盛夏隆々という感じで、暑中お見舞い申し上げます<(_ _)>
太陽関連の訃報が・・・・朝倉隆さん(6月30日 71歳没)、太陽では#93、#148にご出演でしたが、個人的にはレオや東宝関連ドラマでの客演が印象深いです。芸能関係での演者としてのご活躍期間は70年代前半で、プロデューサーや歌手としても活躍されていたそうです。
そして、鈴鹿景子さん(7月18日 67歳没)。
文学座に籍を置かれていたからか、太陽では4回(#252、#486、#527、#563)NHK朝の連ドラ終了直後からのご出演で、どちらかといえば舞台の軸足を置かれていたためか思ったほどドラマ出演がある時期までなくて、印象的には「薄幸の美人」でしたが、1981年の#486はショートカットである意味あけすけな感じの中川恭子には驚いた印象があります。その後は格段にテレビでお見掛けする機会が多くなったと思いますが、様々な役どころを演じられて、さすが舞台肌の俳優さんだなぁ・・・と感心させていただいたものです。
しかし、それにしてもお若いですね・・・・。
お二方のご冥福をお祈りいたします。
コンテンツ名、エックスだと思ったらツイッターはそのままなんだ・・・・。
スヌーピー氏の#524のリマスター、素晴らしい。ファミ劇HD分は画像は申し分ないのですが、OPでなぜか変なエコーみたいなものがかかっていて・・・・。
地上波の再放送分については、音声の保存として貴重な存在なんですよね・・・・。
小職もVTR捨てていません(^_^;)、音声保存という意味合いで、再放送用プリント放送分は捨てられないですね。。。。
ヤフオク。
#65のスチールは見たことがなかったので貴重ですね。やっぱりあるところにはあるんだなぁ・・・・ただ、山さんとジーパンの2ショットだけだと、サブタイトルに結びつかないし、あのサブタイトルが強烈なので、オミットされたのかも・・・・。
そして#493書き込み台本、小道具さんのものとの情報がありますが、
本当に申し訳ないです。
たまたま息抜きに見つけたのもので、久々に小職、いつもはオークションには基本手を出さない主義なのに、最近太陽散財をしていなかったので燃えあっがってしまって・・・・
ノベライズにもなっていない話で、しかも小職が初めて「正座」して観た殉職編だったため、ポチポチやってしまいました。
そして、落札させていただきました・・・<(_ _)>
ロケ地情報も「北里」など書かれているので、後日レビューしたいと思います。
・・・・って、落札額がバレバレ・・・・殉職編の書き込み済み台本であれば、安かったのではないかと個人的には思っています、<業者販売価格からいけば
さて、7/30サンテレビ・太陽放送。
ボン登場が目前となってきましたが、サンテレビ放送はやはりスポーツ系に負けそう?
#165は、妻を溺愛する夫が脅迫を受け悪事に加担してしまう。一方妻には他に想いを寄せる男がいた・・・・捜査に当たる殿下はその妻の心情をくみながら、嫉妬に燃える夫の前に立ちはだかります。殿下の感情移入が刑事の一線を越え、島公之個人の夫婦へのかかわりを描きます。
やっぱり、二子玉川園の無表情な回転木馬の眼光・・・・(^_^;)
菊江「あのひとにとって、私は人形でしかないんです。」
【地上波】サンテレビ・テキサス編
7/30(日)
11:30~12:25
ドラマ 太陽にほえろ!(テキサス編 第53話)
サンテレビ1(地上波)
第165話 50.09.12 回転木馬の女 (殿下)
レギュラー:藤堂俊介
石原裕次郎
三上順
勝野洋
山村精一
露口茂
石塚誠
竜雷太
島公之
小野寺昭
野崎太郎
下川辰平
ゲスト:藤巻潤
金沢碧
永井譲滋 伊達三郎
里木佐甫良 高木真二 竹内輝二 戸塚孝 永野明彦 西内章 鈴木輝江
脚本:畑嶺明 小川英
監督:児玉進
七曲署へ密告電話が入る。羽田空港へ二億円相当の宝石が密輸されてくるという。
