さて、向う一週間の太陽放送です。
偶然にも、地域によっては一時復帰作がこの一週間で2作観ることができるという機会になっています。
ファミ劇は通常通り放送。
HD初放送分は、ブルースの犯人射殺を巡り、犯人説得役だったラガーは説得は成功したものと主張、若手2人の対立が起きてしまう#592と、暴走族殺人事件にその暴走族グループと面識のある西多摩署に転勤したジプシーが参加、ボギーらと捜査を共にする#593を放送。
テレ玉・テキサス&ボン編、とちぎテレビ・テキサス&ボン編はお休みです。
チバテレ・ボン&ロッキー編は、七曲署と山田署管内で発生した殺人事件は同一犯?助っ人に山田署に転勤したスコッチが捜査に加わるものの、ロッキーの拳銃恐怖症が再発していた・・・・ロッキーの病を克服させようと、さり気なく振る舞いながらも熱く接するスコッチを描く#274を放送。
【CS】
▼ファミ劇HDリマスタ 初放送 ブルース登場編
第592話 59.03.02 空白0.5秒 (ラガー・ブルース)根岸明美 氏家修 根本律子 加藤武
金融会社に江口という若い男が拳銃を持って押し入り、若い女子社員・由美を人質にとり立て籠もった。
説得に乗り出したラガー、江口に銃口を向けられたままあれこれと話しかけるラガー。
一方、店の向かいのビルから、ブルースが万が一の為にライフルで江口に照準を定めていた。
苛立つ江口の説得の決め手になる母親の春江が店の外に到着、それも効を奏してか江口の銃口がガクンと下がった。
ラガーが江口に歩み寄ろうとした時、思わず後ろを振り返った瞬間、ピシリと窓に穴が開き、江口が倒れた。
ブルースがライフルを発砲した・・・春江は息子の名前を絶叫、現場は騒然となった。
状況が状況なだけにブルースの発砲の適否を巡って査問委員会が開かれることになった。
ブルースの主張はラガーが振り返った時に江口が拳銃をラガーに向けて発射しようとしたという。
だがラガーは自分の説得が効き江口が銃口を下げたままだと信じている。
ラガーが後ろを見た「空白0.5秒」が争点になった。
唯一の証人である由美は、関わり合いになるのが嫌なのか、「わからない」の一点張り。
間もなく本庁で査問委員会が開かれた。
ブルースは江口が歯を食いしばって右腕に力を込めたのを見たので撃ったと主張、ラガーは言いづらさを押さえながら江口の銃口は自分には向いていなかったと主張したが・・・・。
当時は結構ライトな作品や活劇が多かった中で、急にこの話が突っ込まれたのは身が引き締まった印象が残っています。
ブルースが射殺という新人刑事の「通過点」もあり、かつ一係・被害者・関係者の対立という、太陽ではあまり描かなかった題材かもしれません。
それ故に各人の葛藤が生えます。
無論、一番葛藤するのは説得が効いたと信じるラガーなのですが。
さらに射殺された犯人の裏事情とかが、なんとも切なさを増長させます。
ゲストも豪華で、被害者の母親を演じるのあればこの人しかいないような根岸さん、そして太陽には約7年ぶりにゲスト出演の加藤さんなど、ゲストも充実しています。
第593話 59.03.09 ジプシー再び (ボギー・ジプシー)中帆登美 浜田寅彦 崎津隆介
暴走族・チェリーのリーダー・石田がアパートの部屋を荒らされ殺された。
どうやらチェリーでは大物政治家・一条を恐喝しており、その一条の手となるある名目上商事会社の暴力団が動いたらしい。
一係ではチェリーのメンバーから事情を訊くことにしたが、一筋縄でいく連中ではない。さらにチェリーを調べていたところ、「女リーダー」が存在していたことが判り、その線から西多摩署に転勤したジプシーが関係を持っている可能性が強まり、ボギーたちはジプシーと再会、事情を訊いたところ、過去に何度か接触しており、捜査に協力するという。
その矢先、一条の娘・真弓がチェリーに誘拐されかかる。
ジプシーは真弓のガードを買って出た。
しかし、ジプシーのガード方法は真弓のお供という感じでいかにも恋人風なため、ブルースから反感を食らう。
その頃、チェリーの幹部・大沢が襲われ重体に陥った。
そして、双方の動きから、いよいよ決着をつけるべく最後の取引が行われるらしいことが判る。
その日ジプシーは、真弓と共にプールで泳いでいたが、そこから真弓はいつの間にか消え・・・・。
ボギー殉職前段階のイヴェント的な作品、三田村さんとしては世良さんへの太陽餞別的なご出演だったと思いますが、制作側としてはゆくゆくは「復活」という部分も含んでいたのかもしれません。世良さんの後任としては一説では後のデュークが考えられていたという説があり、ボギーはヨーロッパで散り・・・というタイミングだったそうですが、その説から考えると、実際にはかなり早まってしまったことになります。
