TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

Nasty gram

2006-12-17 12:22:41 | インポート
今日はLesのうちでカジュアルなパーティー。

来てたのはほとんどカナダ人だが、近所のアメリカ人もちらほら。
カナダ人奥様の間で盛り上がったのは、アメリカ版隣組制度ともいうべき
陰湿な見張りとチクリ合戦。ま、高級住宅街にはありがちだ。

「大雨が降った翌日、バックヤードにぬかるみができて子供がすべって転ぶ
騒ぎになったので、とりあえずタープを敷いておいたところ、『見苦しく
外観をそこなうので即、撤去せよ。しなければ罰金』というメモを投げ込まれた」

「家のすぐ前の道路に野生のウサギの死体があったためゴミ袋に入れてゴミ箱に
捨てたが、腐敗臭がひどいのでゴミ箱をガレージから出して外に置いておいた
ところ、『ゴミの日の前日なのにゴミ箱を出しっぱなしとはだらしない。
一体この家にはまともな人間が住んでいるのか』という叱責の電話が入った」

「カナダに帰省中、知り合いに留守中の家を管理してもらっていたが、その人が
夜間に節電しようとして外灯を消した。それを見た近所が『あの家は明かりが
消えているから、何かあったのではないか』と大騒ぎになってしまった」

「道路に面した芝生が枯れてしまい、『見苦しく街の外観をそこなうので即
対処せよ』というメモとともに、4千ドルに及ぶ園芸業者の張替え見積書を
送りつけられた」

などなど。
ま、たあいないと言えばたあいないが、重箱の隅をほじくるような苦情のつけ方
は、私の実家のある東京の町内会と同じ。人間の考えることはどこも同じね。

うちも同じ住宅街だが、彼らとは道路一つ隔てているためかいまだかつて
そういうイジワルは経験したことがない。ま、陰でいろいろ言われてるかも
しれないけどさ(笑)、でもよそのうちだって犬が吠えてうるさかったり
いろいろ困ったちゃんはいるわけで。いちいち文句言ってたらキリないよな。

次回の転勤の際は、こういううるさい隣組制度もチェックしてから住む家を
決めよう、と夫としみじみうなずきあった。

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