TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

夏向きに

2013-07-19 15:46:13 | TABIと暮らす日々
散髪してもらった。



新しくできたペットショップの中にある、グルーミングサロンで。
普段は私達がクリッパーでトリミングするが、真夏に短髪クリップするときはやはりプロにやってもらうに限る。クリッパーがプロ用は熱がこもらないようにできてるから、肌に剃刀負けができにくいし、もちろん仕上がりがきれい。67ドルかかったが、かわいくカットしてもらって子犬に戻ったみたい。

実は、昨年チャンピオンシップに行く前に散髪してもらったサロンに連れて行ったのだが、予防接種証明がないと受け付けないという。そこで、今回はこの新しいお店を試してみた。お客がまだあまりいないので、細かいことは言わずあっさり引き受けてくれた。グルーマーさんはまだ若いが、活発で明るくてかんじの良い女性。TABIのことも気に入って、「テディベアみたいね、かわいいわ~」だって。

夕食用のワインは、これまた新しくオープンした酒屋で購入。



アメリカではビールもワインも、犬をテーマにしたラベルのがごまんとあり、犬好きの私はラベルにひかれてよくいろんなのを試しに買って飲んで楽しんでいた。が、カナダに帰ってからはあんまり見かけない。今日も店中探したが、ゆいいつ犬に近いのがこのキツネのラベル。カリフォルニアのシャルドネならまあ失敗はないだろう、ということで。

最近多いのが、このスクリュー・トップである。

環境問題に力を入れているワイナリーは、コルク栓の使用を止めだした。人工コルクも一時普及したが、人工コルクはリサイクルできずゴミに出すしかないので、エコじゃない。おまけに、人工コルクはワインの酸化を防止するのにあまり役立たないため、ワインがすぐ悪くなってしまう。そこで、このスクリュー・トップ。ワイン・オープナーがいらないし、ワインがあまったら栓をして冷蔵庫で保存できて便利。

エコにうるさいカリフォルニアとか、うちのあたりのワイナリーはみんなこれだ。かなり高額のワインでもコルクを使ってない。日本の友人にこうしたワインをあげると、「コンビニで買った安物?」とか嫌な顔をされる。全くの誤解である。が、日本はそこまで環境問題に敏感でないから、ピンと来ないのだろう。

味は、コルクのものと変わらない。
つーか、天然コルクのワインにつきまとうヘンなニオイが全くない。天然コルクは雑菌の繁殖を防ぐため、ワインの栓をする前に殺菌するのだが、その殺菌剤のニオイがどうしても残ってしまい、開けたときに敏感な人には鼻につくのだ。カビ臭い湿っぽいニオイなので、人によっては「高級なワインは、みんなこういうニオイがするのよ」とか言うが、とんでもない誤解。味にも悪影響だし、フルーティーな白ワインだと、もう台無し。スクリュートップはその点、香りや味に影響しない。

それでもやはり、自称ワイン通にはウケないと思うので、日本人にはもうワインを贈るのを止めた。


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