もしかすると、三田村さんに世良さんの後任として復活という構想もあったかもしれません。
ほぼ1年ぶりに再登場したジプシー、七曲署では、無言実行のクール刑事→頑固だがチームバランス取り肝刑事という変遷があっての転勤でしたが、今回は「マイペースなものの核心を突いている敏腕刑事」という感じにやはり変化しています。
妄想話ですが、もしジプシーの復帰がボギーとの交代で叶っていたら、これから主演ドラマの関係で太陽主演編が少なくなるラガーの分も考えると、かなり活躍できたのではないかと思うと少々残念ですが・・・まだ当時は秀継続中でしたから、ジプシー現役時の「殺人的掛け持ちスケジュール」は難しかったものと・・・(^_^;)
久々に登場の男・吉野と共にお楽しみを・・・。
というより、三田村さん=ジプシーファン(カワセミ&ミワカン)へのサービス的な話でもあったりして・・・(^_^;)
12/2(金)
6:30~7:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#590 怪盗107号
ファミリー劇場HD(CS)
12/2(金)
7:30~8:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#591 ボギーの妹?
ファミリー劇場HD(CS)
12/2(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#592 空白0.5秒
ファミリー劇場HD(CS)
12/2(金)
21:00~22:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#593 ジプシー再び
ファミリー劇場HD(CS)
【地上波】
▼テレ玉 テキサス&ボン編
残念ながら、お休みです。
▼チバテレ・ボン&ロッキー編
第274話 52.10.28 帰ってきたスコッチ刑事 (ロッキー・スコッチ)遠藤征滋 中田博久 佐々木一哲
ゴリさんとロッキーたちは銀行強盗犯を激しい銃撃戦の末逮捕、ロッキーはかつての「拳銃恐怖症」など無かったかの如く活躍した。
それに間髪入れず、白昼の雑踏で拳銃を使った殺人事件が発生するが、犯人の動機が掴めない。
捜査を開始したロッキーは、山田署へ転勤したスコッチと出会う。
事情を説明するため一係刑事部屋へ久々に赴いたスコッチは、山田署管内で起こった暴力団員の殺人事件の捜査をしていたという。
その時、犯行に使われた拳銃のライフルマークの照合結果を持ってきたゴリさんからスコッチの事件と同一の拳銃であることを聞いたボスは、スコッチを「助っ人」として迎え入れ合同捜査を行うことにし、ロッキーとコンビを組ませる。
早速暴力団廻りを行うスコッチとロッキーだったが、今までの温和な感じのスコッチが暴力団員を目前にすると冷静かつ殺気を見せるのにロッキーは驚いてしまう。
その二人にボスから警官が撃たれたとの急報があり、現場に駆け付けた2人は・・・。
スコッチが7か月ぶりに七曲署に帰ってきた特別編。
今回は助っ人としての参加ながら、同じ拳銃に対してのトラウマを持つロッキーとコンビを組んで捜査に当たります。
ロッキーの「拳銃恐怖症」再発ということになりますが、得体の知れない犯人への恐怖心が引き金になったことは否めず、これは後に「左ききのラガー」でも扱われます。
ということで、今回は「拳銃」というよりも「得体の知れない者への」恐怖心がテーマになっています。
二つの恐怖をトラウマとして背負い込むことにも成りかねなかったロッキーが、スコッチというトラウマ克服の先輩が自分を曝け出すことによって、憂き目に遭わなかったという事になります。
よって、スコッチはロッキーの恩人という事になります。
これは、今後の二人の関係を決定づけるもので、スコッチが死ぬまでロッキーが彼に従順であった「理由」という位置付けであるため、スコッチ及びロッキーの各ファン諸氏には外すことができない作品であります。
かつ、当時一方にあった「スコッチ復活を願う」ファンへのサービスともいえる、なかなか粋な作品でもあります。
(というか、スコッチの歴史の中で一番明るい滝さん)
▼とちぎテレビ・テキサス&ボン編
残念ながら、お休みです。
12/2(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!
