「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

ファミ劇太陽放送8/27=ゴリ、四面楚歌・・・/ジーパンと盗人ヤマキチの攻防戦?

2019-08-27 00:10:55 | ファミ劇日誌
特に休んだわけでもないのに、お盆ボケのけぶでございます<(_ _)>
書きたいことが溜まってきても、考えがまとまらない・・・。

さて、8/27のファミ劇太陽放送です。


【CS】

▼ファミリー劇場HDリマスター版 ジーパン編


8/27(火)
17:00~18:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/ジーパン刑事編#84
ファミリー劇場HD(CS)

8/27(火)
18:00~19:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/ジーパン刑事編#85
ファミリー劇場HD(CS)



第84話 49.02.22 人質 (ゴリさん)

セミレギュラー:平田昭彦

ゲスト:高峰圭二
 原口剛 森山周一郎
 中山克巳 中村雅俊 伊藤めぐみ
 志賀正浩 佐藤耀子 村山憲三 菊地正孝 松下昌司 中村文孝

脚本:永原秀一 峯尾基三
監督:竹林進

ライフルと爆弾を持った3人組の強盗が信用金庫に押し入ったものの、迅速な警察の動きに銃撃戦となり犯人・警官双方に1人負傷者を出し、強盗は女子行員2人を人質をとり銀行の大金庫に籠城してしまう。
駆けつける一係、ボスは犯人側のリーダーと交渉するが、ゴリさんはその声に聞覚えがあった。
そのうち密閉状態の大金庫に通気の穴を空けることと、負傷した仲間にために医者を要求してきた。
ボスは自分と医者に対し人質全員の交換を犯人側に承諾させたが、ゴリさんはボスの代わりに「行く」ことを志願、ゴリさんの説得にボスは了承する。
ボスは更にその要求をのむことで、突入作戦を立てる。
若い医師、そしてゴリさんが金庫内に入ったが、犯人側リーダーの霧島の顔色が変わり、ゴリさんは霧島に執拗にリンチを受け昏倒してしまう。
霧島は以前、ゴリさんの厳しい取り調べで犯行を自供し、刑に服していた過去があった。
一方、ボスたちは犯人たちが金庫室でラジオをつけっぱなしにしていることに注目、ディスクジョッキーの話に次の作戦を盛り込んで流し、ゴリさんに伝えようとするが・・・・。

ゴリさんのサバイバル編としては屈指の名作、
ハードな脚本を得意となさる永原秀一・峯尾基三両氏の執筆です。
また、ストックホルムの銀行で実際に発生した事件をモデルにしており、緊張感漲る一編となっています。
ゴリさんがここまでボコボコにされるのも珍しく、さらに今後殿下「殉職」編等で強烈な印象を残す原口剛さんが初登場の本作でも素晴らしいキレっぷりを魅せます。
さらに、中村雅俊さんのテレビ初出演作としても有名です。
また、何気にゲストの「A」度もあったりして。



第85話 49.03.01 おやじに負けるな (ジーパン)

セミレギュラー:菅井きん

SPゲスト:有島一郎

ゲスト:森塚敏 外山高士 
 芹川洋 黒田清子 渡辺ふさ子 山本三郎 加藤寿 大宮幸悦 新井一夫 浅井哲男

脚本:田波靖男
監督:竹林進

あるスーパーの倉庫から、トイレットペーパーと砂糖がごっそり盗まれたが、その鮮やかな手口から有力容疑者として、かつての泥棒の名人・山本吉三が浮かび上がった。
ジーパンはアリバイを確かめに吉三の家を訪れたが、吉三はジーパンの死んだ父親から世話になったことを恩に感じていた。ただし、犯行については否定する。
しかし、吉三はジーパンの成長した姿に感激し、まだまだ刑事としては一人前ではない彼を鍛えようとひそかに決意するのだった。
そんな折、七曲署管内で覚せい剤が多量に出回り始めた。ジーパンは輸入元として浮かび上がった中光貿易の社長・田中の身辺を張り込み続けるが、その様子をこっそり吉三が見ているのを知る由もなかった。
吉三は腕に覚えのあるテクニックで中光貿易の事務所から覚せい剤を盗み出し、田中との取引現場にジーパンを呼び出し、彼の手柄にしようと芝居を打つのだが・・・・。

