TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

ゴミの惑星

2016-03-17 14:24:03 | カナダ話題
Kカップが普及し始めて、もうかれこれ十年以上になる。

初めて見たのはアメリカで、オフィスや銀行などに置かれていた。それが一般家庭にもすっかり定着し、今ではフツーのコーヒーメーカーを使ってるのは近所でも我が家くらい。なかには、違うモデルを二台もキッチンに飾っている家がある。

うちは昔からなるたけゴミを出さない方針で、台所の生ゴミも堆肥つくりに利用するし、リサイクルできるものはできるだけリサイクルしているから、こういう機械には全く興味がない。そう言うと、「あら、Kカップだってリサイクルできるのよ」と反論される。確かに、アルミのフタはゴミだが出がらしのコーヒーかすは堆肥にし、カップはきれいに洗ってプラスティックのリサイクルびんに入れる、というやり方もある。だけど実際には、そんな面倒なこと誰もやりっこない。面倒なことがイヤだから、こういう機械が売れるのだ。そういう人々が、リサイクルなんかするものか。



百歩ゆずって、がんばってリサイクルに出したところで、リサイクル業者は結局集まったカップをひとまとめにしてゴミに出してしまう。誰も、こんな手間のかかるリサイクルなんかやらないのだ。

おまけに、いずれはこうしたKカップの機械そのものがゴミになる。



もお~~~、ずいぶん前から「このままだと、いずれこの地球はゴミの惑星になる!」と騒がれているってのに、どうしてこういう機械が売れてるんだろう?


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