団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

高齢者の経済格差と老後の生きかた

2024年04月22日 | 老後のお金

現在高齢者(3623万人)の経済格差は2:8:2の3段階に

かれると言われてる、最初の2割が富裕層で悠々自適で全く不

し、次の6割が中間層であるが不安を抱えてる、最後の2割

がボトムの困窮者で明日の生活も困る層である。

 

現在の高齢者は医療の進歩もあり元気で定年退職後をアクティブ

行動する人が増えてるのも事実である、その分交際費もかかり

生活圧迫している、一番恐いのは病気になることと浪費癖と言

われてる、さらに住宅ローンの返済を抱えてれば苦しいのは当然

である。

 

やはり収入が減るのであれば2割の富裕層以外は生活レベルの見

が必要だろう、そして経済格差が変わらないのであれば、せ

めて生き方は前向きに生きたいものだ、そして限られた条件の

で楽しみや幸福を感じる生活を見つけ出すことこそ老後の

で大切だと思っている。

 


高齢者が抱えるお金の不安

2024年03月21日 | 老後のお金

高齢者が抱える不安のなかで健康、そしてお金と答える人が圧

倒的に多い、特にお金については、いつまで生きるかわからな

いだけに難しい問題である。

 

生きていくためにお金は必要である、お金は生活に必要なもの、

食べ物、住居、医療、趣味、旅行とお金があれば解決できるこ

とが多いし、お金があれば不幸をある程度回避できることも確

かである、そして高齢者にとっての収入は働かない限り大半の

人は公的年金が収入源である。

 

さらに老後は若い頃と違った出費も覚悟しなければならない、

予期せぬ病気で医療費が増えたり、老親の介護の問題、家のリ

フォームの問題、そしてなんといっても自分や配偶者が介護状

態になったらどうするか、自宅介護か、それとも高齢者施設か、

その費用は年金だけでは無理だから貯金を取り崩すしかないが

どれだけかかるのだろうかという不安は当然ある、そう考える

と老後に抱える不安のなかでお金の問題は重要であることは間

違いない。


高齢世帯の平均貯蓄2414万円は本当だろうか?

2024年03月17日 | 老後のお金

高齢世帯(二人以上の世帯)の平均貯蓄2414万円と発表さ

れたが「老000万円問題」では老後に2000万円が必

要といわれるけに、この数字を見ると高齢者は裕福なんだ、

老後は安泰なだと若い世代は思うかもしれない。

 

しかしこの2414万円は貯蓄額の高い世帯によって引き上げ

られている、1億以上の貯蓄額の高齢者が約2割いる一方、4

00万円未満も約2割いるのが現状である、現に中央値(貯蓄

額の低い世帯から高い世帯へ順番に並べた際に中央に位置する

世帯の値)は1677万円だった、平均よりかなり乖離してる

が現実はもっと低いと思う、というのは一人暮らしの630

人は除外されているからだ。

 

少数の高齢者が富の多くを占めている一握りの富裕層が全体

数字を押し上げてる高齢者の実態、まるでビジネスの場でよ

いわれる80対20の法則にあてはまる、全体の20%の人

80%のお金を所有してるというパレードの法則である、だ

ら多くの高齢者は高齢世帯の平均貯蓄2414万円は本当

うか?と思うだろう。

 


遺族年金の存在は大きかった

2024年03月08日 | 老後のお金

生きていくためにはお金は必要だし大切である、特に老後は若

い頃と違った出費も覚悟しなければならない、予期せぬ病気で

医療費の負担が増えたり、老親の問題、家のリフォーム等お金

の問題は重要である。

 

私の母が認知症になり要介護4の判定、私自身県外にいるだけ

に母を引取ることを提案したものの母は住み慣れた土地を離れ

たくない、結局遺族年金と貯金で介護付き有料老人ホームに入

居した。

 

もし遺族年金がなかったら、在宅介護で私が同居するしかなか

ったかもしれない、そう考えると遺族年金があったことに救わ

れたことは確かである、遺族年金だけでは十分ではなく持ち出

しはあったものの、父が遺してくれた遺族年金の存在は大きか

った。

 


貯蓄も年金もない70代の義父母

2023年12月29日 | 老後のお金

妻の兄夫婦と同居する70代の義父母は貯蓄も年金もなく二人

の老後が心配です、義父は1年ほど前に認知症と診断され要介

3です、義理の兄と義父母の折り合いが悪いため現在ディサ

ービス費などで月5万円を援助してます、ただ介護施設入居と

なると月20万円、自分たちの老後や子供たちのことを考える

ととても無理、どうしたらこの難局を乗り越えられるでしょう

かとういう50代男性の人生相談である。

 

物心共に老父母を支え介護しるのはまことに尊いですが次の世

代の生活や育成を犠牲にしない範囲でと思ってます、それより

もお子さんの将来、ご自分の老後を考えて下さい、そして要介

3であれば特別養護老人ホームへの入所を申請してください

という回答者のアドバイスだった。

 

貯蓄も年金もなく要介護3の義父、かなり厳しい状況で実の息

(義父)と娘(投稿者の妻)はどう考えてるのでしょうか?

