団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

高齢者が抱えるお金の不安

2024年03月21日 | 老後のお金

高齢者が抱える不安のなかで健康、そしてお金と答える人が圧

倒的に多い、特にお金については、いつまで生きるかわからな

いだけに難しい問題である。

 

生きていくためにお金は必要である、お金は生活に必要なもの、

食べ物、住居、医療、趣味、旅行とお金があれば解決できるこ

とが多いし、お金があれば不幸をある程度回避できることも確

かである、そして高齢者にとっての収入は働かない限り大半の

人は公的年金が収入源である。

 

さらに老後は若い頃と違った出費も覚悟しなければならない、

予期せぬ病気で医療費が増えたり、老親の介護の問題、家のリ

フォームの問題、そしてなんといっても自分や配偶者が介護状

態になったらどうするか、自宅介護か、それとも高齢者施設か、

その費用は年金だけでは無理だから貯金を取り崩すしかないが

どれだけかかるのだろうかという不安は当然ある、そう考える

と老後に抱える不安のなかでお金の問題は重要であることは間

違いない。


シニア女性友だちづきあいの変化は

2024年03月20日 | 人間関係

婦人公論の特集「友だちづきあいは細く長く自由に」で年齢

ともにつきあい方はどう変わったか?という読者アンケート調

査の結果が掲載されていた、子育ての終了、親の介護、夫と

死別、人生後半、さまざまな転換期を迎えるなかで友だちづき

あいも今の自分に合わせた価値観で変化していくのが読み取

る内容であった。

 

■人生の残り時間も意識するようになり、物も人づきあいも無

理に増やすことは無いと考えるようになった。

(60歳パート)

 

■一緒にいてエネルギーが磨り減る人とは会わない

(58歳主婦)

 

■去る者追わず

(56歳会社員)

 

■求めない、比べない、深入りはせず、淡々とマイペースにつ

 きあう

(70歳自営)

 

■生活環境や家族構成が似ているなど、ひとつでも共通点があ

る人と関係が続いている

(74歳無職)

 

■これからを楽しもうと考えられる友だちが残ったような気が

します

(72歳主婦)


78歳女性が後悔してることは年金の受け取りかた

2024年03月19日 | 年金

先日新聞の投稿記事で78歳女性の「調べる重要性、年金で痛

感」という記事に注目した、14年前ご主人が亡くなり遺族年

金の受給資格を得たので社会保険事務所に行って事情を話すと、

それまでの老齢年金と支給額は同じくらいと言われ変える必要

もないと思いそのままにした。

 

数年後、所得税や住民税がかかる老齢年金に比べ遺族年金は非

課税だと初めて知った、計算すると遺族年金にした方が給付額

が多かった、最初に遺族年金が非課税だと教えて欲しかったし、

大事な年金について自分が調べるべきだったことを後悔してる

という内容だった。

 

きっとこの女性は働いてた時期があり、老齢基礎年金と老齢厚

生年金の受給資格があったと思われる、ご主人が亡くなった場

合、ご主人の老齢厚生年金の3/4が遺族厚生年金として受給で

きるが奥様の老齢厚生年金かどちらかを選択できる、仮に遺族

厚生年金、奥様の老齢厚生年金ともに8万5千円だったとしよ

う、老齢基礎年金(満額6万5千円)と合わせると月額15万

円、遺族厚生年金は非課税なのでこのケースだと所得税、住民

税も取られない。

 

しかし遺族年金を選択しないとこのケースだと所得税(1万1

千円)住民税(3万2千円)合計で年間4万3千円徴収される

ことになる、14年間だと約60万、これからも生きてる限り

続いていく、今後の生活を考えると大きい損失である、それだ

けに新聞に投稿する後悔と怒りの気持ちが痛いほど伝わってく

る内容だった。


誰かに読んで欲しい、誰かに伝えたい

2024年03月18日 | ブログ

京都にある直指庵というお寺には悩みなどを自由に綴ってよい

ノートが置いてあって寺を訪れる多くの人がそこに文章を書い

て自分を見つめるそうです、これまで書かれたノートの冊数は

5千冊ほど。

 

誰が読むかわからないし、書いたからといってリアクションが

るわけでもない、それでも、それぞれの人が思いを言葉にし

て書いていく、書いた人には誰かに読んで欲しい、誰かに伝え

たいという気持ちもあるのだろうと思います。

 

これは作家の星野智幸氏が「言葉の力」と言うテーマで講演し

ときの内容である、私が共感できたのは私自身、自分の本心

を探りながらブログを通じて自分の人生観を伝える、それは誰

かに読んで欲しい、誰かに伝えたいという思いがあるからで、

お寺にあるノートに書く人と同じ気持ちで誰の心にもあるよう

な気がする。


高齢世帯の平均貯蓄2414万円は本当だろうか?

