「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

サンテレビ太陽放送10/29 ゴリさんは「狼」を救えるか?

2023-10-29 08:11:07 | 放送予定

仕事脳発動中ののけぶでございます<(_ _)>
また余裕がない、、、(^_^;)

犬塚弘さんが亡くなられ、クレージーキャッツが全員鬼籍に・・・・。
犬塚さんが悪役を演じられたときのキレが好きでした・・・・そして善人役でも押し出さない自然体の演技が光るところが好きでした。
ご冥福をお祈り申し上げます。

さて、10/29サンテレビ・太陽放送。
#176は、ヤクザにあこがれる3人組が暴力団幹部を白昼の路上で刺し逃走、ただし確証がない為3人組を逮捕できずマークするゴリさんたちだったが、3人組も狡猾に動き回り煙に巻く。さらに3人組は別な計画を敢行しようとしていて、それを察知したゴリさんは何とか彼らを止めようと一計を案じます・・・・自らもやさぐれた経験のあるゴリさんがヤクザにあこがれる若者を何とか救おうと奮闘します。
ゴリさんの過去が何となく垣間見られる部分(妄想するとボスとの出会い?)、後年は小野寺さんと同じくソフト二枚目路線が定番となる中島久之さんの暴走若者役(おそらくあの革ジャンはのちにテキサスが着用)、中村ブン氏の自然体演技、定番ロケ地セール(^_^;)、久々なゴリVS「K&U」などと見どころ多しです。
それにしても、あの白の横浜ナンバー縦目グロリア・・・・黒に再塗装されて#178でアクション→爆発するんですけど、表面だけですが結構しっかり塗装されているようで、なぜかフェンダーミラーまで塗装している謎が・・・<何?


石塚「10年以上前の話だがな、俺も奴らとそっくり同じ目をして、街をうろついたことがあるんだ。」


【地上波】サンテレビ・テキサス&ボン編

10/29(日)
11:00~11:54
ドラマ 太陽にほえろ!(テキサス・ボン編 第9話)
サンテレビ1(地上波)

第176話 50.11.28 狼の街 (ゴリさん)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      三上順
       勝野洋
      田口良
       宮内淳
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平

矢島明子/木村理恵

ゲスト:中島久之
 中村俊男 藤井つとむ
 田中浩 遠藤剛
 大村文武
 村越伊知郎 水野こうさく 池永通洋 邦創典
 (ノンクレジット)永野明彦 戸塚孝 大宮幸悦 他(K&U)

脚本:小川英 田波靖男 四十物光男

監督:山本迪夫

暴力団・戸川組と竜神会の対立抗争が激化しているさなか、戸川組の中堅幹部の有藤が交差点で何者かに刺された。
ゴリさんらは有藤を取り調べるが、そんな折、戸川工業の社長秘書・尾山から電話が入り、戸川組は竜神会と異なり近代的組織なので捜査に全面協力すると言ってくる。
有藤の話では彼を刺したのは一見シロウト風の黒皮ジャンパーの男を含む3人組だったという。ゴリさんはゲームコーナーで遊んでいる3人組を見つけるが、彼らは事件当時スナックに居たことを主張、スナックのマネージャー・三島も証言した。
しかし、それでも3人の眼つきを見て彼らの犯行と確信したゴリさんは執拗に彼らの行動を見張る。
そんなある日、三島が殺され、彼の自宅を捜索した結果、三島と尾山の会話が入ったテープが発見された。
その会話によると、どうもすべては警察と世論の力で竜神会を封じ込めるための戸川社長の策略だった・・・。

