元京都産業大学の教授が官邸への恨みつらみを述べていましたが
京都産業大は獣医学部新設についてどう思っているのでしょう。
確か獣医学部新設を断念した時の記者会見でも前向きな発言でした。
そこで大学としての考えを知りたくHPをのぞいてみました。(長いので一部抜粋)
https://www.kyoto-su.ac.jp/news/20170714_345_news.html
本学は2004年に獣医学部の設置を構想し、文部科学省に対して継続的に設置を求めてきましたが、告示等による規制のため進展しませんでした。そこで、京都府と連携し、2016年3月、この動物生命医科学科を母体として、同学科の強みである実験動物学と感染症を基盤とし、創薬等のライフサイエンス分野に特色を持つ獣医学部の開設を、京都府からの国家戦略特区への提案を通じて申請しました。しかし、2017年1月4日の内閣府および文部科学省告示を受けて、学校法人加計学園が獣医学部の設置を申請するに至りました。このことにより、我が国の獣医学教育を担う教員が少ない現状の中で、今後さらに申請しようとする大学にとっては、国際水準に資する教育を実施できる優秀な教員を確保することが極めて難しくなりました。
このような状況を踏まえ、本学は立ち止まることなく、速やかに総合生命科学部の改編による新学部設置の検討に着手しました。新しい学部は、獣医師を養成することはできませんが、獣医学部構想に含まれていた動物生命医科学科の特色を継承しつつ、生命システム学科、生命資源環境学科で実施されてきた優れた基礎研究を取り込んで、さらに魅力ある学部を設置することに至りました。
(中略)
本学は獣医学部構想については断念するものの、これまでの動物生命医科学科の特色を継承しつつ、本学がこれまでに築き上げてきたライフサイエンス研究の知見とノウハウを盛り込むことで、より魅力的な学部である生命科学部(仮称)を開設し、ライフサイエンスの分野における様々な課題に取り組むことで、社会に貢献してまいります。
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これが京都と愛媛の違いでしょうか。
それだけ大都市から離れた自治体は疲弊し、何とか人口減に歯止めをかけ
そして地域の発展を強く願っているのです。
京都産業大は愛媛県ほど、獣医学部新設には執着していないようですし
今までの研究を継続しつつ、獣医学部とは違った将来を見越した学部新設を考えているようです。
実に前向きで建設的だと思います。
また京産大の記者会見では、産経新聞によると
開設時期が「京産大外し」につながったかとの認識を問われ、
「それはありません。告示を見て判断した。それだけであります」と答え、
昨年11月の国家戦略特区諮問会議の方針で「広域的な獣医師養成大学が存在しないところに限り新設可能」との条件が入ったことに関し
「不透明な決定という感触は」との質問には「ございません」と明言しています。
それを朝日新聞は加計学園が選ばれたのは意図的だ、とか
安倍首相の友達が理事長を務める加計学園が応募し選ばれたと捻じ曲げた記事を書いています。
https://www.asahi.com/articles/ASK7G7F6CK7GUBQU01Y.html
加計学園問題の何が問題なのか、
また誰が悪いのか、
そもそもは誰がこの問題を必要以上に大きくしたのか、
その理由は何なのか、をもっと考えたいです。
マスコミも左系野党も根本問題に目を瞑り、
ただただ安倍叩きを目的とし、国会を混乱させ
その為にテレビを利用しているとしか思えません。
政治家は悪くないのならもっと正々堂々としてもらいたい。
官僚も卑屈にならず、堂々として正義を貫いてもらいたい。
森友、日報、加計、また森友、日報、加計と野党は政権を批判しています。
現在、政権は窮地に立たされ、自民党もソワソワ、
保身と裏切りであちこちで持論を好き放題述べている議員もいます。
「まさかの時の友こそ真の友」「困った時に手を差し伸べる友こそ真の友」
よく言ったものです。
こんな時こそ、政権を支えるべきではありませんか。
後ろから弾を撃つような真似はしないでもらいたいです。
そんなに不満ならさっさと離党すればいいのです。
最近特にあの人や、この人の顔を思い浮かべて思います。
与野党、マスコミもこれ以上国会や世間を混乱させるのはやめてもらいたいものです。