TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

日本のなかの異国

2006-11-13 07:19:44 | インポート
やっと、里帰り中に撮った写真の整理をする余裕が出る。

いつも東京に帰ると感じるのは、自分が異邦人になってしまったような
妙な錯覚だ。「なんだか違う」と思うのは、私が祖国を離れて長いからか、
年をとったせいなのか。

ヘアードライヤーの温度切り替えが、High/Med/Lowとある。
戦時中に「英語は敵国語」として育った年寄りにはわかるまい。
電化製品をデザインするのは若い世代だ。ターゲットになるのも若い世代。
だから、こういうことがおこるのだろう。

古いお店がどんど無くなっていく東京。
角のたばこ屋さんも、店を閉じてしまった。店番をしていたお婆ちゃんは、
どうしているのだろう?

昔よく子供のころに買いに行ったパン屋さんのあたりを通ってみたら、店は
改築されて新しくなっていたものの、まだおじさん、おばさんが元気でパンを
売っていた。中に入ると、あるある!懐かしい焼きそばパン、カレーパン、
メロンパン。ハイカラなデーニッシュ類に押されてこんな下町の味はどんどん
消えてしまった。懐かしくていくつか買って帰り、食べてみると、昔と同じ
味がした。まだまだ、変らないものが東京にも残っている。


逆ダイエット

2006-11-10 00:45:02 | インポート
世の中、やせるダイエットのヒントは多いが、その逆はまず見ない。

熱のおかげでやせてしまい、カーゴパンツがブカブカになってしまった。
三日間サウナに入ってたようなものだから、当然かもしれない。食事ものどを
通らなかったし。体重をもとに戻して体力を回復しなければ。

今月もまたすぐ晩餐会だし、これからのシーズンはパーティーが多いので、
デコルテが貧弱に見えると困る。ま、旅行中に美味しいものをたくさん食べて
きたので、だいぶ体がしっかりしたが。

ということで、今、三食しっかりの上、間食もたっぷりとっている。
太るにはお相撲さんの生活を見習えばいいのだ。運動しておなかをすかし、
たっぷり食べ、そして昼寝。しかしこの「運動」を抜かすと、ぶよぶよとした
ただの人間トドになってしまう。朝は犬を連れて野原を2時間ほど散歩して
からご飯を食べる。早朝の澄んだ空気は美味しいし、遠くに見える山脈は
雪を頂いて美しい。そのあとに食べるご飯は、たとえ何もつけないパンでも
炊いただけのご飯でも、本当に美味しい。

そういえばTABIも、私がいない間に3ポンドも体重が落ちている。
この子もすぐやせるタイプなのだ。カナダだと、冬にあまり脂肪を落とすと
寒さに対処できないが、こっちは雪が降ってもたいしたことないから大丈夫だ。

ところで、今度の晩餐会に使うマニキュアを買いにいったところ、今日だけ
OPIがなんと!99セント!コンピュータのプログラムミスとかで、レジが
うまく操作しないのだ。もっと買ってくればよかったよ。


旅のあと

2006-11-09 05:23:41 | インポート
やっとのことで、大洗濯が完了。

旅行は好きだが、いつも帰宅すると洗濯の山と取り組むことになる。
今回はとくに、日本から帰ると当然のように夫が洗濯物をためこんでいたし、
おまけに私が熱を出して一晩にパジャマを三回も着替えることを三日、シーツ
も毎日とりかえたし、その他にタオルとか、まさに山のような洗濯物が残って
しまった。それに手をつけることもできないまま、また旅に出たものだから、
クローゼットは空っぽ、洗濯室は汚れ物の山でいっぱい、という惨状。

洗濯機と乾燥機をフル回転し、二日がかりでかたずいた。
あ?、やれやれ。こちらへ来てから買った洗濯機には「サニタリーモード」
というサイクルがあり、終わるのに二時間かかるが熱湯でしっかり洗うので
洗濯物を完全に消毒殺菌できる。白いタオルなどは本当に真っ白に仕上がるし、
今回のように病気で寝込んだあとなどはこれで洗うと安心である。
洗剤の残留もないし、全く便利な機能だ。

さ、洗濯が終わった今は、旅の精算だ。
日本里帰りの分と、アリゾナ旅行と、レシートの山。あらかじめエクセルで
プログラムを自分なりに作ってあるので、数字を入れるだけだが。
これをやらないことには旅の後始末が終わらない。クレジットカードの支払い状況
もチェックしなければ。主婦ってホント、忙しいわね。


ただいま

2006-11-07 10:40:24 | インポート
アリゾナから帰宅。

こちらを出るときは雪で、冬のジャケットを着こんで車に乗り込んだというのに
南国アリゾナは陽射しが強く、椰子の木やサボテンが青い空に向かって高く
そびえていた。帰る途中ニューメキシコに一泊、オキーフの絵から抜け出た
ような異国情緒の風景を堪能してきた。

サンタフェで買った真っ赤な唐辛子を早速使い、夕食はパスタ。
思ったより辛くなくて、甘みさえかんじる不思議な風味の唐辛子だ。
TABIは、やはりサンタフェで買った牛骨をおいしそうにかじっている。
いい旅だったね。