TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

僥倖

2006-01-07 15:24:31 | インポート
昼間はポカポカして、犬の散歩は半そででも充分なくらい。

公園の、カラカラに乾いた芝生の上でゴロゴロ転がるTABI。
くるりと身軽に起き上がっては、ダーッと駆けていく。なにがそんなに
おもしろいんだか、ただ駆けることが好きな子だ。有り余るエネルギーは、
子犬のころから変わらない。

「TABIはいつも元気ね。6歳にはとても見えない」とよく言われるが、
確かにこのコはトシをあんまりとらないタイプらしい。いずれ長寿村に入る
かもしれない(笑)。知人の犬や周囲にいる犬があれよあれよという間に
どんどん老いていく一方で、このコはただ一頭「ポーの一族」みたいだ。
おとなりにたまに遊びにくるボーダーコリーは、TABIと同い年だが、関節が
ダメで走るどころか歩くのもやっとだ。それも毎日の投薬のおかげで歩ける
とか。かわいそうに。

初めて授かった犬が、素直で健康に育ってくれた。
僥倖とは、こういうことなのだろうか。
まぶしいくらい元気で明るいTABIを見ながら、心の中まであたたかくなる。