介護問題は間違いなくお金がからみます、特養であっても15

万円前後の費用は必要でここは家族全員で話しあうことが先決

一人で抱える問題ではないはずです。


お金がなくても楽しく暮らす秘訣は

2023年11月27日 | 老後のお金

お金は生活に必要なもの、お金があれば幸せになれると思って

る人は多い、お金があればもっと楽なのにということはあるし、

お金があれば人生の大半の問題は解決することも確かである。

 

お金がない人にとってお金さえあれば幸せなにのにと思うだろ

うし一方、お金持ちの人はもっと欲しいと思うだろう、しかし

人間はお金に比例して幸せになるわけではない、だから人がう

らやむような生活をしていても、その人の心が幸せとは限らな

いし、逆にはたから見て貧しくて不幸に見える生活をしていて

も心が幸せな人が現実にはいる。

 

そう考えるとお金がなくても楽しく暮らす秘訣は他人と自分を

比べないことのような気がする、そのためには自分の価値基準

をはっきり持って生きることが大切だと思っている。

 


70代夫婦の年金生活は月26万円

2023年10月15日 | 老後のお金

ある雑誌に掲載された70代夫婦の年金生活に注目した、夫78

歳、妻71歳、現在夫婦でマンション暮らしである、年金収入が

夫の厚生年金が21万円、妻の国民年金が5万円、合計で26万

円である。

 

1ヵ月の家計簿を見ると支出が31万円、その中で税・社会保険

料が5万円、住居費のなかでマンション暮らしのため管理修繕積

立金が4万円と大きい、さらに車を所有してるので駐車場、ガソ

リン代で1万5千円、そして娯楽費が5万円、この中には旅行の

予算を入れてる、不足分の5万円は貯金を取り崩している。

 

そのほかに大きな支出として3年間で両親の遠距離介護費用(両

親の入退院、リハビリ、介護施設選び等)が300万円、台所の

リフォーム代で200万円については貯金を取り崩している、こ

う見ると定年退職した平均的なご夫婦で年金生活者としては恵ま

れてるといえる、旅行が楽しみというご夫婦、両親の介護も終わ

り、これから娘さん家族との交流も楽しみかもしれない。

 


高齢者は年金だけでは暮らせない現実を知っている

2023年10月12日 | 老後のお金

高齢夫婦の場合、公的年金だけでは毎月の赤字額が5万円、30

年で約2千万円の金融資産の取り崩しが必要となるいう金融庁の

報告内容、いわゆる老後資金2千万円問題が4年前論議を呼んだ。

 

30年で2千万円不足になるという報告はあきらかに乱暴すぎる

し案の定国民に不安と誤解を与えた、個人の貯蓄、就労、家族構

成など総合的な判断が欠落しており、いかにも有識者の机上の計

算だった。

 

毎月の赤字額が5万円の根拠は公的年金の収入が月額22万円、

支出が27万円で月5万円が不足するというものである、しか

高齢者3619万人の6割の人が月額10万円未満の低年金

か受給してないのが実態である。

 

さらに70歳以上で金融資非保有が31%、さらに500万

円未満となると約半数である、金融庁の出したモデルケースと

乖離してる高齢者がいかに多いかということである、年金だけ

では暮らせない現実を知ってるのは有識者ではなく年生活者

であることは間違いない。

 

 


先立つものがないというシニア女性の声

2023年09月01日 | 老後のお金

お金は必要なもの、お金があればもっと楽なのにという場面は

結構あるし、お金があれば人生の大体の問題は解決することは

間違いない、実際生活レベルをダウンサイズしても予期せぬ出

費は必ずでてくる、そんなとき、もっとお金があったらと思う

のは当然な気がする、そこでシニア女性の悩みのなかでお金の

悩みの声を集めてみた。

 

■夫が退職金と解約した企業年金を酒と女性に使ってしまった

ため80歳まで住宅ローンがある、息をする限り払い続けなけ

ればならない(74歳)

 

■自営業だったので年金は夫婦合わせて15万円、家のローン

もまだあり夫の介護に月4万円はかかる、青息吐息です

(79歳)

 

■38歳で出産したので、あと10年は教育資金がかかる、夫

の会社はコロナの煽りを受けて不景気だし私たちの老後のこと

で娘の負担になりたくないと思っている(51歳)

 

■50代の時夫婦で田舎暮らしを楽しもうと決意、年金生活だ

けでは心許ないので民泊や農業収入で生活している、今はコロ

ナ禍で民泊を運営できず暮らしは厳しい(69歳)

 

 


70代単身世帯の平均貯蓄額は1400万円!?

2023年08月19日 | 老後のお金

ある調査によると70代単身世帯の平均貯蓄は1400万円、

しかし中央値(金融資産の保有額を少ない順、もしくは多い順

に並べた際に全体の真ん中に来る金額)480万、実態に近い

のがこの中央値といえる。

 

現在高齢世帯の30%が単身世帯である、そのなかで70歳以

上で金融資産非保有が30%、さらに500万円未満となると

約半数といわれてる、そして公的年金受給者の約6割が月額1

0万円未満が現実である。

 

そう考えると70代の平均貯蓄額1400万円は2割の富裕層

が平均を押し上げてるといえる、残り少ない人生70代でなん

とか生活してるのは十分な年金収入がるからではなく老後資金

を貯めてきたからだ。