今いちばん売れてます!!
それは『スムース・ジャズ』のCDです。
”スムース・ジャズ”とは、もとは1980年代にアメリカのラジオ局が使い始めたフュージョンのスタイルの1つ。
つまりフュージョンとか、ポップ・ジャズの流れから派生したスタイルなのだそうです。
なんたって聴き心地が良いから、ラジオやテレビのBGMとしても多用されています。
日本でも4年前から輸入盤がクチコミだけで話題になり、あるCDショップでは「売れない日は無い」といわれ、ジャズ・チャートの年間売り上げのトップに居座りました。
正直にいって”スムース・ジャズ”という言葉すら知りませんでした。
それが、つい先日のこと。
日頃からお世話になっている山野楽器・銀座本店のジャズフロアー(←3階にあります)のF君から、このジャンルの貴重なCDを送っていただいたんです。
それはMichael Gheganというサックス・プレイヤーの作品(画像)で10曲が収録されています。
「モダンジャズとは全く異なる雰囲気の音楽で、日本では手に入らない一枚です」
と云うことらしい。
「HE SAID,SHE SAID」、「PARIS METRO A,M」とかナンバーを見ただけでワクワクしちゃうワタクシ好みのタイトル。
8曲目の「IF FORTUNE LIED」のごときは、往年の映画音楽を彷彿させる抒情溢れる旋律。サックスがしびれます。
ただ、フユージョンに比べてアドリブパートが少なく、ワン・コードで演奏されているというのがワタクシの感想です。
どの曲もBARなどで流れていそうな耳馴染みの音楽。
POPSやROCKに飽きて、もっと”自分にしっくりくる音”を聴きたい大人のための音楽。それが”スムース・ジャズ”だと思うんです。
何事にもすぐにハマっちゃうワタクシ。
しばらくは”スムース・ジャズ”にハマっちゃいそうです。
ついでながら山野楽器のF君にCDをいただいたお礼を申し上げたい。
ありがとうございます。