【ソウル共同】韓国外務省報道官は21日、日本政府や国会の指導者らが靖国神社に供物を奉納したり参拝したりしたとして「深い憂慮と遺憾を表明する」との声明を発表した。春季例大祭に合わせ安倍晋三首相らが21日「真榊」と呼ばれる供物を奉納したことを念頭に置いた抗議とみられる。
声明は靖国神社が「過去の植民・侵奪と侵略戦争の歴史を美化している」と指摘。「(日本の指導者らに)過去の歴史に対する謙虚な省察と真摯な反省を通じて、周辺国と国際社会の信頼を得る努力をするよう促す」としている。
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河野太郎外相が韓国国立墓地を参拝。ここにはテロリストも祀られているらしいが。
それも新潟日赤センター爆破未遂事件の工作員12名が戦没者として祀られているところです。
未遂で終わっていますが、実行されていたら日本国内でのテロであり、
多くの日本人も巻き込まれた可能性もあります。
外交儀礼なのかもしれませんが、その様な墓地に参拝する外相の気持ちが理解できません。
それなら靖国神社春季例大祭に参拝すべきではないのかと思い、そしてちょっと期待もしていました。
しかし、その願いも虚しく、河野太郎氏の考えからは靖国参拝は有り得ない事のようです。
河野氏のブログ「ごまめの歯ぎしり」の記述では
中国政府がなぜ日本の首相が靖国参拝する事を抗議するのか、
その理由も知らずに議論するのはどうか、というような意見です。
それによると、
1972年9月の日中共同声明で、
日本は戦争を通じて中国国民に重大な損害を与えた事に責任を痛感し、深く反省する。
日本は戦争責任を受け止め反省した、だから中国は賠償を放棄した。
日中共同声明に責任のある首相、外相、官房長官という役職にあるものが参拝することは、共同声明の合意に反する。
中国政府は、日本政府に対し、A級戦犯が合祀されている靖国神社に、首相が参拝することは、日中間の合意を踏みにじる行為だ。
そう中国政府は考えていると。
時系列から考えると、河野太郎氏は勘違いしています。
日中共同声明は1972年。
靖国神社へのA級戦犯合祀は1978年で、1979年に朝日新聞が報道。
しかし中国が首相の靖国参拝を抗議し出したのは1985年です。
朝日新聞報道から6年の間大平首相、中曽根首相が計10回参拝しています。
1985年に首相の靖国参拝を朝日新聞が批判し、更に社会党の田辺氏が訪中して中国を煽り、
それ以降中国が首相の靖国参拝を批判し始めています。
ですから中国の批判は、朝日新聞の報道と社会党田辺氏の発言の影響だと思うのが妥当ではないでしょうか。
また韓国は2001年から批判し始めていますが、これは何が切っ掛けかよくわかりませんが
この年から小泉首相が毎年参拝しているのでこの事が関係あるかもしれません。
河野氏に期待していましたが、あまりにも中国寄りの意見に驚きました。
そう言えば、父親の河野洋平氏は朝日新聞を愛読していると聞いた事があります。
河野太郎氏も朝日新聞を信じ切っているのでしょう。
ただこの記事は2004.11.29の投稿なので今の考えはどうかわかりません。
でも・・・・・。ちょっとガッカリです。
それにしても韓国の日本批判にはウンザリです。内政干渉も甚だしいです。
また日本の政治家は歴史的事実を知り、何かと批判する特亜には毅然とした態度で臨んでもらいたいです。