暴力団とネオヤクザとの乱戦にゴリさんが加わる感じですが、そのネオヤクザが当時とすればチンピラでもなく見た目では普通の若者にしか見えない面々、だからこその危うさと恐怖。そういう微妙な若者を後にソフトな役が定番になる中島氏に中村ブン氏に藤井つとむ氏という、なんともそのアンバランスさが絶妙な均等をもった3人組が演じます。
そこにゴリさんがある意味突っ込む形ですが、ゴリさんも上京したころは似たような若者だったという告白もあり、そのゴリさんが3人組に食らいつき何とかヤクザ道を諦めさせようと奮闘します。(これはもしかするとゴリさんが同じように救われたからかもしれません。)
しかし、この作品はいろんな意味で豪華ゲストです。
交差点であっさり刺される有藤が田中浩氏というだけでも豪華なのですが、尾山の大村文武氏も東映作品の印象がある方なので珍しい感じがあります。テキボン期ならではのキャスティングともいえそうです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日誌+サンテレビ太陽放送10/22 ボンは疑惑のラグビーチームに潜入するが・・・・

2023-10-22 09:33:18 | 放送予定

腰痛継続中のけぶでございます<(_ _)>
あとは坐骨神経痛の根っこぐらいになりました(^_^;)

谷村新司さん、財津一郎さんご逝去はつらいですね。
谷村さんの楽曲は声が合うのでカラオケでよく歌ってましたし、財津さんはもうずっと現役的な感じで、悪役も平気でこなすエンターティナー。
非常に寂しい・・・・・ご冥福をお祈り申し上げます。


さて、10/21サンテレビ・太陽放送。
#175は、非行少年のラグビーチーム「スーパーキングス」を私財を投じて作っていた大原が殺され、チームのメンバーに容疑がかかります。
少年たちは一係と顔なじみ。一人面識のないボンは独断で「スーパーキングス」に潜入してしまいます。
誰が殺した→犯人を庇う、大原自体に持ちあがる疑惑などで、疑心暗鬼になっていくチームメンバーと親身になって彼らと接するボンとの対立と友情が描かれます。
ボンとしても独り立ちした感のある初めての作品で、石橋正次さんをSPゲストに迎え、青春ドラマらしい熱い展開が繰り広げられます。
って、個人的にはクライマックスのゴリさんも嫌いじゃないです(^_^;)


山村「釈放する前にこれだけは言っておく。
   確かにお前たちのことを本当に理解できたのは、大原ひとりだったかもしれん。
    だがな、ここにもひとり、お前たちのことを一所懸命わかろうしようとしているヤツがいる。
           ・・・・・それだけは忘れるな。」


【地上波】サンテレビ・テキサス&ボン編

10/21(日)
11:00~11:54
ドラマ 太陽にほえろ!(テキサス・ボン編 第8話)
サンテレビ1(地上波)

第175話 50.11.21 偶像 (ボン)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      三上順
       勝野洋
      田口良
       宮内淳
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平

矢島明子/木村理恵
 
SPゲスト:石橋正次

ゲスト:山田政直 森大河
 小原秀明 藤田漸 志村信行
 南賢治 楠見尚己 新木実 
 五藤雅博 辻村真人 八代駿 今村原兵  

脚本:杉村のぼる 小川英

監督:山本迪夫

私財を投じて、非行少年の更生や交通安全に尽力し署から表彰されたことのある税務事務所所長の大原が自宅で殺された。
目撃者の話では赤いジャンパー姿の犯人らしき若い男が走り去ったという。
その赤いジャンパーは大原が身元を引き受けた非行少年たちのラグビーチームのユニホームだった。
彼らの一人が何らかの逆恨みを大原に向けたと睨んだボンはチームに潜入し、リーダーの正吾らの身辺を調べる。
そんな折、山さんは大原が税理を担当していた病院長を脱税で恐喝していた新事実を掴んできた・・・・。

善行善人が実は・・・というところからどうしても「許せない」・・・そして殺人。
怪しいのは確かですが、結構安易に潜入してしまったボンは、そのラグビーチームの結束の固さと正吾のリーダーシップに感化されていきますが、逆に殺人事件後のチーム内はどんどん疑心暗鬼風が漂い分裂の危機を迎えますが・・・。
石橋正次さんを迎え、青春ドラマ+サスペンスが展開されます。
ラストのラグビープレイに参加できないゴリさんにも注目?(^_^;)