2024年03月17日 | 老後のお金

高齢世帯(二人以上の世帯)の平均貯蓄2414万円と発表さ

れたが「老000万円問題」では老後に2000万円が必

要といわれるけに、この数字を見ると高齢者は裕福なんだ、

老後は安泰なだと若い世代は思うかもしれない。

 

しかしこの2414万円は貯蓄額の高い世帯によって引き上げ

られている、1億以上の貯蓄額の高齢者が約2割いる一方、4

00万円未満も約2割いるのが現状である、現に中央値(貯蓄

額の低い世帯から高い世帯へ順番に並べた際に中央に位置する

世帯の値)は1677万円だった、平均よりかなり乖離してる

が現実はもっと低いと思う、というのは一人暮らしの630

人は除外されているからだ。

 

少数の高齢者が富の多くを占めている一握りの富裕層が全体

数字を押し上げてる高齢者の実態、まるでビジネスの場でよ

いわれる80対20の法則にあてはまる、全体の20%の人

80%のお金を所有してるというパレードの法則である、だ

ら多くの高齢者は高齢世帯の平均貯蓄2414万円は本当

うか?と思うだろう。

 


群れずにつながる生き方も悪くはない

2024年03月16日 | 生き方

会社という組織を離れると群れから孤立しているように見える

もしれない、しかし本人は自分自身でいられるという意味で

は案外、孤独を感じることはないものである。

 

私自身、定年退職して13年今はどこにも属さないしコロナ禍

この4年は人に会うことも激減した、たまにに会う知人、友

人とは、つかず離れずの関係、ほどよい距離感を保って相手の

人生に過度に立ち入らず相手が言いたくなさそうなことは聞か

ない、この姿勢は会社にいた頃も今も変わらない。

 

群れの価値観よりも自分の価値観を信じ、群れずにつながる、

は自分に一番しっくりしてるし、こんな生き方も悪くはない

っている。

 


年金生活者にとって思わぬ誤算とは

2024年03月15日 | 老後の生き方

現在年金生活を送ってる人たちの中には30代40代の時は中

流と思われる暮らしをしていたものの、齢を重ねるにつれどこ

かで思わぬ誤算が生じ、生活苦に陥っているケースがある、そ

れは本人だけなく親の問題、子供の問題も深く絡んでいる。

 

本人の問題としては会社の倒産、リストラ、離婚、親の問題と

しては介護、親と同居したものの親が無年金のため医療費、生

活費の負担増、子供の問題としては無職もしくは非正規のため

生活費の援助をしてる、離婚した娘が幼い子供を連れて同居し

たため生活費の負担増等である。

 


いずれも想定外といえるものである、そして本人に共通してる

のは低年金、預貯金が少ない、賃貸住宅に住んでる、住宅ロー

ンの残債がある等どれかに該当してる、そのため65歳を過ぎ

ても働かざるを得ないという状況に陥ってる、こう見ると高齢

者がお金持ちで悠々自適というのは一部の富裕層のことで、人

生には思わぬ誤算が待ちうけてるかわからないものである。

 


人間の一生について思うこと

2024年03月14日 | 老後の生き方

人間は必ず死ぬ、年をとってから死ぬのではない、生きている

限りすべての人は必ず死ぬ、それは明日かもしれないし、1年

後かもしれない。

 

人生100年時代突入と言われてるが実際100歳まで生きる

人がどれだけいるのだろうか?平均寿命はあくまでも平均でそ

の人が何歳まで生きるのかということはその時にならなければ

わからない。

 

私の母が晩年大腸がんで入院してたとき担当の医師に言われた

ものだ「もう元気ですから今月中に退院してください、あと1

年は大丈夫ですから」それから1週間後に亡くなった、それほ

どその人の寿命は本人も含め医師も誰もわからないものだ。

 

生きているものは必ず死ぬ、死ぬときはどんな人も孤独、そこ

には貧富の差もなければ社会的地位もない、ひとりで生きてひ

とりで苦しみそしてひとりで死んでいく、それが人間の一生だ

と思っている。


60代女性の悩みは「両隣に住む不快な女性たち」

2024年03月13日 | シニア女性の悩み

60代女性の悩みは両隣に住む同年代の女性たち、今の家に住

んで約30年、二人は私より後に転居してきました、一人はラ

イバル意識が強く意地悪で仲間外れにされるなど嫌な思いをし

てきました、もう一人は近所つきあいをしない人、ゴミ出しル

ールを守らず注意しても聞く耳を持たない、転居か我慢か悩ん

でますという投稿者の相談内容だった。

 

それについて回答者は住む家を選ぶことができますが近所に住

む人を選ぶことはできません、どうしても嫌なときは引っ越す

自由がありますが、そこにあなたと気の合う隣人がいるかどう

かは全くの賭けです、とかく賭けは外れる確率のほうが大きい

ものです、あなたのようにパートに出たり実家へ行ったりして

ストレスを発散するほうがいいと思います、そして老後資産保

持のため損得勘定を先行させましょう、感情より勘定ですとい

う内容だった。

 

確かに回答者のいうように気の合う隣人がいるかどうかは賭け

かもしれない、私が子供のころ住んでた地域で隣人同士が険悪

な関係になり、それぞれが我慢できず転居を考えた、そんな時、

分譲住宅の募集があり応募し抽選にあたって引っ越したら、

命のいたずらなのかまた隣人同士になったという笑えない出

事がありました、確かに近所つきあいは難しい、しかし経済

に余裕がある人は引っ越しできるもしれないが、やはり回答

がいうように感情より勘定を優先したほうが賢明のような気が

します。

 


ひとり暮らしシニア女性の貧困は深刻

2024年03月12日 | シニア女性

困窮した若年層女性の問題がクローズアップされる一方でさら

深刻といわれるのが死別や離別によって単身になったシニア

女性の貧困である。

 

現在生活保護を受けている世帯は約165万世帯、そのなかで

65歳以上の高齢世帯が半分以上を占めている、特に問題なの

身女性困窮と言われている。

 

経済的に追い詰められる背景としては収入が少ない、資産がな

い、家族や友人などの援助が期待できない、生活保護に抵抗が

ある、して配偶者との死別、離別、特に夫が自営業者の場合、

国民年み加入のため遺族年金が出ない、また本人も年金未

加入のため老の年金収入をあてにできないケースがあること

が困窮の原因で深刻な問題である