ジーパン登場からしばらくは緩やかな話も絡めながらのシリーズ展開でしたが、鮫やんの再登場=左遷以来、ハード路線を突っ走っていました。
その間、ジーパンの成長ストーリが軸になりましたが、#82がジーパンのコンプレックスに対しての「回答」的な話だったので、ある程度落ち着いた感じになっています。
本話は予告編でも「推して」いるようにコミカルさを強調していますが、その中でも緊張感たっぷりだったり、ジーパンの大暴れも用意されているという派手な作品です。
そして、今までのジーパンのコンプレックスの良い意味でも悪い意味でも「象徴的」存在だった父・源次の存在がかなりライトに扱われるのもホッとします。
そして、東宝系映画やドラマでは常連のいぶし銀の喜劇的演技を魅せる有島一郎氏の泥棒・ヤマキチは、飄々とジーパンの周りをウロウロしながら年の功的な気転で世話になった源次の代わりというスタンスでジーパンに接しますが、逆にジーパンはコソドロの相手は出来んぞという勢いなのですが、有島氏も優作さんもここぞとばかりに緩やかに演じているのが笑いを誘います。
脚本は、有島さん馴染みの若大将シリーズでこちらもおなじみの田波さんが単独で書かれています。

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太陽中毒者の記録 2019-8-26

2019-08-26 21:41:31 | 当直室日記
なんというか・・・やる気が起きないけぶでございます<(_ _)>

▼太陽視聴
何だかごった煮状態・・・・で、気になったこと。
第230話 「ピアノソナタ」・・・・前にも書いたかもしれませんが、殿下と京子のツーショット写真はある意味「特写」です。「その為」だけに撮影されていたようです。
しかし・・・殿下のアパートでもあり、ボギーのアパートでもある通称「太陽寮」=砧4丁目のらせん階段アパートの出現頻度が凄すぎる・・・結局は殿下の婚約者の恵子も住むこととなったはずなのに、#472では鮫やんの一押し娘の棲家となり、ボギー最初の事件の容疑者の恋人の住居かと思えば、自分が住んでるし(^_^;)・・・それにドックのアパートも何度も登場しているし・・・というか、ここも砧4丁目なんですけどね(^_^;)
って、コロンボ総統氏のロケ地検索を横目に見ながら(^_^;)、確かに三崎(#56)にない風情のところは新宿だったり世田谷だったり(^_^;)。・・・サパー凸凹・・・・。

▼台本
数えてみたら、ダブリもありますが100冊以上は溜まっているようで(^_^;)
どうしよう・・・本当に検証考えなきゃ。。。
なぜか「篠田の歌」と「男になってやる!」・・・もとい、「ラスト・チャンス」や「一係皆殺し!」などは準備稿と決定稿や改訂稿もあるし(^_^;)

そういえば、ざっと見返してみていたら、吉野の横谷さんがしっかり印字されていたり、西條勝=梅野さん、康江の西さん、加代子の千野さん、隆の小椋さんも400話台では印字確認。
で驚いたのが殿山さんの平山源治・・・・台本では「殿山源治」で役者さんの印字無し・・・という珍現象。
とかく平山のとっつあんは再登場の時も準備稿では別人だし、なかなか香ばしいキャラクターです。


▼アナザーストーリーズ
朝ドラの「なつぞら」では、ほぼ直球の「三代目カポネ」等出てきていますが(^_^;)
ルパンとおおすみさんの絡みは結構最近は紹介される頻度が多くなってきているので、結構お馴染みの話かなぁ・・・とも思いつつ、原作+アニメ初期+現在(^_^;)という跳び方は1時間枠としては仕方がないかと・・・・アニメであれば新(PART2)や青木悠三さんのお話しが聞きたかったような・・・。

▼特捜隊
東映チャンネル放送はとうとう#700。
あと1年程度か・・・・って、その前段の記念的要素が感じられる#699。
やっぱり主役は木塚ユリ(^_^;)
そしてゲストは後の日高主任(^_^;)
頑張れ!三船主任!