云わば「ボン独り立ち編」。
(ボンは衣装も変更)
そこにスペシャルゲスト(クレジットセンター)石橋正次さんを迎え、不良だった少年たちの更生との葛藤と団結力にボンが真っ正面からぶつかっていくという、当時多少斜光がさしていた「青春もの」のテイストをとっぷりと取り入れながら、その少年たちが世間に理解されるか否かという部分と、その中で不幸にも起きてしまった殺人の不条理さが太陽らしいですが・・・・。
ラグビーに興じるボンたちを見て、ボンのおかげで刑事さんになった沖縄出身のお兄さんの事がポッと頭に浮かんだのは私だけじゃないはず(^_^;)

七曲署管内では慈善家として通り、不良少年の為にラグビーチームを立ち上げた男性が殺され、その容疑者としてラグビーチームのメンバーに疑いがかかり、ボンは単独でチームに潜入しますが・・・。
顔を知られていないから潜入捜査を行うという新人刑事にありがちな思想ですが、ボンについては2回目、それも連続。
前回のリベンジ的な感覚だったかもしれませんが、危うさは変わらない訳で。
ただ、今回ボスがそれを許可したのは恐らくそのリベンジを次のステップに繋げようとした賭けだったように思います。

正吾の石橋さん、渋くカッコよく、活発に動く、更生チームのリーダーとしても理想的ですが、自らの信じる道を真っ向から進んでいこうという姿と、堂々とした風格が魅力ですね。

ボンのひとり立ち。
七曲署に転属してからは、自信があった部分が結構脆く崩れ去って、身体ごとぶつかっていく根性だけがその刑事生活を支えていた感じのボンが、今回は自分自身を十分理解しつつ、刑事として人間として両方の立場からチームにぶつかっていきます。それに、正吾が犯人を庇う図式に自分自身を重ねた部分があったから、正吾たちの世間的な立場をボンは理解するのに必死だったものと・・・。
そのボンの姿に正吾たちも共感した部分があったというのは、別な観点からすればそういうボンのやり方が周囲に認められた証だったと思います。
しかし、丁寧だなぁ・・・ボンの描き方。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日誌 2023-10-21

2023-10-21 07:04:05 | 当直室日記

▼10/19の『私のバカせまい史』。(かなり前からのこの枠の録画予約が生きていて録れている。)
過去のテレビ番組等を独自の視点とキーワードで絞って分析するといった嗜好なのですが、視聴側では「過去の番組を馬鹿にしているのか?」など賛否両論があるようです。小職はただただ「こういう考え方もあるんだなぁ。」と。
今回のキーワード「時限爆弾」の中で、太陽#498・液体窒素での爆弾凍結シーンを紹介。
殿下の爆弾解除ではなくこっちなのですが、確かに当時の小職としても斬新に見えた記憶が。
まあ、確かに「力技」(^_^;)

▼Xにて、#380の撮影協力・グリナード永山(東京都多摩市永山1丁目)は殺人現場の駐車場か?というポストがありまして、老婆心ながら検証<(_ _)>
小職の見解では正解。
周りは変わっていますが、歩道橋は変わりはないようです。
この話はロケが限定されているので、ここぐらいしかないのですが、一見別の場所に見えますね。
撮影協力クレジットについては、レギュラー的なロケ場所は表記されない傾向なので、恐らく特段の協力があったのではないかと思います。
大体、ホテル・観光名所・遊園地など、東宝や日テレ系、レギュラーの新宿や世田谷辺りについてはクレジットされないですからね(^_^;)

