団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

国内富裕層150万世帯受難の時代というけれど

2023年08月05日 | 老後のお金

日本の人口は1億2475万2千人、世帯数は5822万世帯、

その中で金融資産保有額(預貯金、株式、債券、投資信託、一

時払い生命保険、年金保険など)が5億円の超富裕層が9万世

帯、1億円以上5億円未満の富裕層が140万世帯、合計で1

49万世帯が日本の富裕層の実態である。(2022年の調査

データ)

 

2017年の5年前と比較してみると5億円超の超富裕層は7.

3万世帯、1億円以上5億円未満の富裕層は114万世帯と5

年間で富裕層がが増えている。

 

これは週刊東洋経済の「富裕層のリアル」から抜粋したデータ

である、2%とはいえ金持ちと言われてる人が多い、さらに東

京都に限ると超富裕層が250人、富裕層が29万人もいる、

これは世界の都市でニュヨークに次いで第2位である。

 

本書では国内150万世帯受難の時代と書かれており、内容は

富裕層が陥ったハイリスク運用の罠、海外債券で2.4兆円の

損失、多くの富裕層が飛びつくように購入したものの一転して

紙屑になったいうものである、しかし金持ちだからできたこと、

現在株高であり逆に資産を増やしてる富裕層が多いのではない

かと思うのは私だけではないはずである。


お金持ちが幸福というわけでもない

2023年07月18日 | 老後のお金

齢をとってから資産を増やすのは難しい、例えば70代、80

代で資産を増やしてるのは不動産収入や有価証券などを持つ一

部の富裕層である、そういう意味では働かない限り60代で資

産の格差は固定するような気がする。

 

ただ幸福論の決定的な間違いは「あの人はこれだけ恵まれてい

るから幸福なんだ」と言われてるように富や名誉もすべて手に

入れた人が満ち足りてるかというと、必ずしもそうではない。

 

悩みは経済的な豊かさとは関係ない、お金は大切だけれど、い

くらお金があっても最後は死んでしまう、それだけは平等であ

ことは確かである。


お金は必要で大切なものだけど

2023年03月29日 | 老後のお金

生きていくためにお金は必要である、お金は生活に必要な

の、食べ物、住居、医療、趣味、旅行とお金があれば解決

きることが多いしお金があれば不幸をある程度回避できる

とも確かである。

 

お金があることでぜいたくをする、そして生活するためのお

が十分あっても、もっと欲しくなる、際限なく欲しいと思

う人だっている、そしていつのまにか生きるための手段にす

ぎないお金が生きる目的になってしまうことだってある。

 

そう考えると生きていくためにお金は必要だで大切なものだ

けど、れで幸福かというと必ずしもそうではない、生活は

お金で買うことができるけれど幸福はお金で買うことができ

るとは言い切れない、幸福はその人自身の考え方、その人自

身の心のありようだという先人の言葉は本当のような気がす


老後の生活費はどれぐらいかかるだろうか?

2023年01月07日 | 老後のお金

老後の生活費はどれくらいかかるだろうか?リタイヤした人にと

重要な問題である、夫が65歳以上、妻60歳以上の夫婦

の無職世帯では毎月の支出が平均24万円、一方年金などの

から税、社会保険料を除いた可処分所得は平均で月約18万

円、月6万円の赤字、これが一般的な年金生活者の例だと言われ

てる。

 

 

この不足分は働いて補うか預金を取り崩すしかない、又支出に関

ては例えば自宅が一軒家の場合とマンションの場合で違ってく

る、マンションの場合は月々の管理費、修繕積立金、車があれば

駐車料金がかかる、また資産(預貯金、有価証券)状況もかなり

影響してくる。

 

 

高齢者の貯蓄調査では貯蓄2000万円以上が18%の反面、貯

500万円以下が40%という結果が出ている、いわゆるシニ

ア間の格差が指摘されている、年金に関しては国民年金の受給の

人が30%もいる、やはり総合的な判断が必要だと思う。

 

 

ただ年金生活者の心得としては働いていた時と同じ生活レベルを

持するのは難しいので生活レベルを見直すことは必要だと思う、

年後であっても現役時代と同じつきあいをしてる人、子供にお

金がかかる人、孫が大勢いてお金がかかる人、ギャンブル好きな

人、趣味にお金をかける人、人それぞれ違う、そして予期せぬ出

費があるかもしれない、いつまで生きるかわからないだけに難し

い問題である。


高齢世帯の経済格差は広がっている

2022年12月01日 | 老後のお金

高齢世帯のの収入の約7割が年金収入である、そして平均総所得

は303万円、ただこの数字は2割の超富裕層の所得が押し上げ

てるだけで実態はもっと低いのが現状である、その証拠に年金収

入50万以下の生活苦の高齢者が全体の約2割もいる。

 

なぜこのように経済格差が起きたのだろうか?一番目に考えられ

るのは職業である、就いた職業によって財産や年金に表われる、

2番目は親からの財産、現在富裕層と呼ばれる人の中には少なか

らず親からの遺産で豊かになった人がいることは確かである、そ

して3番目は結婚、もし夫婦が働き続ければその差はどんどん開

いていく。

 

ただこの3つの要因は一般的なもので家族構成、そして家族の急

病、親の介護で離職、リストラなどで収入が激減、最悪の場合、

ゼロになってしまえば家計は破綻することだってある、そう考え

るとお金の心配もなく暮らせるのは2割の超富裕層だけで、それ

け高齢世帯の経済格差は広がってるのが現実である。

 


