある、表現力がある、努力を惜しまない、言い訳をしない、人に優しい、負けず嫌いで根性がある、なのに、素直で嘘が無い。
　彼女ほど愛されたスケーターもいないが、彼女ほど色んな酷い言葉を受けた選手もいないだろう。それほど強い選手であり、注目されるが故だ。その一つをとってみても、どこかで心が折れても仕方ない。
　子供の頃の、キム・ヨナさんとの映像を観ていると、汚い大人たちに翻弄された感が否めない。今の若い選手たちが国を超えて親友となっていることや、真央ちゃんに憧れていた海外の選手が、話しかけるようすを観る度に、こうやって試合を離れたらずっと友達でいられたろうに・・・と思う。
　しばらくロスは続くだろうな。当然チケットなんか取れないだろうしなあ・・・。観たいなあ・・・、生で彼女のスケート。

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真央ちゃんロス

浅田真央ちゃんが現役を引退すると昨夜聞いた。
特番を観ながら、改めて彼女がどれ程素晴らしいか思い起こした。
でも、今夜はロスが止まらない。
少し、落ち着いてから…。

梅雨時でもないのにすごい湿気！

　先日キヨちゃんが離れに来た時に、くりりんに、
　「カビだらけじゃないか！」
とぼやいて行ったという。
　「どこ？」
と聞くと、
　「トイレの辺りで言ってたから、トイレのドアとか壁じゃない？」
とくりりん。
　まあ、十分掃除が出来ていない私なので、さもありなんではあるが、トイレの床は二日に１回は拭くし、くりりんも自分が使った後は、便座を拭いてくれたり、水回りはきちんとするほうだ。壁も観て入るつもりだが、湿気が結構あるから分からないな・・・と思っていた。
　今日、私はお休み。普段精神的にグズグズ寝穢くすることはあっても、寝坊はしない私が今朝はこってり寝坊して驚いた。くりりんは仕事なのだが、疲れてるだろうからと起こさなかったらしい。大急ぎで起きたがお弁当は作れず。リュウの散歩中はまだ少し小雨が残っていた。

　　　　　

　この暖かさで一気に桜は咲いてしまった。
　くりりんを送り出してから掃除にかかると、キヨちゃんからカビの場所を聞いた。それは廊下にある本棚だった。
　ここは昔風呂があった所の裏で、廊下のデットスペースを利用して棚にしてもらったのだが、ここにカビが来ていた。そりゃ気付かない。
　さらに、廊下を拭いた後、いつものようにトイレの掃除にかかった。ただ、くりりんから、
　「トイレ、すごい湿気だよ。」
と聞いていたので、ちょっと覚悟はしていた。しかし、これが予想以上だった。
　湿気と言うか、結露と言うか、まるで水を撒いたように敷物の下はびしょびしょだった。これはもう拭いただけでは収まらず、拭いてから新聞紙を敷いた。当然敷物は洗濯に。幸い雨だったお天気は暑い位になったので、洗濯物は良く乾いた。
　午前中に買い物に出て、昼からはキヨちゃんと庭の草取りに。土が悪いから苔が生えると聞いたので、土もたくさん入れたし、芝生の根切りもしたが、草も苔もびっしりだ。取っても取っても追いつかない。
　きりのいい所でやめて、キヨちゃんと親戚の家に出掛けた。昔は棚田だったこの辺りも今は荒れ放題だ。そのままでは残念なので、去年だったか桜を植えている。ここでお花見が出来るのは何年先か？？

　　　　　

　夕飯はお昼にキヨちゃんが山菜おこわを作ってくれたのと、甥っ子にもらって冷凍していたイワシがあったので、叩いてなめろう状態にして大葉で巻いて揚げた。

　　　　　

　くりりんが戻って、残念な報告と嬉しい報告。残念なのは、キヨちゃんのデイの日、くりりんとお休みを合わせる事が出来なかった事。嬉しいのは、明日私も休みだが急にくりりんも休みになった事。
　さて、父の墓参りはキヨちゃんとの約束だが、その後どこかちょっとだけ出られるかな？

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利用者にも働き手にも優しい介護保険であってほしいけど・・・

