TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

eBay詐欺

2005-01-20 13:54:12 | インポート
正月休みにやろうと思ってたのに病気でできなかった、我が家の04年決算をエクセルで。

悔しいのは、eBay詐欺で失った数百ドルだ。
これは夫がバカだった。じっくり反省してもらいたい。

eBayで、ある日夫はウェッジウッドが出品されているのを発見。私たちが結婚
してからセットで揃えたのと同じもので新品が、手ごろな値段で出ていた。
銀のカトラリーは12セットあるので、お皿も足して12セットにしてディナー
パーティー用にしようと彼は言う。出品者は、アイルランド在住の女性の名前だった。
ディナープレートからサービング、様々な食器をすごいたくさん出してる。
私は、個人がこんなに新品の皿を出品するなんて何か変だと感じた。

「評価は良いみたいだから、大丈夫」と渋る夫をせかせ、「なぜこんなに所持
しているのか?」とメールで質問させた。返事は、「裕福な伯母が亡くなり、
遺産相続した一部だから」とのこと。なんかもっともらしくて怪しい。
でも夫は乗り気で言うことを聞かないので、「全てあなたの責任でおやり!」
と勝手にさせることにした。

無事に落札し、マネーオーダーが海を渡った。しかし、案の定何も送ってこない。
メールを散々送ってやっと来た返事が「アイルランドは郵便局のストが継続中で
郵便が滞っている。お金は届いたけど、商品は忍耐強く待って欲しい」だって。
「絶対詐欺だって!ストなんてやってないもん!」という私に、ボケなす夫は
「そんなに人を疑ってはいけないよ。待てというなら待とう」と、家康もビックリ
の鷹揚ぶり。

半年(!)待ち、夫がメールを送ったところバウンス。もうそのアドレスは
存在しないのだ。eBayに苦情メールを出したところ、「彼女はとっくの昔に
出品をやめてるし、どうにもできない」と剣もホロロ。典型的な手口だ。
ひっかかる方がバカってこと。

そこで、今年はeBay禁止令を発令。
オークションは50ドルまで!そして二度と騙されないよう、注意すること!


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Goodfellas

2005-01-19 14:36:01 | インポート
1990年だって。見逃していた。仕事が忙しかったもんね、あのころ。

ワルに徹しきれない半端物をRay Liottaが好演してるのに、何の賞ももらって
ないのはかわいそうな気も。最近あんまし出てないし、残念だわ。

実話が元ということだけど、主人公の奥さんは裕福で教養あるユダヤ系なのに
なんだってヤクザなんかと一緒になったのか、不思議。結局は金なんだろうな。
さすがユダヤ。結局別れちゃうのも、金の切れ目が縁の切れ目か。
彼女が「買い物に行くから、お金ちょうだい」と言うと、夫が「どのくらい?」
と聞く。彼女は金額を提示するのではなく、親指と人差し指で「このくらい」
と札束の厚みを示す。すると夫は、懐から分厚い札束を出して渡す。
スゲエ!夫の鑑ですよ、おのおのがた!

being madeってなんのことだろう、と思ったら、マフィアの本物の仲間に入れて
もらえることなのね。HenryやJimmyは純血のイタリア人じゃないから、結局は
半端物扱いしかされない。こういうところにアメリカの真実が見える。
決して自由の国でもないし、誰でもアメリカンドリームが可能なのじゃない。
JFKのおとっつあんだって、苦労してハーバードに入ったのにアイリッシュだから
相手にされなくて、グレてあんなになっちゃったしね。血統とか派閥とか学歴とかが
人生を左右する社会。ある意味、日本より狭い了見。

それにしても、witness protection programってのはねえ。どんな悪いこと
しても、チャラになっちゃうとは。だけどあれだけワルな何十年を過ごしてきて
平凡な人生なんておくれっこない。野生動物をつかまえて檻に入れるようなもんだ。
死んだも同然だね。"I get to live the rest of my life like a schnook."
天罰というものは、平等に下るってことね。


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吹雪の一日

2005-01-18 05:06:09 | インポート
昨夜からの吹雪で、外は真っ白。

高速道路は閉鎖、学校は休校、役所は休み、商店も閉店。
外に出ているのは、除雪車だけだ。まるでゴーストタウン。

こういう日は、特別に用がなければ家にこもっているに限る。
そういえば週末、食料を備蓄しようとする人々で食料品店はごったがえしていた。
吹雪の天気予報が流れると、いつもこれだ。数日は外に出られなくても餓死
しないだけの食べ物は確保しておかなければならない。食べ盛りの子供がいる
家庭では、マジで死活問題だ。

でも停電になっちゃったら、せっかく冷凍庫や冷蔵庫に食料があっても調理
できないうちが多いよね。自然解凍で食べられるものとか、生や乾燥状態で
食べられるものも備蓄しておかないと。雪国の暮らしの知恵ってやつ?


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投資としての住宅

2005-01-14 13:54:38 | インポート
体の痛みがだいぶ良くなったので、久しぶりに森へ犬と散歩。

高熱による体の痛みに加え、ずっと寝てたから背中と腰が痛くて、ずっと歩くのが
つらかった。だけど今日は天気も良いし、雪を蹴散らしながら森の空気を吸って
気持ちよかった。

さて、私が病床にある間に、ベースメントの改修工事が一段落。
昨年のハリケーン以来、水漏れがひどくなったので、プロをやとって全面的に
直してもらった。床を掘り起こし、セメントを流し込む大工事。

中古車一台買えるぐらいのお金がかかったが、半永久補償付きだし、これで
水漏れの心配はない。この家を売る際にも、この補償があれば付加価値がつく。
そういえば役所から、固定資産税のアセスメントが届いている。
家の価値がどんどん上がっている。家を買ったときの値段よりも、ずっと高く
売れるということだ。

家は一生の買い物、と認識する日本に比べ、こっちはどんどん買い替え住み替え
するのが普通。家を修復しては付加価値をつけ、高い値で売り差額で儲けた
お金でよりグレードの高い家を購入する。不動産マーケットの動きによっては、
うまくやれば住宅の売買のほうが株などより確実に儲かる。

投資対象としての住宅。
日本にいた時は考えもしなかったコンセプトだ。
売り時が肝心だが。マーケットが供給過剰になる前に、パッと見切りをつける。
素人にとっては、大きなギャンブル。


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Ronald と、SANCHO

2005-01-09 12:26:47 | インポート
港のボードウォークへ、犬連れで。

寝てばかりいると体の痛みがなかなか消えないし、日を浴びて外の空気を吸う
のは養生になる。

品の良いお爺さんと大きめヨーキーが、ベンチで日向ぼっこしていた。
TABIは、さっそく遊びに誘う。ヨーキーも、神経質でなくフレンドリーで
ころころ走っている。

「どうぞお座り」と言ってくれるので、夫と二人、ベンチに腰掛けて遊ぶ犬を
見ながらいろいろお話を聞く。

彼の知人は、奥さんが亡くなってショックで食事も喉を通らず、何をする気にも
なれず、ただ数週間を泣いて暮らしていたそうだ。体重は落ちるし、すっかり
病気になってしまった。医者に行ってもダメ。

ふと気が付くと、前から飼っていたドーベルマンが、そのごたごた中にろくに
エサももらえず世話もされず、やはりガリガリのボロボロになっていた。
でも、犬は文句も言わずただ一緒にいたらしい。
「この子の面倒は見なくては」という気力がわいて、その人は少しずつ回復
しているそうな。

かわいそうにね、そのドーブ。
犬だって、ママが急にいなくなっちゃって困っただろうに。

TABIのために、今年は健康に留意しよう。


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