お金があれば解決する問題は多いけれど

2022年10月28日 | 老後のお金

お金は生活に必要なもの、お金があれば幸せになれると思ってる人

は多い、お金があればもっと楽なのにということはあるし、お金が

あれば人生の大半の問題は解決することも確かである。

 

お金がない人にとってお金さえあれば幸せなにのにと思うだろうし

一方、お金持ちの人はもっと欲しいと思うだろう、しかし人間はお

に比例して幸せになるわけではない、だから人がうらやむような

生活をしていても、その人の心が幸せとは限らないし、逆にはたか

ら見て貧しくて不幸に見える生活をしていても心が幸せな人が現実

にはいる。

 

そう考えるとお金がなくても楽しく暮らす秘訣は他人と自分を比べ

ないことのような気がする、そのためには自分の価値基準をはっき

り持って生きることが大切だと思っている。

 


70代はお金の不安を感じている

2022年09月28日 | 老後のお金

70代の半数以上の人は仕事をリタイヤして老後生活を送って

いる、収入の約7割は年金収入、そして将来の不安として康、

お金と答える人が圧倒的に多い。

 

実際70代の金融資産(二人以上世帯)を調べてみると平均値

は1230万円、中央値(資産の低い順に並べて丁度真ん中に

くる値)では1000万円である、それでも金融資産非保有が

18%、5人に1人が預金もない状態である、それなのに中央

値の1000万円は高い、それは一部の富裕層(約2割)が全

体の数字を押し上げているからある。

 

実際お金があれば不幸を回避できることは確かである、老親の

介護の問題、自分や配偶者の介護の問題、家のリフォームの問

題など70代にとってお金は減ることはあっても増えることは

ない、実際悠々自適といわれる2割の富裕層を除くと70代は

お金の不安を感じていることは確かである。

 


ひとり暮らしの高齢者が貧しいというのは本当だろうか?

2022年08月04日 | 老後のお金

現在一人暮らしの高齢者は630万人(男性230万人、女性4

00万人)と5人に1人が一人暮らしである、また高齢の一人暮

らしの相対的貧困率(収入から税・社会保険料を引いた手取り額

が10万円以下)が男性230万人のうち38%、女性400万

人の52%と非常に高い、さらに生活保護受給の162万世帯の

約半分が高齢世帯である。

 

実際高齢者の無年金者は90万人、低年金者も含めると600万

人と言われてる、そのなかで女性のひとり暮らしの3割の人の年

金受給額が月3万~4万円である、昔は国民年金しかない自営業、

特に農家世帯が高く低年金、無年金の人が多かった。

 

夫が亡くなれば国民年金しか加入してないので遺族年金もでない、

本人が年金未加入だと無年金で困窮してしまう、しかし一人暮ら

しの高齢者の資産状況がわからない、実際年金が月3万円でも預

貯金が5千万円もあり有料老人ホームに入居してる高齢者もいる

だけに必ずしもデータだけでは判断できない、だから一人暮らし

の高齢者が貧しいとうのは本当だろうか?と思ったりする。


高齢者が抱えるお金の不安

2022年06月19日 | 老後のお金

高齢者が抱える不安のなかで健康、そしてお金と答える人が圧

倒的に多い、特にお金については、いつまで生きるかわからな

いだけに難しい問題である。

 

生きていくためにお金は必要である、お金は生活に必要なもの、

食べ物、住居、医療、趣味、旅行とお金があれば解決できるこ

とが多いし、お金があれば不幸をある程度回避できることも確

である、そして高齢者にとっての収入は働かない限り大半の

は公的年金が収入源である。

 

さらに老後は若い頃と違った出費も覚悟しなければならない、

予期せぬ病気で医療費が増えたり、老親の介護の問題、家の

フォームの問題、そしてなんといっても自分や配偶者が介護

態になったらどうするか、自宅介護か、それとも高齢者施設か、

その費用は年金だけでは無理だから貯金を取り崩すしかないが

どれだけかかるのだろうかという不安は当然あるそう考える

と老後に抱える不安のなかでお金の問題は重要であることは間

違いない。


高齢世帯の平均貯蓄2430万円は本当だろうか?

2022年06月05日 | 老後のお金

高齢世帯の平均貯蓄2430万円という数字に注目した「老

2000万円問題」では老後に2000万円が必要といわれる

だけに、この数字を見ると高齢者は裕福なんだ、老後は安泰な

んだと若い世代は思うかもしれない。

 

しかしこの2430万円は貯蓄額の高い世帯によって引き上げ

られている、1億以上の貯蓄額の高齢者が約2割いる一方、4

00万円未満も約2割いるのが現状である、現に中央値(貯蓄

額の低い世帯から高い世帯へ順番に並べた際に中央に位置する

世帯の値)は1547万円だった、平均よりかなり乖離してる

が現実はもっと低いと思う、というのは一人暮らしの500

人は除外されているからだ。

 

少数の高齢者が富の多くを占めている、一握りの富裕層が全体

の数字を押し上げてる高齢者の実態、まるでビジネスの場でよ

くいわれる80対20の法則にあてはまる、全体の20%の人

が80%のお金を所有してるというパレードの法則である、だ

から多くの高齢者は高齢世帯の平均貯蓄2430万円は本当

だろうか?と思うだろう。