チバテレ1(地上波)
第264話 #274 帰ってきたスコッチ刑事
偶然にも、地域によっては一時復帰作がこの一週間で2作観ることができるという機会になっています。
ファミ劇は通常通り放送。
HD初放送分は、ブルースの犯人射殺を巡り、犯人説得役だったラガーは説得は成功したものと主張、若手2人の対立が起きてしまう#592と、暴走族殺人事件にその暴走族グループと面識のある西多摩署に転勤したジプシーが参加、ボギーらと捜査を共にする#593を放送。
テレ玉・テキサス&ボン編、とちぎテレビ・テキサス&ボン編はお休みです。
チバテレ・ボン&ロッキー編は、七曲署と山田署管内で発生した殺人事件は同一犯?助っ人に山田署に転勤したスコッチが捜査に加わるものの、ロッキーの拳銃恐怖症が再発していた・・・・ロッキーの病を克服させようと、さり気なく振る舞いながらも熱く接するスコッチを描く#274を放送。
【CS】
▼ファミ劇HDリマスタ 初放送 ブルース登場編
第592話 59.03.02 空白0.5秒 (ラガー・ブルース)根岸明美 氏家修 根本律子 加藤武
金融会社に江口という若い男が拳銃を持って押し入り、若い女子社員・由美を人質にとり立て籠もった。
説得に乗り出したラガー、江口に銃口を向けられたままあれこれと話しかけるラガー。
一方、店の向かいのビルから、ブルースが万が一の為にライフルで江口に照準を定めていた。
苛立つ江口の説得の決め手になる母親の春江が店の外に到着、それも効を奏してか江口の銃口がガクンと下がった。
ラガーが江口に歩み寄ろうとした時、思わず後ろを振り返った瞬間、ピシリと窓に穴が開き、江口が倒れた。
ブルースがライフルを発砲した・・・春江は息子の名前を絶叫、現場は騒然となった。
状況が状況なだけにブルースの発砲の適否を巡って査問委員会が開かれることになった。
ブルースの主張はラガーが振り返った時に江口が拳銃をラガーに向けて発射しようとしたという。
だがラガーは自分の説得が効き江口が銃口を下げたままだと信じている。
ラガーが後ろを見た「空白0.5秒」が争点になった。
唯一の証人である由美は、関わり合いになるのが嫌なのか、「わからない」の一点張り。
間もなく本庁で査問委員会が開かれた。
ブルースは江口が歯を食いしばって右腕に力を込めたのを見たので撃ったと主張、ラガーは言いづらさを押さえながら江口の銃口は自分には向いていなかったと主張したが・・・・。
当時は結構ライトな作品や活劇が多かった中で、急にこの話が突っ込まれたのは身が引き締まった印象が残っています。
ブルースが射殺という新人刑事の「通過点」もあり、かつ一係・被害者・関係者の対立という、太陽ではあまり描かなかった題材かもしれません。
それ故に各人の葛藤が生えます。
無論、一番葛藤するのは説得が効いたと信じるラガーなのですが。
さらに射殺された犯人の裏事情とかが、なんとも切なさを増長させます。
ゲストも豪華で、被害者の母親を演じるのあればこの人しかいないような根岸さん、そして太陽には約7年ぶりにゲスト出演の加藤さんなど、ゲストも充実しています。
第593話 59.03.09 ジプシー再び (ボギー・ジプシー)中帆登美 浜田寅彦 崎津隆介
暴走族・チェリーのリーダー・石田がアパートの部屋を荒らされ殺された。
どうやらチェリーでは大物政治家・一条を恐喝しており、その一条の手となるある名目上商事会社の暴力団が動いたらしい。
一係ではチェリーのメンバーから事情を訊くことにしたが、一筋縄でいく連中ではない。さらにチェリーを調べていたところ、「女リーダー」が存在していたことが判り、その線から西多摩署に転勤したジプシーが関係を持っている可能性が強まり、ボギーたちはジプシーと再会、事情を訊いたところ、過去に何度か接触しており、捜査に協力するという。
その矢先、一条の娘・真弓がチェリーに誘拐されかかる。
ジプシーは真弓のガードを買って出た。
しかし、ジプシーのガード方法は真弓のお供という感じでいかにも恋人風なため、ブルースから反感を食らう。
その頃、チェリーの幹部・大沢が襲われ重体に陥った。
そして、双方の動きから、いよいよ決着をつけるべく最後の取引が行われるらしいことが判る。
その日ジプシーは、真弓と共にプールで泳いでいたが、そこから真弓はいつの間にか消え・・・・。
ボギー殉職前段階のイヴェント的な作品、三田村さんとしては世良さんへの太陽餞別的なご出演だったと思いますが、制作側としてはゆくゆくは「復活」という部分も含んでいたのかもしれません。世良さんの後任としては一説では後のデュークが考えられていたという説があり、ボギーはヨーロッパで散り・・・というタイミングだったそうですが、その説から考えると、実際にはかなり早まってしまったことになります。
