団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

老後の「きょうだいリスク」はなぜ起こるか?

2024年03月30日 | 老後の生き方

同じ家に生まれたきょうだいでも進む道はそれぞれ、齢を重ね

につれて生き方や価値観の違いが大きくなるなか、親の老い

とともに介護や相続という問題が生じてくる。

 

さらに収入や金銭感覚の差などお金をめぐる問題できょうだい

もめるケースがある、特に「親の介護を誰にするか」は深刻

な問題である、そしてきょうだいの争いの火種として挙げられ

るのはお金の貸し借り、遺産相続、親の介護問題であり下記の

ような事例がある。

 

 

■妹に100万円貸したが返ってこない、妹の年金が月5円だ

が返して欲しい旨の葉書を出したが返事がない(70歳主婦)

 

■二人姉妹で妹は母の介護もノータッチ、妹は結婚以来夫の影響

人格が変わってしまった、今では絶縁状態(58歳パート)

 

■弟が認知症の母に書かせた遺言書を怪しく思ったけど揉めたく

から従った、それなのに形見分けも法要の通知も一切ない

(6歳主婦)

 

この「きょうだいリスク」の問題点を考えると昔どんなに仲が

かったきょうだいでも違う人生を歩むうちに物の見方や考え

方も違ってくる、悲しいことにきょうだいよりも自分、そして

今いる家族のほうが大切になることがきょうだいのもめごとが

起こる要因かもしれない。