メディアがあまり触れないことのひとつ。
コロナ関連のニュースというと、この疫病の世界的流行がもとで老舗の会社が倒産しただの失業率が増加しただの、落ち込む話題ばかりを好んで広めている。しかし、実際にはコロナのおかげでとんでもなく儲かっている企業がけっこうあるのだ。
例えば、Canada Post。
商店は閉まってるし、自粛でこもってる人々がオンラインショッピングで生活必需品を購入するケースが莫大に増えたので、「クリスマス時期と同様の忙しさ」だという。臨時雇いを大量に使っても、仕分けや配達が間に合わず、遅れが出ている。確かに、先日我が家に小包を届けてくれた人も、郵便局員じゃなくてバイトだった。
フェデックスやUPSなども、同様にかなり繁忙となっている。
そして失業した人がいる一方で、意外な収入の増加をみている人もいる。
お向かいの旦那さんは昨年定年退職したのだが、このコロナ騒ぎが始まってから、スーパーから高齢者に食料を届ける仕事を頼まれ、また働き出した。これがまた忙しく、臨時収入がどんどん入ったので、奥さんは「アタシ、仕事辞めちゃおう」とサッサと早期退職してしまった。
他にも例を挙げれば枚挙にいとまがない。
暗ーい話題ばかりかと思いきや、儲かって儲かってウハウハの人々があちこちにいる。