TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

ラッキー・トマト

2009-08-23 14:25:51 | インポート
新しい家に住み始めてから、早や一ヶ月。

あの怒涛のような引越しが、まるで夢だったかのよう。だけど、車庫の中には
いまだに箱がうずたかく積もり、車を入れることができない。越す前には
随分と家財道具を寄付したり、もう一台の車を売ったりして整理したのだが、
それでも重さにして一万四千ポンドの荷物を移動したわけだ。

初めの頃こそ「ママ、ここどこ?早くおうちに帰ろうよ。SADIEのとこに遊び
に行こうよ」とぐずってたTABIだが、さすがにあきらめて新居に慣れてきた。
パティオにドッグ・ドアを取り付けてやったので、昼間は自由に出たり入ったり
して遊んでいる。

私達がここに着いた時、前の住人が引っ越してから三ヶ月ほどたっていたので
庭にはよく知らない雑草が大人の背丈以上に生え放題、ジャングル化していた。
まずそれを引っこ抜く作業が大変。そして綺麗になった土表面を見ると、
なんとトマトの苗が一杯出てる!ちょっと掘ってみたら、ミニトマトの残骸
が出てきた。落ちたトマトが越冬して、芽が出たらしい。大きい苗を二つ
掘り出し、日当たりの良い方の庭に移植してみた。

ずっと忘れていたのだが、今日夫と庭を手入れしていたらいつの間にかトマト
が鈴なりになっているのを発見!まだ青いが、立派なトマトだ。すごい生命力。
ここは野菜が超高いので、食えるものが育つのは有り難い。早速支柱を立てた。
これを「ラッキー・トマト」と命名する。

ラッキーといえば、今日行ったファーマーズ・マーケットで無農薬の農家が
出店しており、よそよりずっと良心的な価格なのを発見。袋一杯のとりたて
バジルがたったの3ドル!早速松の実を買ってきて、ペストソースを作る。
新鮮なバジルなので、鮮やかな緑が綺麗。焼きたてのパンに塗って食べたら、
とても美味しかった。ペストの材料である松の実もパルメザンチーズも、
亜鉛の含有量がとても多い。美味しくて体にいいものを食べて、この夏を
乗り切らなくっちゃ。


日焼け止めは本当に必要か

2009-08-21 13:12:34 | インポート
世間で言われているほど、紫外線は避けるべきなのか?

まあ私も日光皮膚炎を経験してるから、「紫外線は害がある」と言われれば
反論はできない。それに、普段うちにこもってばかりの人がいきなり海や山に
出かけてバンバン当たったら、こりゃ火傷になるに決まってる。だけど、
全然陽に当たらなかったらビタミンDができないし、骨がもろくなる。
朝日に当たることで体のリズムが整って夜よく眠れるようになる。
自律神経の働きやホルモン分泌を正常にするのも、お日様。

「ビタミンDはサプリで摂ればいいし、不眠はメラトニンを一錠飲めばOK」
なんて、自然食系の会社は宣伝している。もちろん、日焼け止めを売っている
のも彼らだ。でもそれって本末転倒してないか?オゾンホール云々も、胡散
臭いんだよね、なんか。皮膚がんが増えた原因って、それだけじゃないだろう。

化粧品会社は「シミ・シワ、肌の老化は全て紫外線が原因」って言ってるけど、
ホントは化粧そのものが悪いんじゃ…。たとえSPF100(笑)でガード
しても毎日化粧塗りたくって何十年も暮らせば、シミ・シワだらけで当然じゃ
ないの?同年齢の男性と女性の素肌を比較したら、男性の方が綺麗というのは
皮肉だ。でもそれ言ったら化粧品、売れないもんね。トラブルの原因をまず
売りつけて、さらにそれを「防止または修正」する商品を売るのをマッチポンプ
商法って言うんだっけ?

昔中国の田舎を訪れたとき、女性の肌がとても綺麗で驚いた。彼女達はひっつめ
髪とかでお洒落じゃないんだけど、中年のオバサンでもシミなくて肌に艶が
あって、若く見えた。もちろんスッピンで、カゴみたいな帽子かぶって外で
作業していた。「日本女性の肌が一番」とか今でも言ってるけど、それって
百年くらい前の話では。今の日本で化粧品に何万円もかけているマダムは、
中国の田舎のオバサンに絶対負けてると思う。

私はアジ競技会とかアウトドアで一日陽に当たるときは、帽子をかぶるし
日焼け防止の長袖シャツとか着て肌を保護する。そうしないと暑くて外に
立っていられないからだ。でも、生活紫外線に関してはそんなに神経質に
避けてない。紫外線とは、むしろうまくつきあったほうがいいんじゃないか
と思っている。ま、人それぞれですけど。


あの金で

2009-08-21 12:22:53 | インポート
何が買えたか?

を考えるとキリがない。
しかし、今更仕方がない。祖母はこういう時、よく「厄落としだから、いい
んだよ」と言っていた。何か大きな災難や病厄を未然に防ぐために、大きな
出費を犠牲として払うことがある、というのである。そう考えれば、惜しく
はないことは確かだ。昔の人は本当に、知恵があったものである。

今日も抜けるような青空。
いつか、きっとまた。