天気予報では「台風!台風!」と言っているが、広島では、昨日の雨は激しかったものの、
本日は、曇り少し雨、夜になって少し風。
それでも用心して、家の外に置いているもので風に飛ばされそうなものは片付けたのだ。
何を作るつもりだったのか”ゴボウ”があったので、鴨肉を合わせて柳川風に仕立ててみた。
作り方はいたって簡単なのだが、難しいのは、出汁である。
甘過ぎず辛過ぎずのちょうどええ塩梅の出汁に調製するのが、面白い。
ゴボウを7~8センチに切り、外側をたわしでゴシゴシと洗い、ピューラーでささがきにする。
薄手の鍋にゴボウを入れ、鴨肉を載せて、出汁をかけて煮る。
火が通ったところで、溶き卵を回し掛けて火を止めて蓋して余熱で卵をふんわりと。
二日連続で作った。
市販の味つき出汁に味醂やら酒やらを混ぜて調製するのだが、
「これだ」という味にするのはあと2回くらいは、家族に試食させて反応を見なくてはいけない。
ただ、灰汁(アク)の強いゴボウだが、煮るとけっこうどういう味にも染まってくれて、
それでいて、そこそこエエ味と歯応えを出してくれるから、意外と可愛いヤツなのである。
出汁が残れば、うどんを入れて煮てもいいし、ご飯を入れておじや風にしてもいいし、やはり「和」の広がりは素晴らしい。