********************

▼森下哲夫さん、ご逝去・・・・

ツイッターを見ていて驚いたのが、森下哲夫さんが2月に亡くなられていたという情報・・・。
ウィキペディアにも載っているので・・・。

心から御冥福をお祈り致します。

(既に半年前の訃報なので、日記に記します・・・)

森下さんと言えば、キリっとした目の狡猾な悪役というイメージですが、太陽でも5回ほぼイメージ通りの役でご出演されています。
特に、ヒゲマジック的な荒井とか、スコッチと対峙する皆川とか、印象深いですね・・・。

#243「その血を返せ」・・・ 新井秀雄
#412「似顔絵」・・・ 皆川威
#482「ラッサ熱」・・・ 安川浩
#567「純情よ、どこへゆく」・・・ 倉田四郎
#611「無口な男」・・・木田義和
PART2 #10「DJ刑事・ステバチ作戦」・・・仙内裕信


 

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ファミ劇太陽放送8/20=ジーパンと「拳銃の神様」との悲しい結末/将来のため昇任試験を受けようとするゴリさんに・・・。

2019-08-19 22:53:23 | ファミ劇日誌
さて、お盆が明けて8/20のファミ劇太陽放送です。
しかし8/20・・・岩城刑事、カナダ・ウィスラーピークにて殉職から37年。
この日に生まれた赤ちゃんも立派な中年なのか・・・。


【CS】

▼ファミリー劇場HDリマスター版 ジーパン編


8/20(火)
17:00~18:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/ジーパン刑事編#82
ファミリー劇場HD(CS)

8/20(火)
18:00~19:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/ジーパン刑事編#83
ファミリー劇場HD(CS)



第82話 49.02.08 最後の標的 (ジーパン)

SPゲスト:北村和夫

ゲスト: 西川敬三郎 池田生二 松下達夫
 吉田静司 府川房代 戸島一実 清水石明美 国井正広 折尾哲郎 佐藤勝貫 森下明

脚本:長野洋
監督:高瀬昌弘

ある日、ジーパンは自身が射殺した青年の妹と辛い再会を果たし、「人殺し」と罵られる。
元々拳銃嫌いだったジーパンが刑事として拳銃を握らざる負えないことに気付いてしばらく経っていたが、刑事にとって、拳銃とはどんな意味を持つのかということを改めて悩んで挑んだ射撃練習の場に、本庁の根来新平が現れた。
彼は射撃の神様と言われており、かつては警察学校で射撃技官を勤めていたが、退官するのだという。
ジーパンの射撃姿勢を見て、遊びで拳銃を持つなと諭す。
そんな折、七曲署管内で連続射殺事件が発生、射殺された被害者は何れも社会のダニともいうべき悪党ばかり、山さんたちはその射撃の腕前と凶器もボスが持つ拳銃を同じ通好みのルガーであることからプロの手口と睨み、一流の殺し屋を次々と捕らえ取り調べるが全員シロだった。
その捜査の最中、ジーパンは根来と病院の前で再会、根来の勧めで射撃の特訓受けるジーパンだったが、そんな日々の中、ジーパンは根来に不穏なものを感じる。
一方、ボスはある事実に気付き愕然とする。
射殺された被害者たちはいずれも根来が捜査一課時代に手掛けた事件で結局は起訴できなかった者たちだったので。
そして、根来が不治の病に侵されており、余命いくばくもないことが判る。
ジーパンにとって根来は拳銃の「先生」ではあるが、その「先生」の犯罪にジーパンは刑事としての闘いを挑む・・・・。


ジーパンが刑事として一係の配属され、様々な苦難の壁にぶちあたってきましたが、本作はその仕上げ的な側面の作品です。
70話台はいろいろなターニングポイントを迎えていた彼が最終的にたどり着いたのは小口径で殺傷能力が通常使っている拳銃と比べ低く、命中率もジーパンの腕でも高い、「ミリタリーポリス」という拳銃でした。

その拳銃との縁結び役となったのが、まもなく退官の拳銃の神様と言われた本庁の根来。

その根来とジーパンの師弟関係と悲しくハードな結末を描くわけですが、

文学座の後輩・大先輩である、優作さんと北村さんの組み合わせは後に『俺たちの勲章』に継承されるわけですが、芸達者なお二人が揃うと作品全体が軽快になりそうな感じですが、ジーパン登場編のメガフォンをとった高瀬監督が登場編と同じように独特な重厚感を作品に反映させており、観るときはいつも作品世界に自然と没頭する感覚になります。

脚本は太陽「オリジナル」脚本メンバーである長野さんが、それまでジーパンの転機編を執筆なさっていた鎌田さんの作品を継承した形で、かつ拳銃を半ばマニアックに扱っている意欲作になっています。



