クルーズ船から米国民退避=チャーター機、16日に日本着―新型肺炎
2020/02/15 21:56
米政府は15日、在日大使館を通じ、新型コロナウイルスの集団感染が発生し、横浜港に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から米国人の乗客乗員を退避させるため、チャーター機を日本に派遣すると発表した。大使館によると、チャーター機は16日夜に日本に到着する。
これに関して、ドイツ・ミュンヘンを訪問中の茂木敏充外相は15日午前(日本時間同日午後)、ポンペオ米国務長官と協議し、プリンセス号に乗船している米国人への対応を含め、日米で緊密に連携していくことで一致した。
日本外務省当局者は「公共交通機関を使うことは避けるなど、日本の一般市民と交ざらないような形で(米国の乗客には)チャーター機に乗っていただくよう調整している」と語った。
日米関係筋はチャーター機について、羽田空港から17日未明に出発する方向で最終調整中だと明らかにした。同機はカリフォルニア州の空軍基地に向かい、帰国した米国民らは14日間隔離される。
関係者は米政府の決定について、プリンセス号での集団感染への対応に苦慮する日本側を支援する意味もあると説明した。大使館も乗船中の米国人に電子メールで送った通知で、「米政府は、国民に負っている責務を果たすとともに、日本の医療システムにかかる負担を軽減するため、下船して帰国するよう米国民に勧める」と述べた。
通知によると、米国人の乗客乗員はプリンセス号からバスでチャーター機に移動し、ウイルスによる症状がないか検査を受ける。発症していて同機に乗れない人は、日本で治療することになるという。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによれば、プリンセス号には約380人の米国民と家族が乗船している。同船での集団感染については、米国でも連日報道されるなど高い関心を集めていた。
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武漢と同じことが横浜港に停泊中のクルーズ船でも起こっています。
違うのは発症したら医療機関で十分な医療を受けられることでしょうか。
ただ、これには日本の負担が大きいです。
ですから今回の米政府の動きにはありがたいです。
でも、もっと早く申し出て欲しかったです。
何といっても、このクルーズ船の運航会社は米国の会社です。
本来なら、もっとクルーズ船会社が積極的に動くべきではありませんか。
乗客には料金無料やら、次回も無料など大判振る舞いですが
日本の多大なる負担についてはどうするつもりなのでしょう。
また乗客はまだしも、乗員も退避させたら職場放棄です。
その後の船内のサービスは大丈夫なのでしょうか。
そもそもクルーズ船側の初期対応が悪すぎです。
香港の乗客が新型コロナに感染していたとわかった時点でそれなりの対応をすべきでした。
船内の消毒、船内でのイベントの中止、ブッフェ方式のレストランの封鎖。。。。
他には乗客個々の注意喚起に接客担当乗員の衛生管理の徹底等々。
それなりのマニュアルがあった筈なのに、殆ど何もしていませんでした。
日本政府はお人好し過ぎました。
横浜港停泊時に検疫と共に速やかに各乗客の本国に迎えに来ることを要請すべきでした。
もう今や、クルーズ船内はミニ武漢になりつつあります。
米国も自国民の退避後には2週間の隔離をするようですが、
船内で次々感染しているので、この2週間の隔離は当然です。
日本政府と言えば、何もかも後手後手で、手遅れ感が否めません。
検査後陰性なら下船を許可する様ですが、陰性でも陽性に変わることの多いこのウイルス。
果たしてこれでいいのかどうかと思いますが、現状では仕方ないのでしょう。
最早、打つ手なし、との印象が強いです。
クルーズ船は日本にとってはお荷物、そんな気もします。
もう諦めました。
日本中にこのウイルスが蔓延するのも時間の問題だとさえ思います。
あとは症状が軽いままで完治する事だけを祈るだけです。
日本の医療では武漢の様にはならないと信じたいです。
この調子だと、患者が少ない今のうちに感染した方がいいのかもわかりません。
医療機関が混乱する前に、ベッド数が足らなくなる前に感染するほうが幸せなのかも、
そんな気持ちです。