さて、3/23 サンテレビ・太陽放送。
#235。
長さんの娘・良子の縁談がまとまり、家族そろって旅行をしようと、ボスに休暇届を出した。その時、長さんに相談があるという桜木巡査の妻・知子が署に現れた。知子の話によると、最近脅迫電話がひんぱんに掛かり、怖くて仕方がない、夫に話しても、ただの脅かしだから放っておけと、取り合ってもらえないので来たという事だった。話を聞いた長さんは桜木巡査に会い、奥さんに心配をかけないよう注意する。
長さん家族の旅行の日、駅で新聞を読んでいた長さんは、パトロール中に桜木巡査が何者かに撃たれたことを知り、桜木の入院した病院へ急行した。
幸い、傷は軽かった。(当時の新聞記事に加筆)
優しい長さんが少々損な役回りな本作。桜木の妻にも自分の家族にも裏目状態に加え、クライマックスの格闘も壮絶。
いやぁ・・・お疲れ様です、長さん=辰平さん<(_ _)>
ゲストは石原プロから峰さんと苅谷さん。まだ城西署前です。
片桐竜次さんは太陽初登場!PART2まで10回ご出演です。
野崎「先日、桜木君の奥さんが家に来た時、私も初めて気が付いたんです。娘の婿に、一度も刑事を考えたことがない自分に!・・・・。」
【地上波】サンテレビ・スコッチ登場編
3/23(日)
11:00~11:55
ドラマ 太陽にほえろ!(スコッチ登場編 第19話)
サンテレビ1(地上波)
第235話 52.01.21 刑事の娘が嫁ぐとき (長さん)
レギュラー:藤堂俊介
石原裕次郎
滝隆一
沖雅也
田口良
宮内淳
山村精一
露口茂
石塚誠
竜雷太
島公之
小野寺昭
野崎太郎
下川辰平
矢島明子/木村理恵
野崎康江/西朱美 野崎良子/井岡文世 野崎俊一/石垣恵三郎
ゲスト:峰竜太
結城しのぶ
片桐竜次 堀勝之祐 苅谷俊介 常泉忠通
千葉宏和 戸塚孝 秋山めぐみ 小島真理
脚本 田波靖男 四十物光男 小川英
監督 児玉進
長さんのもとに馴染みの派出所の桜木巡査の妻・とも子が、毎日かかってくる脅迫電話について相談してきた。
桜木は長さんに憧れており、そのことを知っているとも子が、取り合ってくれない桜木の代わりに思い余って長さんに相談したということだった。
長さんが桜木に身辺に注意するようにアドバイスしたものの、これまで桜木が扱った事件は微罪ばかりで、逆恨みを含め追って調査することになる。
その後、長さん宅にとも子が現れ、夫に叱られたという。長さんは康江と共にとも子をとりなし、桜木が迎えにきたことでその場は収まる。
週末に長さんは結婚を控える良子と康江とで水入らずの家族旅行に出かけたが、新聞に桜木が撃たれたという記事を見つける・・・・。
ハートフルな方向に向かっていた長さん主演編、スコッチ前期には結構コンスタントに制作されますが、今回は刑事として一人の婚前の娘を持つ父親としての長さんが描かれます。
既に当時から刑事という職業は危険なものという一方の常識があって、長さんにしても大事な娘を嫁がせるのであれば警察官が相手の場合はそれこそ反対したのではないかという事がちょっと垣間見られるところがあります。
結果的には良子本人が相手を見つけて、それがお天気屋さんであったということは、もしかするとホッとしていたのかもしれません。
気象庁であれば、それほど命の危険は無いわけですから。
今回の長さんは自分に憧れている桜木巡査とその妻・とも子の間に挟まれる格好になってしまい、これに良子との家族旅行をキャンセルしてしまったという負い目とが重なり、微妙な立場になってしまいます。
それに桜木を付け狙う悪漢が絡んできて・・・。
ということで、一人奔走する長さんを描くわけですが、後年辰平さんが「大変だった」と回顧した、片桐さん演じる犯人と桜木宅での格闘はかなり見ものです。
スコッチが登場してから、逮捕劇では殿下と共に活躍することが多くなっていた長さんが#207以来の長尺なアクションを魅せます。
若い警官夫婦の疑心暗鬼と出世への意欲、警官だからこそ訪れる危機、それを見ながら自分の娘がもし・・・・とふと思ってしまったり、刑事として父親として、微妙に心揺れる長さんを描きながら、クライマックスは片桐竜次さん演じる犯人と壮絶な格闘を繰り広げます。
野崎一家も総出演、若き峰竜太さんと結城しのぶさんも見どころです。
セミレギュラーでも比較的出演の多い野崎家の人々ですが、良子の結婚を以って一段落という感じで、少々寂しくなっていきます。
今後、野崎家の主役は俊一が握りますが・・・(^_^;)
=ロケ地=
大蔵団地
祖師谷大蔵駅
桜木邸は成城3丁目、現在は公園?
麻雀東風
新都心歩道橋近辺
新宿ルミネ1