　これほど高齢者が増えれば、財政がパンクしそうなのは分かる。介護保険でなくても、年金でも何でも、収める人や働き手と比べて、高齢者が多いのだとは思う。しかし、あの方たちは今まで働いてきたのだ。そして納めてきたのだ。さらに、今も納めているのだ。
　この仕事を始めて、１割で考えればわずか２００円程度のお金でヘルパーさんが家事を手伝ってくれる事が、どれほど有難いことかと感謝の言葉もよく聞いた。
　しかし、色んなところで何とかしようと思うのだろう。持ってる人は２割負担。確かに２割払える人はそうはいない。しかし、持ってるからってどうなのだろう？
　いや、それこそ２００円程度の保険料が400円になってもそれほど痛くない。しかし、要介護５の施設でしか生活できない人の負担が、ある日から２割になったらと思うとぞっとする。
　そして、介護度も厳し目だ。いや、いたずらに高い介護度を出して、利用者さんの負担を大きくしたいわけではない。けれど、絶対に必要なサービスがあって、介護度が足りないと自己負担が出る。それこそ保険外だ。
　嘘をついて、虚偽の介護度を出してもらおうと思っているのではない。せめて、本当に状態にあった介護度を出してほしいのだ。
　その為に、立ち会いもすれば普段の状態をスタッフが懇切丁寧に説明する。しかし、仕事が多すぎるのか、閲覧した調査票は穴だらけだ。中には人を取り違えているのではと思うほど、本人とはかけ離れた記載がある。
　働き手にも生活があるし、モチベーションの問題もある。なるべく利用者さんに負担がいかないように、実費など取っていなかった事業者も、徐々に交通費などの名目で徴収するようになってきた。出来れば、利用者さんからではなく、国から貰いたい。きっと本音はそうだ。
　国に無駄は無いのだろうか？現場を見ずに特養には蓄えがあると本気で思っているのだろうか？お金も人も底をつきそうな、一人倒れたらそうだ俺になりそうな現場だらけではないか。
　ゴミ置き場の４０００万円、落とし主がいないなら、福祉に役立ててほしい。

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雨や風は

雨の日は嫌い
風の日はもっと嫌い

だって 屋根に当たる雨音がこわい
だって 風に揺れる洗濯物がこわい
こんな日は ご飯も喉を通さない

ましてや
雨も風もあるなんて
こわくて ぶるぶる震えちゃう

でも、嵐の夜は、
玄関で寝させてくれる
皆いて安心できる
ご飯もちゃんと食べられる

だから、実は雨や風の日は
ちょっと好き

暑い位だった日中

　寒いのでお茶も芽を吹かないし、桜も遠いな・・・と思っていたら、なんのなんの、急に暖かくなったじゃないか。突然花は咲き始める。
　昨日は体調まずまずだったのだが、夜夕飯の後から急にしんどくなった。ちょうどすいかのおばちゃんの二七日なので、私はお念仏に行っていたが、その時は大丈夫だった。
　洗い物を後回しにしてしばらく横になる。少し落ち着いてから片づけた。前日の体調の悪い時は、私が寝ているうちにくりりんが洗濯物を干してくれていた。さすがに続くと悪い。早く回復しなきゃと思うが、更年期かな？
　今日も万全では無かったが、ピーカンのお休み。キヨちゃんを歯医者に連れていく約束だったし、せっかくのピーカンだしで、リネンを洗ったり布団を干したり。
　実はくりりんが花粉症なので、桜が咲くまでは布団も洗濯物も出せなかったのだ。なので、今日は換気も出来たし布団も干せた。
　キヨちゃんの歯医者は予約してなかったので、結構時間がかかり、お昼ご飯は１３時を大幅に過ぎていた。あんまりお腹が空いたので、
　「ご飯まず食べよう。」
と誘うとキヨちゃんが、
　「母ちゃん別に腹へっとらん。食べてきたらええでえ。」
など言う。この暑い中昼も食べずにどこで待つと言うのだ。そもそも昼食食べて内服もしてもらわなくては。
　それで、店に行くと、
　「あ、ここ中華（ラーメン）が美味しいんよな。母ちゃん中華。」
とちゃんと食べるじゃないか。しかも、
　「おでんとかいなり寿司とかあります。」
と店の人が言えば、
　「コンニャク。」
と食べる気満々。やれやれ。
　それから買い物をして戻り、沢山の干し物を片づけたら、疲れがぶり返した。
　夕飯準備して、明日のお弁当の下準備もしておく。さて、疲れは取れるかな？どうかな？
　明日は引き継ぎと月初の仕事だ。

