TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

ひとりっこ

2016-02-16 15:32:40 | TABIと暮らす日々
今日は、お友達わんこを預かっている。

その子の飼い主夫婦が調停離婚の手続き中で、今日も調停員との面談に行って一日留守なのだ。奥さんのほうが我が家の近所にまだ住んでいるので、たまにこうしてうちで犬を預かっている。

彼らの子供達はもう成人して独立しているので、子供の養育に関しては話し合うことはない。しかし、犬をどうするのか?今の時代、犬も大切な家族の一員。夫婦が離婚するから、犬はどっかに捨ててこよう、というやり方は昔の話で、今は犬の養育も離婚の話し合いの場で持ち出されることが当たり前になってきている。

奥さんのほうは、犬を飼おうと言い出したのは夫の方なのだし、彼にも今後の獣医費用などの責任があると主張している。また、月に何回か週末だけでも夫のほうが犬を預かって、犬とのきずなを断ち切らないで欲しいと願っている。夫婦両方になついているのだし、この十年近くを一緒に暮らした家族なのだ。

しかし、夫のほうは「犬は一切関係ない」とにべもない。引き取るつもりも、たまに犬に会いに来るつもりも全くないと言う。

間に入ってかわいそうなのは、犬の方だ。

今日は犬用の豚骨スープをコトコト煮たので、TABIとこの子にたくさん食べさせてあげた。おなかいっぱいになって、スヤスヤ眠っている。またうちへおいでよ、美味しいもの作ってあげるよ。



スカーフェイス

2016-02-14 16:40:00 | TABIと暮らす日々
TABIが顔を咬まれてから8日目。



すっかりカサブタでおおわれ、全体的に傷がかなり小さくなった。
昨日グルーマーさんとこの予約で連れてってカットしてもらった際に、グルーマーさんにお願いして顔の毛も傷にふれない程度にうまくトリミングしてもらった。もうほとんど目立たない。ハチミツも、もう塗らなくていいみたい。

それはめでたしなのだが、今日は歩くときにびっこひいてる。
ベッドから飛び降りたときにすべって足を痛めたのかな、と思ったが、右後ろ足を持ち上げて歩いているので、拡大鏡でよく見てみた。

すると、中指にあたる爪から血が出ている。どうも、グルーマーさんとこで爪を切ってもらったときに血管を切ってしまったらしい。もちろん、止血はしてくれたんだろうけど、外を歩いてコンクリに爪が当たったりしてまた出血したみたい。そこで、Quick Stop(止血剤)を塗って血を止めた。

それにしても、なんか毎週土曜日に怪我で出血してるなんて、かわいそうなTABI(苦笑)


傷、その後

2016-02-10 14:57:51 | TABIと暮らす日々
ハチミツを塗り出して5日目。



日曜日くらいまでは出血があったが、その後はピタッと止まった。
カサブタができ始めている。

TABIは、ハチミツの味がすっかりお気に入り。
前足で顔をこすっては、足についたハチミツをペロペロ。


犬の耳

2016-02-05 16:10:55 | TABIと暮らす日々
犬のなかには、雷や花火の音に敏感でパニックになる子がいる。

お向かいの犬もそうで、建国記念日の夜は花火の音にびびって大変なため、毎年どこか花火の聞こえないところへ連れて行くのだそうだ。うちのTABIは、花火も雷も嵐もへっちゃら。花火は大好きで、花火の夜はよく人の集まる広場に連れて行ったものだ。

しかし、そんなTABIにも急所があった。
火災報知機のサイレンである。


これが報知器

昨年も一度、我が家の火災報知機の電池が切れた際にサイレンが鳴り出し、驚いたTABIがガレージのドアをすり抜けてとん走、しばらく行方不明になってしまったことがあった。トシをとって耳が遠くなったといっても、サイレンのような耳をつんざく音はちゃんと聞こえる。それにたぶん、私達人間には聞こえない音も聞こえているのだろう。

今朝も、早朝6時前に夫が出勤してからまたうちの火災報知機のサイレンが鳴り出した。電池は切れてないはずなのに?天井から取り外して確かめたかったが、我が家はなんせハイ・シーリングなので、ハシゴを使っても私にはとても届かない。仕方なく夫に電話をかけ、急遽帰宅してもらうことに。

私が電話している間も、TABIはハアハア荒い息をしながらあちこち駆けずり回っている。もう、「助けて!この世の終わりだ!」みたいなパニック状態。とても16歳の犬とは思えない、すごいスピード!私は、転んで怪我しないか冷や冷や。

そこで、バックヤードに出した。門が両方ともロックされてるのを確かめて(そうじゃないと脱走しちゃう)、とりあえず好きに走らせた。ざんざん降りの雨なので、私はレインコートを着て傘を持ち、TABIのあとを追う。外にいても、家の中でサイレンが鳴っているのが聞こえる。だけど、中にいるよりはマシ。近所の人は、一体なにやってるんだろう?、って思って見てたでしょうね(笑)

夫が帰宅、ようやく報知器を取り外してサイレンを止めた。
TABIは落ち着き、私はあたたかい骨スープを食べさせた。そしたら丸くなって眠ってしまった。やれやれ。

電池切れかと思ったが、そうではないらしく、夫は「これ、こわれてるよ」

この家は2007年に建てた家で、報知器は10年もつことになっている。こわれるはずないじゃない?でも、報知器を調べてみたら。。。


「2013年に新品と交換すること」

報知器の製造年が、2003年になってた!
これだから最近の住宅というのはよ。

近所の人の話しでは、建築業者は古い火災報知機を安く仕入れて、新築した家になにくわぬ顔で設置してしまう。最初の一年くらい動けばいいや、ってくらいの考えらしい。うちはまだいいほうで、よそではとんでもないガラクタを設置されて大変な目にあった人もいる。ま、カナダの建築業者なんて、そんなもんだ。

早速、新しい火災報知機を買ってつけなきゃ。