山さんとテキサスは暴力団が絡んでいる可能性から慎重に張り込み、容疑者の中原健介を逮捕するが、空手五段の健介は物凄い暴れ方で抵抗しやっとのことで手錠をかけた。
一部始終を呆然と見ていた健介の妻・菊江は、夫の密輸等は全く知らなかったといって泣き崩れたが、彼女を自宅まで送った殿下は、物陰からじっと探っている男がいることに危険を感じ、警戒することにした。
ある日菊江は外出、ひとり遊園地に入って、回転木馬が回るのと、若い係員が花の手入れをしているのを長い間眺めていた。
やがてその係員が菊江と肩を並べて話し始めた。
殿下はどうやら危険はなくなったと判断したが、その夜一係に菊江から電話が入り変な男が見張っているという。
駆け付けた殿下が菊江と話している間にも、部屋のガラスが割られ、殿下が目を離しているうちに、菊江は車で連れ去られてしまう。
案の定、健介のところに脅迫電話がかかり、隠している品物を引き渡せと云ってくるが、健介には心当たりがなかった。
一方、菊江を連れ去った車と彼女のカーディガンが箱根の別荘で発見され、いよいよ危険が迫ったことが明らかにとなる。
別荘へ急行した殿下は唯一、菊江が行った遊園地のあの花を発見、遊園地に急行したが、例の若い係員・松本は4日前に辞めて行方が分からなくなっていた・・・・。
「ターニングポイント」に向かって、アゲアゲ状態の当時の太陽ですが、殿下の主演編はどちらかというと、女性向けに意図的に制作されるものがこの頃はならびます。今回は混沌とした事件ですが、不幸を背負った夫婦がまた不幸を背負って、背負ったものに耐え切れなくなった妻が夫から・・・という展開ですが、刑事としての職分を離れて、島公之個人としてクライマックスに嫉妬に燃える夫の前に立ちはだかる殿下が印象的であります。そのクライマックスが、ことの良し悪し別として、結果的にはこれでよかったというものなので、後味的には悪くはありません。
ゲストにはその肢体を十分生かした、ガードマン・・・・もとい、藤巻さんの登場、さすがのテキサスもゴリさんもヘロヘロ状態に・・・。そして金沢さんは当時人気を獲得して絶好調な時期なので、この作品自体に独特なオーラが漂っている感じです。
いや、無表情な回転木馬の目も・・・<謎
今後、殿下主演編を得意とすることになる畑氏の太陽初作品です。
家業の観光会社と溺愛する妻を守る(?)為に男は暴力団に言われるがまま宝石密輸に手を出す・・・。
一方、その男との一粒種を亡くした妻はその男から離れようと夫の悪事を警察へ密告する・・・。
多分、男は妻を溺愛するあまり子供にあまり愛情を注がなかったのか、遊園地のメリーゴーランド係員の方が子供楽しく接していたのか、妻の方は係員の方に気が傾倒していくわけで・・・亡くした子供のことなど微塵も感じさせない男の太陽史上稀な豪腕にも驚きますが・・・(^_^;)
「数段上(^_^;)」なゴリさんでさえ、振り回された感じがあるので・・・デンカがあのような状態になっても仕方のないことなのですが。
ただ、今回の事件は殿下自体に何か関係があったかと言われたら別に何もない訳だし、殿下がなぜあそこまでしなければならなかったのかが理解し辛い面があると思いますが・・・優しいから単純にあの妻に入れ込んでしまったというのも、クールな面も持っている殿下としてはちょっと違う気がします。
やっぱり「わかれ」での2つの別れがまだここでも尾をひいて、殿下自身まだ徹底的に痛めつけられたいという自責の念が残っているのかも・・・と勘ぐっています。
製作背景としては、唄も出した小野寺さんの殿下の「白いページ」PV的な部分は否めないところがありますが、そればかりに済まず、デビューしたての新進気鋭の金沢碧氏、ガードマン終了後は逞しい肉体を生かしていた藤巻氏をゲストに迎えた豪華版という趣で、予告編もその辺りを強調しかなり気合の入った作りになっています。
殿下ファンにはちょっと堪らない逸品ですね。