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頭痛も治る？フィギュアの超絶パフォーマンス！

　昨日は辞令交付式。そして新しい体制でのスタートだ。
　とは言え、どこも今から引き継ぎをする状態なので、まあボツボツしていくしかない。とりあえず、私は月初の仕事を始めた。
　昨日は午後から頭痛がしていた。大した事が無いと思っていたが、気分も悪くなってきたので薬を飲んで、仕事はほぼ定時で終わりにした。
　月末月初に早く帰る事は稀なので、
　「まあ、どしたん？」
とキヨちゃんに驚かれる。頭痛を告げると心配したものの、
　「スケート観たら治るわ。」
と笑った。ま、一理ある。
　そう、昨夜はフィギュア世界選手権のフリーだった。女子は早朝にしていて、たまたま目が覚めた時に結果は知ってしまっていた。みんな善戦したと思うのだが、あまりにレベルが高く、３枠確保とはならなかった。しかし、日本は選手層が厚いのだから、たった２枠に誰が行くのかと思うと、ワクワクよりも惜しい気持ちが勝ってしまう。
　一方男子は３枠は確実だと確信していたが、まさかあれほどのパフォーマンスが観られるとは思わなかった。技の素晴らしさも勿論だが、駆け引きも色々あって、選手もどう攻めるかやりながら考えるのだな・・・と感心した。
　アメリカのネイサン・チェン選手は４回転を６回に増やしてリスキーな賭けに出た。１７歳と言う若さもあるが、末恐ろしい。これで表現力などがついてきたら、どんなだろうと考えた。
　中国のボーヤン・ジン選手は、ネイサンより先に４回転を代名詞とした選手だと思うが、彼のパフォーマンスの方が私的には好みだ。スパイダーマンなどは観ていて本当に楽しい。
　今回寂しかったのは、ミーシャ・ジーがこの大会を最後にするかもしれないと聞いたからだ。彼は振付も自分でするので、すでに振付師としてのオファーも多いらしい。独特の世界観があって好きな選手だったのだけどな・・・。
　さて、忘れてはならないゆづ君と昌磨君。もう二人とも圧巻だった。あの美しい可愛らしい顔で、どちらもすごく「男の子」である。負けん気の強さも相当だろう。いつもいつも「もっともっと」と自分を高めていけるのはどうしてだろう。あれほど自分に厳しく出来るのは何故だろう。
　キヨちゃんとキャーキャー言いながら観ていたら、本当に頭痛も消えていたが、流石に体調の今一つ感だけは無理だった（笑）。
　そして今日。体調は万全ではないは、キヨちゃんは茶畑の草取りをする気満々。１０時に出発するぞと言うので、くりりんを送り出してからそのつもりで掃除などをしていたら、９時にはスタンバイしている。阿波時間ならぬキヨちゃん時間である。
　大急ぎで準備してリュウも一緒に出掛けた。

　　　　　

　草取りは休憩を入れて、結局午後１時過ぎで止めた。途中から腰痛も出るし頭痛も出た。
　「一回ちゃんと病院で頭診てもらえ。」
と言うキヨちゃん。極端なんだよな～。医者に行かなくても良いから、頭痛の休みは休みたいのだけど・・・。
　何だかんだで家に帰ったのが２時過ぎ。洗濯物を取り込んだり、夕飯の下準備はしたものの、さすがに疲れが出て、キヨちゃんも私も少し横になっていた。
　で、３人とも好物の茶碗蒸しは作ったが、おかずを作る気力が無く、切るだけ切ってくりりんにスキ焼を作ってもらった。
　今夜は早く寝ようかな。

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