第83話 49.02.15 午前10時爆破予定 (ゴリさん)

ゲスト:加藤武 
 波多野憲 武岡淳一
 田利之 東静子 川口節子 鈴木治夫 岩瀬ゆう子 渡辺市松 内山朋子 市川ひろし

脚本:柏倉敏之 小川英
監督:高瀬昌弘

ゴリさんに見合い話が舞い込んだものの、相手の父親がヒラ刑事には娘をやらないと頑張っているため、ゴリさんは巡査部長の昇進試験を受けることとなり、猛勉強中。ボスたちも何とかゴリさんの負担を軽減しようと各々で配慮していた。
そんな折、七曲署管内で連続爆破事件が発生、最初の被害者である重傷を負った城東大学教授・郡司に恨みを持つ予備校生はシロ、次は一係に爆破予告が入りバスが爆破された。その爆破捜査からボスはゴリさんを受験勉強の為電話番を命じるが、その勉強の一環で図書館に赴いたゴリさんは偶然郡司の著書を発見するが、酷い書き込みがされており、その本の貸し出し記録から三浪生の安西が容疑者として浮かぶ。
安西の行方は一係の必死の捜査にもかかわらずつかめない。そしてある朝、安西から第三の爆破を予告する電話が入る。
今度は城東大学病院を午前10時爆破するというのだ。
城東大学病院に避難を要請する一係だったが、心臓弁膜症の少年の手術が難航する。
その日はゴリさんの受験日であったが、ギリギリまで一係部屋で粘っていると安西から電話が入る。
その話から、ゴリさんは安西の居場所を推測し、試験場ではなくそちらへ向かったが・・・・。


試験には合格したい、しかし事件は気になる・・・・ボスの計らいで試験勉強に集中できる環境にいながら、ゴリさんの頭の中は事件の事でいっぱいになっていきます。
ゴリさんの昇進試験がらみ話のはしり、ヒラ刑事筆頭のゴリさんが自分の未来のために昇進を望みますが、刑事として事件を追う方が勝ってしまうという悲しいサガではありますが、いかにもゴリさんらしい一編です。

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フリー

2019-08-16 20:38:08 | 当直室日記
大雨警報、ずぶぬれけぶでございます<(_ _)>
北海道で、マイカー通勤で、デスクワークだと、雨に濡れるなんて機会はあまりなくなります(^_^;)
ひさびさのパンツまでってやつでした・・・・。

ところで気が付けば、溜めている台本の太郎&ヒゲ濃度が濃いのに愕然としています。。。
今回の購入では、各2作品(^_^;)
そして、山さん・幸いにもスコッチ、そしてゴリさん、さらにラガー濃度も高そう(^_^;)

そんな話はよいのですが、

木之元亮さんが所属フリーとなり、連絡(仕事依頼)手段が自宅の電話と電源の入っていないスマホだけとなったことにより、
息子の直さんがそれを危惧(^_^;)し、直さん運営の木之元さんのオフィシャルツイッター(仕事連絡用)を立ち上げたそうです。
で、こっそりと貼り付けておきます。

https://twitter.com/kinomoto_ryo

しかし68歳とは思えない二の腕だなぁ・・・。

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久しぶりの太陽散財・・・・(涙

2019-08-15 22:43:32 | けぶの散財日誌
コロンボ総統氏のツイッターロケ地検索はジーパン編に突入、あのテニスコート跡はちょっと前に大手デベロッパーが分譲・・・。
近年まで頑張って残っていたのですがね。


ところで、毎年大体太陽散財をする決まりとしている小生ですが、
DVD-BOXシリーズの完結から、予算が余って、年度予算の繰り越し・・・・さらに、オークションは基本的に手を出さないと決めているので、しばらく様子を見ていた古書店物件に手を出してしまいました(^_^;)
それにしても、数年前は老舗の矢口書店にも、まんだらけにもあった太陽台本がきれいさっぱり消えています。

ところで購入したのは使用済み台本ですが、小澤啓一監督の所有物で、既にスコッチ関係等は売り切れた後でしたが、それでも十分。
一時間ほどざっと見てみて、気付いた点をメモっておきます。



第4話 プールサイドに黒いバラ(決定稿)・・・澤田幸弘監督作品なので、初期にメガフォンをとられる予定だった監督さんたちに配られた一冊ではないかと思います。
書き込み無し。出演者には、山東さん・片岡さんの印字、村岡女史もしっかり印字。記者が山さんを招いた麻雀には優子記者もいた。



