沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で26日、中国海警局の「海警」4隻が日本の領海に侵入し、約1時間半航行した。尖閣諸島沖での中国公船の領海侵入は16日以来で、今年28回目。
第11管区海上保安本部(那覇市)によると、海警「1301」「1305」「2501」「14603」は午前10時〜同15分ごろ、久場島北北東の領海に侵入。同11時35〜50分ごろ同島西北西で領海を出た。
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尖閣諸島沖の領海に中国海警局の船が侵入しました。
領海侵入は今年28回目。
平均して月3回ぐらい領海に侵入しています。
今回も1隻は機関砲のようなものを搭載していたようです。
https://www.kaiho.mlit.go.jp/mission/senkaku/data_R_10.pdf
月に3回は少ないと思うかもしれません。
しかし領海に侵入しなくても接続水域には毎日の様に入域しています。
そして海上保安庁の巡視船は退去要求をするだけ。
こんな事で尖閣諸島を守り抜けるのかと思います。
ちょっとの隙で中国の漁船が尖閣諸島に接岸し、乗組員が上陸するかもわかりません。
また上陸を手助けする為に中国海警局の船が尖閣周辺を巡回しているとも考えられます。
こんな状態で尖閣諸島を守り抜けるのか疑問です。
上陸されたら最後、奪還するのは難しいですし、その場合銃撃戦もあるかもわかりません。
その都度、日本政府は抗議しているようですが、どれだけ中国に効いているのかと思います。
日常的に尖閣周辺に海警局の船が来ているのですから、日本の抗議などなんとも思っていないのでしょう。
先日の安倍総理と中国副主席との会談について、外務省のHPには
尖閣諸島等東シナ海を始めとする海洋・安全保障問題について,中国側の前向きな対応を改めて強く求めました。とありますが、20分の会談でどれだけ突っ込めたかは疑問です。
尖閣諸島を国有化して以来、尖閣周辺に来る中国公船はどんどん増え、あからさまになっています。
それでも来春には習近平国家主席を国賓として招きますが、それでいいのかです。
なぜ尖閣諸島に武装した不法上陸者に対応できる公務員を常駐させないのでしょう。
灯台や船着き場、通信施設などの整備をしないのでしょう。
上陸されてからでは遅いです。
自民党政権なら領土を守り抜く為の強い意志があると期待していました。
しかし、尖閣諸島を巡る現政権の対応にはガッカリです。
尖閣諸島だけでなく、その周辺の漁場を守り、石垣島等の漁民の生活を守る為に、
もっと積極的な方策を考えてもらいたいです。
2012年の自民党公約を忘れていません。
また現政権はこの公約を信じて投票した有権者の事を忘れないでもらいたいです。
https://jimin.jp-east-2.storage.api.nifcloud.com/pdf/j_file2012.pdf