今日は風が強く、日中でも体感温度はマイナス30度を下回った。
実際の外気温はマイナス20度くらいで、真冬としては普通だ。しかし、それに強風が
加わると体感はぐっと低くなる。TABIを連れて森へ散歩に出たが、さすがにこんな日に
森を歩いているキチガイは私くらいなもので、誰とも会わなかった。
いたるところで、雪の重みと強風でなぎ倒された大木が路をふさいでいる。
小道の両脇の木々も、ミシ、ミシ…と音をさせながら大地震で揺れる高層ビルのように
ゆらゆらと揺れ、いまにも倒れそうだ。そんななかを歩くのは、スリル満点。
ときおり強風で舞い上がった雪が視界を塞ぎ、膝まで雪に埋もれた体は前に進めない。
「天は我を見放したか」の八甲田山みたい。
そんななかでも、私が「グリムの森」と呼んでいる童話に出てくるような森に入ると
うっそうと茂った樹が風を防ぎ楽になる。風に舞う粉雪は、ユーミンの歌に出てくる
ダイヤモンド・ダストってやつか。キラキラしてきれい。
TABIは、あいかわらずこのクソ寒い中、全く平気で雪まみれになり走りまくっている。
カナダ育ちのせいか、こいつは自分の毛皮だけでこの寒さにも充分耐えられるようだ。
帰宅すると、TABIの足はおろかお腹やアゴにも雪玉がいっぱい。シャワーで洗い流し、
私は熱いお茶をいれてTABIとともに暖炉の前で暖まる。
2時間のハイクで冷え切った体には、これがこたえられない!
極楽、極楽。
実際の外気温はマイナス20度くらいで、真冬としては普通だ。しかし、それに強風が
加わると体感はぐっと低くなる。TABIを連れて森へ散歩に出たが、さすがにこんな日に
森を歩いているキチガイは私くらいなもので、誰とも会わなかった。
いたるところで、雪の重みと強風でなぎ倒された大木が路をふさいでいる。
小道の両脇の木々も、ミシ、ミシ…と音をさせながら大地震で揺れる高層ビルのように
ゆらゆらと揺れ、いまにも倒れそうだ。そんななかを歩くのは、スリル満点。
ときおり強風で舞い上がった雪が視界を塞ぎ、膝まで雪に埋もれた体は前に進めない。
「天は我を見放したか」の八甲田山みたい。
そんななかでも、私が「グリムの森」と呼んでいる童話に出てくるような森に入ると
うっそうと茂った樹が風を防ぎ楽になる。風に舞う粉雪は、ユーミンの歌に出てくる
ダイヤモンド・ダストってやつか。キラキラしてきれい。
TABIは、あいかわらずこのクソ寒い中、全く平気で雪まみれになり走りまくっている。
カナダ育ちのせいか、こいつは自分の毛皮だけでこの寒さにも充分耐えられるようだ。
帰宅すると、TABIの足はおろかお腹やアゴにも雪玉がいっぱい。シャワーで洗い流し、
私は熱いお茶をいれてTABIとともに暖炉の前で暖まる。
2時間のハイクで冷え切った体には、これがこたえられない!
極楽、極楽。