大阪の老舗には財布に合わせて3段階あります。
「いつも」はカレーショップで、「ときどき」はグリルでビーフカツを!!
そして「たまには」はお座敷で高級すき焼きを!!
お帰りには1階のお店で奥様にお肉のお土産を・・・・・といった具合。大阪人らしいですね。
松竹座隣のお肉の老舗「はり重」は、このすべてが一軒で賄えるというお店です。
2・3階は高級すき焼きのお座敷、1階の角は精肉店と昔ながらの洋食屋さん。
御堂筋側には、最安値のカレーショップ。ビーフカレー大盛りで600円。(←ただし昼食時には行列が)。
松竹座で「團菊祭」を見たかえり、「はり重 グリル」で遅い昼食をとりました。
(←画像は「はり重グリル」の玄関)
「はり重」のビフカツは、さすがお肉のお店ですね。和牛の脂の旨みが凝縮しています。ナイフがサックリ入る。
このジューシーで、この柔らかさ。これぞ和牛の醍醐味ではないでしょうか。
タルタルソースはあまり主張のないタイプ。
お肉の旨みをそぐわない程度のさりげなさ。たっぷりかかっていました。
お肉の火の通りが完璧。衣もサックリ揚げられていて、カリカリと歯応えも充分。
添え物は、ポテトフライ、ブロッコリー、人参、たけのこなどの温野菜。いづれも新鮮で大満足でした。
食事のあとはアイスコーヒー。
タイルと木を合わせた壁面の誂えや、照明器具がレトロないい感じです。
懐かしの昭和の洋食屋さんですね。
それと、この店の「ウリ」の一つにカツサンドがあります。
松竹座の隣りのせいか、食通の人は幕間に買ってい行くという人気商品だそうです。
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「はり重 グリル」
大阪市市中央区道頓堀1丁目9~17
☎ 06(6211)7777
営業時間 11:30~21:30
ラストオーダー 20:40
定休日 毎週 火曜日
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