第270話 殿下とライオン(決定稿)・・・書き込み多、岩沢ライオンが土下座をした後のロッキーが殿下に詫びたシーンは手書きで加筆。
第282話 婚約指輪(決定稿)・・・書き込み過多、京子の中田さんは印字、達村の秋野さんは手書き、
第317話 殺人者に時効はない(決定稿)・・・書き込み無し
第318話 カレーライス(決定稿)・・・書き込み少、令子の長谷さんは印字、ラストのカレーを一心不乱に食らうゴリさんは当初、周りの苦笑を感じて頭をかいていたが、小澤監督のアイデアで、全く気付かず苦笑を不思議がるということに変更、ボスのカレー煽り(^_^;)はアドリブ。



第330話 天使の微笑み(改訂稿)・・・書き込み過多、スケボーシーンの細かい手書き描写が目立つ。
第337話 偽装(決定稿)・・・書き込み多、井沢殺害凶器は当初電気スタンドだった。
第338話 愛と殺人(改訂稿)・・・書き込み無し
第353話 ラスト・チャンス(決定稿)・・・書き込み過多、麻雀屋のマスター(槐柳二氏)は当初、二見忠男氏。康江の西さんは印字無し。テアトル・エコー祭りな出演者陣(手書き)。篠田と菊池の取引場所は恵比寿駅前(説明マンガの書き込みあり)


いや、本当に買ったことも忘れるので、こうやって書き込んでおけば思い出すという具合で(^_^;)

ところで、こうやって使用済み台本を見ていると、やはり作り手側の役割分担で書き込み内容がかなり違います。助監督は書き過ぎるほど、監督については、打ち合わせ用と撮影用があり、カメラ割りとシーン改編が目立ちます。進行用はロケ地などの書き込みが多く、編集用はBGMの番号が書かれているという具合、俳優用については当然自分のセリフにマーキングや書き込みがあるという具合。
監督だと、竹林監督は一冊集中型のようで、山本監督と小澤監督は打ち合わせ用と撮影用はお分けになっていたようです。

結構、台本も貯まってきたので、もうそろそろ1作ごとの検証を始めないとなぁ・・・・。

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白石奈緒美さん、ご逝去・・・

2019-08-15 18:49:07 | おくやみ
白石奈緒美さんが8月4日虚血性心不全のためご逝去。84歳。

テレビの時代劇や、舞台、料理研究家として活躍、
個人的には『特別機動捜査隊』ゲストとしての熱演が印象的です。
この方も悪役の方が多かった印象があります。

ご冥福をお祈りいたします。


ところで白石さんは太陽にもゲスト出演記録が1作あります。

#166 噂

ところが、完成作品ではお名前がクレジットされているのにもかかわらず、ご出演が確認できません。
この作品自体の出演者が少なく、かつセリフのある出演者も限られており、クレジットの位置から見ても、極端な脇枠でもないと思われるので、小職の妄想では、雪江の過去を知る知人役だったのではないかと。
(施設職員の女性は九重ひろ子氏)
台本があれば、確認できるのですが・・・。

太陽には特に前期は撮影したのにまるまるシーンカットの事例がよくあって、これもまたよくある「セリフが無いのでノンクレジット」というパターンの逆で、シーンカットでもクレジットは表示するというパターンがあります。
(#80のように、菅井さんのクレジット忘れというのもありますが・・・)

例えば、#40の康江たち、#52の町子が働いていたバーでの聞き込みシーンは台本にありますが、カット。
ママ役が松風はる美氏だったようです。
また、#53では中村竜三郎氏がクレジットされていますが、完成作では確認できません。
これも小職の妄想ですが、ひょっとすると「柴田源次」(ジーパン父)役で回想シーンに登場していたのではないかと・・・。

もし、万が一、カットされたシーンのフィルムが残されているのであれば、「完全版」が見たくなってきます。
現存はあり得ないか・・・。

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太陽中毒者の記録 2019-8-14

2019-08-14 18:54:15 | 当直室日記
徒然なるままに・・・けぶでございます<(_ _)>

お盆休みというのは無いのですが、余計な仕事が無いので本来の仕事がはかどります。。。
ただ、また夜中にOPのザッピングして喜んでいる病が発症してまして。。。

で、ファミ劇太陽もお盆休みに負け足踏み状態で、稲川淳二氏の怪談に代わっていたのですが、
それはそれ、嫌いじゃないので(^_^;)

