「万引きを注意された77歳の男が逆上」
「電車やバスの車内でケンカ腰にふるまう」
「無抵抗の店員へ罵声を浴びせ暴れる」
キレた高齢者の暴行事件が続出してる、昔は老人といえば無害な
弱者というイメージがあったが現代ではそうでもないようだ、一
般刑法犯における65歳以上の検挙人員が4万7千人と他の年齢
層を抑えて3年連続トップである。
高齢者が増えてるのだから単純に犯罪の数が増えてるわけでもな
い、20年前と比較して検挙人員は約4倍、人口構成比では約2
倍と高齢化率をはるかにしのぐ実態である。
なぜだろうか?齢をとれば脳の前頭葉が縮んでくる、衰えると物
事の決めつけが激しくなる、しかし人間は多面性を抱えた生き物、
相手の応対や状況しだいで変化するもの、例えば病院で予約して
るのに何時間も待たされる、飲食店で店員の対応が悪い等同情す
る面もある、ただ暴言、暴力はいけない、そういう時こそ強い自
制心が必要だと思う。