もしかすると、三田村さんに世良さんの後任として復活という構想もあったかもしれません。
ほぼ1年ぶりに再登場したジプシー、七曲署では、無言実行のクール刑事→頑固だがチームバランス取り肝刑事という変遷があっての転勤でしたが、今回は「マイペースなものの核心を突いている敏腕刑事」という感じにやはり変化しています。
妄想話ですが、もしジプシーの復帰がボギーとの交代で叶っていたら、これから主演ドラマの関係で太陽主演編が少なくなるラガーの分も考えると、かなり活躍できたのではないかと思うと少々残念ですが・・・まだ当時は秀継続中でしたから、ジプシー現役時の「殺人的掛け持ちスケジュール」は難しかったものと・・・(^_^;)
久々に登場の男・吉野と共にお楽しみを・・・。
というより、三田村さん=ジプシーファン(カワセミ&ミワカン)へのサービス的な話でもあったりして・・・(^_^;)
12/2(金)
6:30~7:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#590 怪盗107号
ファミリー劇場HD(CS)
12/2(金)
7:30~8:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#591 ボギーの妹?
ファミリー劇場HD(CS)
12/2(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#592 空白0.5秒
ファミリー劇場HD(CS)
12/2(金)
21:00~22:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#593 ジプシー再び
ファミリー劇場HD(CS)
【地上波】
▼テレ玉 テキサス&ボン編
残念ながら、お休みです。
▼チバテレ・ボン&ロッキー編
第274話 52.10.28 帰ってきたスコッチ刑事 (ロッキー・スコッチ)遠藤征滋 中田博久 佐々木一哲
ゴリさんとロッキーたちは銀行強盗犯を激しい銃撃戦の末逮捕、ロッキーはかつての「拳銃恐怖症」など無かったかの如く活躍した。
それに間髪入れず、白昼の雑踏で拳銃を使った殺人事件が発生するが、犯人の動機が掴めない。
捜査を開始したロッキーは、山田署へ転勤したスコッチと出会う。
事情を説明するため一係刑事部屋へ久々に赴いたスコッチは、山田署管内で起こった暴力団員の殺人事件の捜査をしていたという。
その時、犯行に使われた拳銃のライフルマークの照合結果を持ってきたゴリさんからスコッチの事件と同一の拳銃であることを聞いたボスは、スコッチを「助っ人」として迎え入れ合同捜査を行うことにし、ロッキーとコンビを組ませる。
早速暴力団廻りを行うスコッチとロッキーだったが、今までの温和な感じのスコッチが暴力団員を目前にすると冷静かつ殺気を見せるのにロッキーは驚いてしまう。
その二人にボスから警官が撃たれたとの急報があり、現場に駆け付けた2人は・・・。
スコッチが7か月ぶりに七曲署に帰ってきた特別編。
今回は助っ人としての参加ながら、同じ拳銃に対してのトラウマを持つロッキーとコンビを組んで捜査に当たります。
ロッキーの「拳銃恐怖症」再発ということになりますが、得体の知れない犯人への恐怖心が引き金になったことは否めず、これは後に「左ききのラガー」でも扱われます。
ということで、今回は「拳銃」というよりも「得体の知れない者への」恐怖心がテーマになっています。
二つの恐怖をトラウマとして背負い込むことにも成りかねなかったロッキーが、スコッチというトラウマ克服の先輩が自分を曝け出すことによって、憂き目に遭わなかったという事になります。
よって、スコッチはロッキーの恩人という事になります。
これは、今後の二人の関係を決定づけるもので、スコッチが死ぬまでロッキーが彼に従順であった「理由」という位置付けであるため、スコッチ及びロッキーの各ファン諸氏には外すことができない作品であります。
かつ、当時一方にあった「スコッチ復活を願う」ファンへのサービスともいえる、なかなか粋な作品でもあります。
(というか、スコッチの歴史の中で一番明るい滝さん)
▼とちぎテレビ・テキサス&ボン編
残念ながら、お休みです。
12/2(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!
チバテレ1(地上波)
第264話 #274 帰ってきたスコッチ刑事