このブログを打ち込んでいるパソコンをおいている机は窓に面している。
顔を上げれば窓外に田んぼと崖面が見えるのである。
その窓に夜な夜なヤモリが現れるのである。
おそらく、昼間はサッシ枠の隙間かどこかに潜んでいて夜になると這い出てきては、
白い腹をこちらに見せてじっと窓の外側のガラスにへばりついている。
最初に見つけたときには、少々ビックリしたが、こうも毎晩姿を見せると、
馴染んでくるもので、逆に姿を見せない晩にはちーと心配だったりする。
こいつがまたノロマというか、もともとの習性をよくは知らないのではっきりしたことは言えないが、
顔のすぐ上を小さな蛾がブンブン飛んでいるのにじっとしとるのである。
喰らい付くかと思ってじっと見ているのだが、蛾におちょくられているかのように頭の周りを飛ばれても何の反応もない。
全くもって面白くない。
弱肉強食というか野生の厳しさを見せ付けろ、と期待しているのになんともふがいないヤツなのである。
ひょっとしてヤモリは蛾を喰わないのかもしれない、と思ってその筋のサイトを見たら、ヤモリもちゃんと小昆虫を喰うと書いてある。
頼むから早くパクっとやるとこを見せて、すっきりさせてくれ、という心境なのだ。
PS
よぽ様:どんなに文明が発展しようと、人間の食の根源は不変だと思うのです。
マルチビタミン、ドリンクいろいろあるのに、一方でグルメは廃れないのだ。