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日曜日、お父さんが予てから希望していた
「安芸高田市民族歴史博物館」へ行って来た。
ここは、戦国武将「毛利元就」の生誕地でもあり本拠地だ。
そこは他に見学者もいなく、ゆっくり見ることができたのだが・・・。
お父さんは、展示物に目を輝かせ、一つ一つ丁寧に見ていた。
私は、お父さんの調子に乗った説明を気もそぞろで聞いていた。
何故かと言うと、広い展示室に私たちだけで、どこからともなく説明の
音声だけが聞こえてくる。
ちょっと、不気味・・・。
私は、サッと見て下に下りたかったんだけど、歴史好きのお父さんには
たまらないらしい。
「早くしてよ~」「あっ、毛利元就の直筆の手紙だ。さすが、手紙好きの元就」
「手紙好きなとこ知ってるの?見てたの?」
「文献で読んだ」
「まだぁ~」「まあ待て」
「読んであげる」「いいよ読まなくて」
「早く行こう~~!」
「じゃあ、次の機会に・・・。」「次はないから」
やっと、全部見終えて下に下りた。
「いやー、ここは何時間でもいることができる。楽しかった」とお父さん。
満足げのお父さんを見て、ちょっと微笑ましかった。
そう言えば、熊大の五校記念館でも・・・。
熊本に行ったとき、暇つぶしに1人でこの記念館を見学した。
その時も一人だった。
いくつかの展示室を覗き、肖像画が飾られている部屋に入った途端、
踵を返してしまった。
ぐるりと歴代の五校に関わった人達の肖像画だ。
「ビクッとした」!
この手の建物は、たくさんいなくても何人かで一緒に見たいよね!
そう思うのは私だけ?
美術館なら大丈夫なのに・・・。