TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

窓効果

2013-08-09 11:26:55 | その他
リビングとダイニングの窓ガラスを、Low-Eアルゴンガス入りに取り替えてもらった。

オープン・コンセプトの我が家のキッチン・ダイニング・リビングは、南から東南に向いている。しかも、デザイナーがなぜか2メートル高さのでっかい窓でぐるりととりかこむ設計にしたため、夏は日差しがまともに差し込んで無茶苦茶暑い。

数年前から建築法で、新築の家にはLow-E断熱複層ガラスをとりつけることが決まっている。この家はまだ築6年だから、本来なら家中全ての窓がそうなっているはずである。しかし、カナダの建築業者は工事費用を安くあげるため、法律などまともに守るためしがない。普通のガラスでは、断熱効果は期待できない。夏は暑く、冬は寒い。

キッチンの温度は、昼前には摂氏30~32度となる。ここは湿度が高いため、体感温度は35度はいくだろう。試しに窓に温度計をくっつけて測ったら、ガラス表面の温度は摂氏50度!窓で温泉卵が作れる。まさに、サウナ状態。

当初は、窓ガラス会社にキッチン・ダイニング・リビングの12個の窓の見積もりをしてもらった。が、予算等を考えて一番日差しが強く差し込む4つの窓ガラスをまずは取り替えてもらうことにした。窓枠はまだ新しくしっかりしているので、ガラスだけを取り替えればよい。

今朝、二人の職人が来て2時間足らずで全て取り替え完了。

違いは歴然!
窓ガラスを触っても、熱くない。床板が、素足で触れてもひんやりしている。顔に当たる日差しが、ちっとも痛くない。なんといっても、TABIがいつものように庭に避難せず、家の中に残って床に寝そべって昼寝している。アルゴンの威力はウワサに聞いてたが、ここまでとは期待していなかった。

これまではあまりの暑さのため、疲労と食欲不振で人間も犬もクタクタだった。これで少しは、私の体調が回復するかもしれない。


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