団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

高齢者の暴力事件に思うこと

2018年08月08日 | 老後の生き方

「万引きを注意された77歳の男が逆上」

「電車やバスの車内でケンカ腰にふるまう」

「無抵抗の店員へ罵声を浴びせ暴れる」

 

キレた高齢者の暴行事件が続出してる、昔は老人といえば無害な

弱者というイメージがあったが現代ではそうでもないようだ、一

般刑法犯における65歳以上の検挙人員が4万7千人と他の年齢

層を抑えて3年連続トップである。

 

高齢者が増えてるのだから単純に犯罪の数が増えてるわけでもな

い、20年前と比較して検挙人員は約4倍、人口構成比では約2

倍と高齢化率をはるかにしのぐ実態である。

 

なぜだろうか?齢をとれば脳の前頭葉が縮んでくる、衰えると物

事の決めつけが激しくなる、しかし人間は多面性を抱えた生き物、

相手の応対や状況しだいで変化するもの、例えば病院で予約して

るのに何時間も待たされる、飲食店で店員の対応が悪い等同情す

る面もある、ただ暴言、暴力はいけない、そういう時こそ強い自

制心が必要だと思う。