▼太陽散財
もう、したくてしたくてうずうずしていたのですが、とっておきの業者さんの余り物を買い漁ってしまいました・・・<(_ _)>
台本なんですが、これでオークション以外の通販ものは私の知る限り無くなったのではないかと(^_^;)
メルカリは手を出していませんが(^_^;)

というか、ボン・ロッキー時代・・・余り物とはいえ、太陽中毒としては涎が出る代物なのですが・・・。


▼コロンボ総統のロケ地検索
ツイッターでのコロンボ総統氏のロケ地検索はマカロニ死すを迎えました・・・クライマックスは浦安撮影というのは自分でも何で確認したのか忘れてます(^_^;)
ただ、浦安駅で山さんのクラウンが暴走していたのは確かなこと・・・あの暴走で下回りはいくら丈夫なクラウンとはいえある程度ダメージを受けていると思われますので、裕次郎さんのロケ拘束時間も考えると、あの銃撃戦現場は新浦安で良いんじゃないかと思います。
また、#300の経堂の高速高架は#243とか大都会P2でも使用されていたと思います。
よりによって「も」世田谷なのですが(^_^;)

▼戸塚孝氏
初期から出演している「悪役」専科の方ですが、擬斗の宇仁さん率いるK&Uのメンバーだったはず。暴れっぷりもなかなかですが、殴られっぷりも素晴らしい。
若手メンバーや、ゴリさんとの格闘は見ものですが、対ボスとなるとあっさり・・・というのも味なんですよね。

▼NHKアナザー・ストーリーズ
この前太陽を採り上げたと思ったら、今度はルパン。
ドキュメンタリーとしてはこちらも裏での葛藤は様々なので、楽しみですね・・・・というか、単に「たまさん」を挑発している?(身内ネタ)





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太郎万歳!!もとい、おやじバンザイ!下田ロケ地

2019-08-10 23:43:20 | ロケ地検索&メモ
きまぐれけぶでございます<(_ _)>

#81のロケ地検索をチョット(^_^;)

東京については、コロンボ総統氏にお任せして、伊豆ロケの方で。

名残などが残っているところが多く、張り込みは可能(^_^;)
ただ、特撮ロケ地にも使用されたゴールドタウンは微妙?
覆面車コロナは静岡ナンバーにしなければならないし(^_^;)



伊豆急下田駅/静岡県下田市東本郷一丁目

静岡県下田市柿崎36(小野の妻の実家は塀だけ残っている)、黄色いカッパで張り込み可能(^_^;)
ゴリさん土産の鰻弁当は「なかがわ」(静岡県下田市一丁目)のもの。

静岡県下田市柿崎6 付近

静岡県下田市白浜1690/将軍の潜伏(^_^;)していた三菱のガソリンスタンドは廃墟として残る、白浜ボウルは本作放送年に閉鎖

ゴールドタウン(跡地)/伊豆市瓜生野(大仁鉱山(大仁金山)跡地に造られた施設)

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ファミ劇太陽8/6=シンコは女と刑事との壁を乗り越えられるか?/俊一よ・・・オヤジ(長さん)よ・・・!

2019-08-06 01:01:53 | ファミ劇日誌
さて、8/6のファミ劇太陽放送です。


【CS】

▼ファミリー劇場HDリマスター版 ジーパン編


8/6(火)
17:00~18:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/ジーパン刑事編#80
ファミリー劇場HD(CS)

8/6(火)
18:00~19:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/ジーパン刑事編#81
ファミリー劇場HD(CS)



第80話 49.01.25 女として刑事として (シンコ・ジーパン)


セミレギュラー:菅井きん(ノンクレジット)

