生き方が難しいのはいつの時代も同じ、人間はその中でどれだ
け精神的な余裕を持てるかをいつも試されてるような気がする、
又私達はいい条件がそろえば幸福になれるという錯覚がある。
ある面、一理あるのだが必ずしもそうではない、苦しみの質は
人それぞれ違う、物質的には豊かで満たされていても幸せを感
じられない多くの人がいることも確かである。
実際100%の幸せなどありえない、幸せは常に断片として現
れるものだ、それこそ丸ごとの幸せ、なにからなにまで幸せと
いった状態は幻想かもしれない。
明日の保証を手にしている人など一人もいないし、今日は元気
で安定していても明日のことは誰にもわからない、だから人の
一生は最後までわからないと思って残された人生を生きるしか
ない。