Dream Gate ( 中野 浚次のブログ )   

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限りなく青い・・・・波止場ブルー       神戸インク物語

2008-07-11 | 文房具
 
 いつものお店で、旅先で。

 ワクワクしすぎて目が泳ぐ場所がある。

 「文房具屋」と「古本屋」である。

 "店”ではなく“屋”にしたのは、年代物にこだわる懐古趣味なのかもしれない。



ひと月ぶりに三宮へ出て、センター街のジュンク堂の前まできて、足がとまった。
そうだ。文房具のナガサワは、このビルに移転したんだっけ。
案の定、ナガサワは4階のコーナに店を構えていた。
なんのことはない。「神戸インク物語」という小さなインク瓶を見つけた。どうやらオリジナルで限定品らしい。

「神戸コロッケ」、「神戸ワイン」、「神戸真珠」、「神戸珈琲物語」・・・・あたりまでは知っている。
次は「神戸インキ物語」ですか、と苦笑する。

ところで「神戸インキ物語」の第三弾は、「お洒落な神戸の街」によく似合うカラーで、限りなく青く、コントラストが印象的なメリケン波止場の海の色を連想して”波止場ブルー”と名付けられたとか。

波止場といえば、今も昔もド演歌の定番だが、”波止場ブルー”ってどんな色なの?興味
がわかないでもない。使ってみると、エナメルブルーにほぼ近かった。

わたしは、もともとインクならブルースカイの色が好きだった。いつもブルースカイを使っていた。しかし、いつの頃からかブルースカイは店頭から姿を絶った。
最近ではブルーブラックか、ブラックしか見かけなくなった。それもほんの僅かのインク瓶が、遠慮がちに店奥の棚で埃をかぶっている。

このテンポの速い時代に、インキだの万年筆だの、ダサイというか,全くバカバカシイと思うひとが多い。
いつしか忘れられて「インキって何なの?」と言われそう。

空の青、海の青は神秘と憧れの感情を起こさせる・・・

そう。誰かさんがいったっけ。

取り立てて調べたわけではないけれど、概して血液型が<B型>のひとは、とかく
"青"を好む。"ブルー"が好きである。
これにはなんの根拠もない。
たとえば、野球でポジションを交代した選手のところへボールがよく飛んでくるのと
同じなんです。不思議ですよね(笑)。

 かく言う、わたしも<B型>人間である。 

 
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