TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

最後の晩餐

2017-12-11 13:05:51 | TABIのいない日々
最後にたった一つ残った、鳥のエサ。



TABIが亡くなったあと、大型冷凍庫にTABI用に買った肉や魚類がごっそり残った。そっくりゴミ箱に入れたのでは、食べ物の神様の罰が当たる。そこで、少しずつ解凍して庭にやってくる野鳥のエサを作ることにした。オートミールやヒマワリの種などを混ぜて、型で固めてバードケーキにする。それを庭の鳥餌入れに置いておくと、いろんな野鳥がやってきて私達の目を楽しませてくれる。

冷凍庫のTABI用お肉が空になるまで、半年ちかくかかったろうか?
全部で百個以上のバードケーキができた。ラップでくるんで、冷凍庫に保存しておいた。それが、たった一つ残った。今朝、その最後の一つを餌入れに置いた。

早速小鳥たちがやってきて、つまんでいる。
たくさん食べてね。お空のTABIも、きっと喜んでいるよ。


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Ingrid Goes West

2017-12-04 14:27:02 | その他
前半に出てくる犬がかわいい~~~!

ソーシャルメディアの虚像と実世界の区別がつかなくなり、転落してゆく若い女性のブラック・コメディ。Ingridは、招待されてもいない結婚式に乗り込んでいって花嫁の顔に防犯スプレーを吹きかけ、逮捕されて精神病院へぶちこまれる。退院した彼女は、インスタ上で理想のライフスタイルをおくる女性を見つけてとりこになり、母親の遺産をすべて現金にかえてリュックにおしこみ、その女性の住むカリフォルニアへと旅立つ。すっかりストーカーと化したIngridは、なんとか彼女に近づいて友達になるのだが。。。

この話はコメディだが、実際に似たようなことは起きているのかもしれない。一般的にインスタ上で繰り広げられるイメージなんてウソっぽくて胡散臭く、常識あるオトナは相手にしない。が、Ingridみたいに若い人々にはウソの世界がそのまま自分の住む世界にすり替わってしまう。この映画のいいところは、最後がハッピーエンドで終わらないところだと思う。観客はひそかに、Ingridがさすがに懲りて学習し、まともになってくれることを祈る。しかし、彼女は懲りるどころか今後もますますつけあがってゆく予感を残しながら、映画は終わる。その原因は、やはりソーシャルメディアのありかたなのだ。

Ingridがカリフォルニアでストーカーとなり、入った自然食レストランでウェイターが「How do I nourish you today?」って言うシーンで、私達夫婦は大爆笑。いかにもカリフォルニアだよね、言い方が。


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