ゲスト:小野進也
 木村豊幸 松崎緑子 
 市村博 手塚茂夫 高橋明
 加藤茂雄 小澤憲一郎 本田淳子 築地博

脚本:柏倉敏之
監督:澤田幸弘

商事会社に強盗が入り急行する一係。
付近を捜索していたシンコが犯人3人組を発見、1人の顔を確認するものの逃げられてしまう。
シンコは犯人を取り逃がしたことに責任を感じるが、ボスに一係に待機するよう命じられ、自分が一係の戦力になっていないと痛烈に感じ、ショックを受けててしまう。
シンコの目撃した男は商事会社の元社員の中村であることがわかり、中村の恋人であったゆかりを捜し当てるものの、1年前に別れたという。
ゆかりの身辺を調べた一係であったが、ゆかりと中村の最近の繋がりは無いという結論に達した。
一方、一係には中村の潜伏先のタレコミが入り、シンコは単身で向かうが、それを知ったジーパンが応援に向かう。
刑事として必死に行動しているシンコを見て、ジーパンは女性には女性らしい捜査方法があるのではないかと優しく諌める。
そして、ついに中村を発見したシンコであったが、拳銃を向けられ硬直状態になった時、ジーパンが中村の注意をそらす形でシンコを守ろうとして腕に重傷を負ってしまい、中村も逃がしてしまう・・・・。
ジーパンの身を案じながら、シンコは女の勘で中村とゆかりがまだ関係があると睨み、ゆかりを張り込んだ。
その執念が実り、二人が連絡を取っているところをつきとめるが・・・。


シンコ、綺麗ですね・・・。
この頃、美しさに物凄く磨きがかかっているような。

話的には非力な女性刑事が強盗に立ち向かえるかどうかという所であるこの話。
シンコだから最初に犯人と遭遇出来たとも言えるのですが(ひとり別行動とってましたから)、例えばジーパンだったらケガしていたかもしれません・・・相手は3人ですし、拳銃持ってましたから。
その犯人取り逃がしで、すっかりナーバスになってしまいますが、一係の刑事になりたてのころの「女として刑事として」がぶり返しますが・・・。
これは裏返せばシンコ自身のコンプレックスなんですよね。
ボスは前は女には刑事は勤まらないと思っていましたが、この作品の頃は既にそんな根拠のない事は思っていなかったはず。
捜査の一線から外したのはあくまでも心理的な面が理由であって男女関係ないところでの事なんですが、それが裏目に出た感じになってしまいます。
シンコの焦りはジーパンを負傷させる結果になってしまいましたが・・・。
ジーパンの代わりとして静かに張り切るシンコは自分の持ち場で自分らしい捜査をして事件を解決します。
早変わり、運転、射撃など、シンコが刑事として基礎が完成しました。
ただ、これはジーパン・シンコその愛への「シフト」を物語っているとも言えるかもしれません。

刑事の師匠格である山さんはラストで「予言」していますが、表面的にジーパンとシンコの関係性が浮き彫りになる記念的作品とも言えると思います。

それにしても、久々にボスが逮捕時の格闘に参加していますし、ラストは横浜ロケ。
昔の横浜駅なんて、ハマッ子刑事には懐かしかったのでは?

良い雰囲気になっていたジーパンとシンコの関係性が決定的になったのではないか・・・という区切りのような話にもなっており、かつシンコの刑事としての姿勢が確立する話でもあります。


第81話 49.02.01 おやじバンザイ! (長さん家族・ジーパン)

セミレギュラー:石垣恵三郎 井岡文世 西朱実

ゲスト:右京千晶 松平健
 川野耕司 石井宏明 小川光明(日本テレビ) 小泉博孝 根本清和 佐山泰三

脚本:小川英 今村明男
監督:澤田幸弘

長さんがかつて喧嘩の傷害罪で逮捕し、更生させた小野が、ふたたび喧嘩をして今度は拳銃で相手を射殺してしまった。
小野を取り逃がして一係に帰ってきた長さんに、緑川署に呼び出された妻・康江からの電話がかかり、息子の俊一が喧嘩をして同級生に怪我をさせたという。
その夜、家に帰った俊一から喧嘩の理由を聞き出そうとした長さんは、面と向かって自分の子供が警察の世話になれば辞職ものになるのが怖いのだろうと云われ、カッとなって殴ってしまう。そして俊一はそのまま家を出て行ってしまった。
刑事であることと父親であることとの板ばさみ、さらに更生させた小野が殺人事件を犯してそれを逃がしてしまったことが重なり、心労が嵩む長さん。
小野の気性を良く知っている長さんは翌日、俊一の事に後ろ髪をひかれる思いで小野の妻のいる下田へ張り込みに向かった。
下田で張り込みを続ける長さんは日に日に憔悴していくが、それでも小野が現れるまではてこでも動かないと決めていた。
警察が警戒する中、小野は妻と接触することに成功したが警察に見つかってしまい、小野は子供を人質に小屋へ立て籠もってしまう。
警官隊が取り囲み、テレビ中継までされている現場で、長さんはある決意を胸に、丸腰で拳銃を向ける小野の前に立った・・・・!

