自民党若手のホープとされる小泉進次郎筆頭副幹事長の評価が、割れている。財務省の決裁文書改竄(かいざん)問題で、安倍晋三政権に苦言を重ねる態度が、世論の反発を和らげる「ガス抜き」と期待される一方、「獅子身中の虫」などと批判や警戒を巻き起こしているのだ。高い人気と発信力を伴った率直な物言いは、「もろ刃の剣」かもしれない。
「平成の政治史に残る大きな事件だ」「政府が国民全体にウソをついた。怒りを持って追及していく。与党も野党も、関係ない」
改竄問題をめぐる、進次郎氏の歯にきぬ着せぬ物言いは、激しさを増した。3月24日には、安倍昭恵首相夫人の証人喚問について、「みんな思うところはある」と含みを持たせた。
9月の総裁選で、進次郎氏との連携の可能性が指摘される石破茂元幹事長の周辺は「石破氏だけが政権に苦言を呈するのは、不健全だ。積極的に異論を発信してほしい」と歓迎する。
ジャーナリストの安積明子氏も「森友問題が長期化していることへの不満は、党内外で広がりつつある。進次郎氏の意見に留飲を下げる人は、多いのではないか」と肯定的にとらえている。
一方、改竄問題の逆風を受け、内閣支持率が大幅に下落するなかでの直言には「後ろから鉄砲を撃つのか」との批判がある。「総裁選で『反安倍』勢力に回るのでは」と警戒する向きもある。
官邸に近い議員は「与党議員は無責任なコメンテーターではない。批判だけなら誰にでもできる。彼は果たして、財務省が公表した資料を読み込んだうえで発言しているのか。傍観者として発言をしているようにも映る。党の将来を任せられるのか」と手厳しい。
「出る杭(くい)は打たれる」のが日本社会の風潮だが、「出ない杭は腐る」「出すぎた杭は打たれない」とも言われる。重要なのは、進次郎氏が政治家として本物かどうかだ。
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小泉進次郎氏の選挙応援演説には多くの国民が集まり、その人気の高さを証明しています。
その土地土地の方言や名物を演説に取り入れ、そんなところも人気の秘密がありそうです。
それ故、彼の発言の影響力は強いのですから、自民党議員との自覚を忘れないでもらいたいと思います。
ところが最近の小泉氏は安倍首相批判ととれる発言も多く、
石破氏と並び反安倍なのかと思わずにはいられません。
言い掛かりの様な森友問題にもマスコミ誘導で国民の間にも安倍首相批判が多くなっています。
この様な時こそ、真実は何かを述べ安倍批判を撥ねつけるべきだと思いますが
マスコミに同調するような発言で、石破茂氏と同様「後ろから鉄砲を撃つ」態度には
自民党議員の自覚があるのかと疑ってしまいます。
そんな進次郎氏に石破派内には「石破政権で進次郎を幹事長にすると表明すべきだ」と
気の早い意見もあるとか。
ところで昨日(2日)のプライムニュースで反町理氏が進次郎氏にインタビューしたそうですが
いつもの歯切れの良さはどこへやら、実に慎重でそして中身のない意見には少々驚きました。
はぐらかしているのか、予想外の質問で言葉を選び過ぎたのかわかりませんが。。。
https://twitter.com/YES777777777/status/980718201267937280
自由な意見を述べるのは議員としては許されますが、それにしても自民党議員である事
安倍政権だからこその支持率の高さを忘れたのかと思わずにはいられません。
その自覚と感謝をしていないから、予想外の質問にまともに答えられないのです。
自分の発言が支持率に影響を及ぼし、それがいつかは自分に跳ね返ってくるでしょう。
今後も安倍政権批判の発言をするなら、自民党を離党してからにしてもらいたいです。