自民党の二階俊博幹事長は29日午前、来日中の中国の外交担当トップの楊潔篪(よう・けつち)共産党政治局員と東京都内で会談し、日中両国で感染が広がる新型コロナウイルスの収束に向けて協力していくことを確認した。

 楊氏は会談で、日本に防護服5千着とマスク10万枚を提供すると伝え、「双方の信頼関係はこういう困難があったからこそ深まっていく」と述べた。

 二階氏は「新型コロナウイルスが収束したときにはお礼の訪中をしたい」と応じた。

 日中両政府が4月上旬で調整している習近平国家主席の国賓としての来日については、話題に上がらなかったという。

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二階幹事長と訪日中の中国外交トップ楊潔篪さんが会談しました。

武漢ウイルスの収束について協力しよう、そして楊さんは防護服とマスクを提供すると。

でも、日本からも自治体、企業などから随分送っていますから。

それにこの混乱の元と言えば、中国。

武漢ウイルスの発生源はその名の通り、中国の都市  武漢です。

中国の隠蔽体質が世界中に混乱を招き、日本も被害者です。

 

流石親中派の二階さん。この騒ぎが収まったら訪中したいと。

今この時期に中国に伝える話ですか。

この時、二階さんは習主席の訪日については触れなかったそうですが、

昨日の茂木外相と楊氏の会談では次のように訪日の変更はないと言っています。

4 双方は,現時点で,習主席の訪日の予定に変更はないものの、・・・

茂木外務大臣と楊潔篪中国共産党中央政治局委員との会談1https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_008075.html

 

また茂木氏は26日も王毅外相との電話会談で

3 双方は,習近平国家主席の国賓訪日については,しっかり成果の上がる訪日とする必要があり

「王毅外相 茂木外相」の画像検索結果

https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_008018.html

中国外交のツートップそれぞれと茂木外相との会談。

どちらも「双方は」との前置きがありますが、国賓訪日の変更はないと公式に発表しています。

 

国賓としての招待です。

天皇皇后両陛下と面会するでしょうし、宮中晩餐会も開かれるでしょう。

4月に武漢ウイルスの流行は収まっていますか。

宮中晩餐会でウイルスがまき散らされたら、元も子もありません。 

そして中国の覇権主義は日本に対しても例外でもありませんし、人権問題もくすぶっています。

国賓としての価値はあるかどうかですし、中国はコロナウイルス騒ぎもあり世界から爪弾き状態。

そんな時の国賓訪日は国際社会からどう見られるか、

そして日本は中国に利用されそうなのが気がかりです。

 

ところで外交のトップは王毅外相だと思っていました。

でも楊潔篪さんの方が上だそうです。

今朝の青山繁晴議員のブログからの情報ですが。

『楊潔篪 ( ようけつち ) 中国共産党政治局員 ( 中国外交のトップ、王毅外相より上位 ) 』

その中にはもっと重要な事が書かれていました。

▼たとえば今朝の産経新聞朝刊の第二面に載っている、安倍総理と、来日中の楊潔篪 ( ようけつち ) 中国共産党政治局員 ( 中国外交のトップ、王毅外相より上位 ) の会談の写真、あるいは習近平国家主席の来日問題について「変更なし」という言葉を使った見出し、それらを見て、あぁ、安倍さんはこの期に及んで来日を強行するべく最終的な舵を切ったんだと思うひとは、少なくないでしょう。

▼実態は大きく違うと考えています。
 もちろん、ただ考えているだけではなく、水面下でのいくつかの直接交渉の結果も踏まえてのことです。
 まだ「こうなった」とは言えません。
 習主席の来日問題をめぐって、日中は実際には腹の探り合い、眼の奥の探り合いです。
 安倍政権は「こちらから延期や中止を言い出して中国に借りを作らない」という戦術を変えていません

 もう一度、申します。「こうなった」とは実態として言えません。
 ただ、安倍・楊会談の結果、少なくとも4月来日見送りの可能性は、会談前よりはいくらか増したとは、このブログという広く無条件で公開する情報であっても、言うことができます。

http://shiaoyama.com/essay/detail.php?id=1628

 

表に出る情報だけでは判断できない事はよくわかります。

ですから安倍政権の方針も可能性とあるでしょう。

ただ来日見送りの可能性が「いくらか増した」と、その可能性が低いと感じます。

 

因みに中国人入国拒否をすべきだとの主張も安倍政権に伝えているそうです。

ずっと以前からそう主張しているとか。

入国拒否が日本経済に与える影響も考え、中々踏み切れないと思います。

しかし、これだけ日本経済が混乱し、そして何より日本人の命が危機にさらされているのです。

私たちの命を守る事、その事を第一に考えれば中国人入国拒否は出来る筈です。

それにしても春節前に入国拒否をしていたらと悔やまれてなりません。

もう遅いかもわかりません。

しかし日本としての姿勢を国際社会に示す為にそれは必要でしょう。

既に日本は一部の国から汚染国だとみなされ始めています。

日に日に感染者が増えると、日本人入国拒否の国が増えるでしょう。

早い者勝ちではありませんが、一日も早い決断をしてもらいたいです。

中国人入国拒否と習主席訪日延期、これが与党支持者たちの願いです。(多分ですが)