野崎俊一初登場。
父・太郎と性格が似ています・・・というか似すぎです(^_^;)
若い頃の長さんはあんな感じだったんだろうな・・・・でも城好きなのか?

長さんが希有のキャラクターなのは、息子が反抗期でもどこか嬉しそうというところなんだと思います。
反発はしながらも、お互いが大好きであるというのはこの親子一貫しています。
というか、下川辰平さんの俳優力が垣間見える作品ではないかとも思います。
確かに世界の黒沢監督が気になさっていたというところは頷けます。
他の俳優さんとは違う、リアルな男の味があるんですよね。
今回、多分これまでの長さんとしては一番苦悩した話ではあるのですが、そこでひしひしと味が迸っている感じがします。
あの「ここに居なきゃならんのだ」のシーンはちょっと他の俳優さんじゃ出来ない世界観があります。
それにしても一回更生した若者がまた事件を繰り返すと言うのは、長さんにしてみると地獄をみるようなものでしょう。
ストイックに捜査に没頭する訳ですが。

松平健さん、どうやらジーパン枠のオーディションに参加されたようですが叶わずゲスト出演となっていたわけですが。
ガソリンスタンドに匿うというのはどうなんだろう(^_^;)
スタンドの従業員も知ってた?

ジーパンもなかなか良い位置加減だったと思います。
昔、喧嘩というのはあんな感じだったんですよね。
多勢に無勢は当たり前だったし・・・ただ子供の喧嘩に親が首を突っ込まないというのは暗黙の了解だったんですよね。
今ではすっかり変わってしまいましたが。。。。

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太陽中毒者の記録 2019-8-5

2019-08-05 22:35:35 | 当直室日記
もやもや中のけぶでございます<(_ _)>

▼モヤモヤ
さまーずも4代目アシスタント登場。三村先生も既にボスや山さんの心境(ツイッター発)のようで、なんとなくそれは解る。
オリジナルメンバー大江氏は無論マカロニではあるものの、それでは括れないものがあり、狩野氏はアクティブジーパン、福田氏は両方の要素を持ったテキサス、そして田中氏は末っ子的ぼんぼん(違)。
奇しくも田中・・・・。

▼スチール
#68のスチールの存在はいくつかあることは知っていますが、ヤフオクの警察冊子にてデパートの屋上ソフトクリームシーンが掲載。
新聞のものしか見た事が無かったので新鮮だな・・・ワカメ様・・・。

▼コロンボ総統のロケ地検索
#49まで到達、この作品は意外とスタジオシーンが多かったりしますが、ある意味有名なボスがセドリック白パトでの無線マイク持ちシーンの撮影場所も判明。
品川の近くのあの場所は、店がことごとく亡くなった割には原型を留めていますが・・・・小生、多分あそこに立ったら号泣しそうだ・・・。

▼増岡弘さん
中期から後期にかけて太陽常連だった増岡弘さんがマスオさん役等を高齢のため勇退。
有吉さんぽもお休みしているとか・・・。
ご自愛いただきたいものです。

▼大捜査線
tvkで絶賛放送中ですが、もう沢木殉職まで行ったようで。
当時、こっちも観ておりまして、ダブりはもう公然の事実で(^_^;)
ドック登場は知っていて、大捜査線は終わるんだろうなぁ・・・と思っていたら、延長。
ただ、この辺り丁度#26での降板なので約束通りと思いきや、聞いた話によると元々延長話はあったようで。
しかし、神田さんとしてはダブった1ヶ月ぐらいの間はキツかったのでは・・・と思いつつ、登場編を除いた#417迄のドックって、思ったほど出番が少ない。

▼特捜隊
「三船刑事死す」は傑作ですなぁ・・・というのもありますが、ご法度潜入捜査で、いつかの潜入捜査中の山崎刑事をボコボコにしたように、今度はビシっとダブルスーツで決めた石原刑事をボコボコにする三船主任って一体・・・(^_^;)
というよりは、木塚ユリ刑事がすっかり特捜隊の便利使いと化しています。
それにしても、谷山長さんはコロンボを意識し過ぎでは(^_^;)




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