▼『高校教師』1974年版 DVD-BOX
加山雄三さん主演の番組、東宝製作なので太陽とゲスト・ロケ地・製作陣などリンクしている部分もあり、更に特捜隊の牧さん(岩上瑛さん)や山内絵美子さんもレギュラーで、昔から観たかったのですが、それがなかなか叶わず・・・・で、ベストフィールドがDVD-BOXをこの度発売・・・!・・・瞬間ポチ。
それにしても、ベストフィールドのBOXは年に数回購入している状態が続いており、特捜隊は無論なのですが、『警視庁物語』もここだし。
東映作品がリリース中心だったのが、東宝作品にも及んできた感じがあるので、是非・・・・
『東京バイパス指令』
のDVD-BOX化をお願いしたいところです・・・・。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

畑嶺明さん、ご逝去・・・・・・・・。

2023-10-19 07:04:43 | おくやみ

畑嶺明さんが10月12日に老衰でご逝去。80歳。

東京都出身。文学座の俳優を経て、1974年ごろからテレビ脚本を手掛け、1975年に脚本家へ転身。
日テレの「俺たち」シリーズ、TBSの「噂の刑事トミーとマツ」「毎度おさわがせします」「キッズ・ウォー」などを手掛けた。

鎌田敏夫さんとは師弟的関係だったと聞いたことがあります。
話題性のある作品、番組のメイン脚本を手掛けることもあり、ほっこりする内容から殺伐としたハードな内容もあり、守備範囲が広い方だった印象があります。
俺たちシリーズにしてもTBS作品についても観ていたので、太陽以外でもお馴染みな方でした。
「毎度おさわがせします」については、畑さんと小野寺さんのタッグということで観始めたら、太陽とは別な作品世界に驚きながらも、年代的に結構ズバリな小職は興味深く観たものです。
また、脚本家に転身された後も、もともと演者だったからもあるのか、テレビでお見掛けすることがありました。

太陽ではご出演が1作、脚本は22作。
#159は漁船員の一人としてご出演。

脚本については、殿下と恵子の恋愛を描き、やさしさを基本として事件自体はかなり殺伐としたものだったりするものが多く、また鮫やん作品も手掛けるなど、鎌田さんや市川森一さんが担っていた部分を受け継いだ形で書かれおり、太陽シリーズのアクセント的作品を担っていた印象があります。

謹んでご冥福をお祈りいたします。

出演
#159 海のテキサス ・・・ 島津元 名義 二宮英明 役

脚本(「単独」以外は小川英さんと共作)
#165 回転木馬の女 
#177 海に消えたか三億円
#191 冬の女
#207 絶叫
#299 ある出逢い
#306 ある決意 「単独」
#311 ある運命
#316 ある人生
#327 爆弾 「単独」
#335 ある結末
#338 愛と殺人
#350 高校時代
#352 ボン・絶体絶命 「単独」
#360 ボンは泣かない
#370 恐怖の食卓
#374 直感
#378 やさしい棘
#394 鮫やんの受験戦争
#404 鍵のかゝった引出し
#414 島刑事よ、永遠に
#472 鮫やんの大暴走
#479 怒りのラガー


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Bar 七曲署  移転営業20日金曜から(変更)

2023-10-19 06:38:21 | 当直室日記

各位、おはようございます。

Bar 七曲署ですが、 19日は休業、移転営業20日金曜からに変更になりました。

とりあえずご連絡です。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Bar 七曲署  移転

2023-10-15 17:52:50 | 当直室日記

小職の東京出張時においての憩いの場所、ウイスキーとへそ曲がりカツ丼がウリの、
銀座「Bar 七曲署」。
そのたびに大全集を勝手に頒布しているわけですが(^_^;)
もう7周年!?早っ!

署長氏はお元気のようだし、オープン当初はあまり太陽色がなくシャレで始めた「七曲署」だったようですが、
太陽関係者やファン諸兄姉が訪れいろいろと置物を残していき、ジワリジワリと太陽色に染まっていますが、染まり過ぎていないのもここの魅力だったりします。

その「Bar 七曲署」が同じ銀座内で移転するそうですう。

現店舗での営業10月18日(水)まで

10月19日(木)より新店舗
東京都中央区銀座8-6-7 belle銀座Ⅱビル 2F


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日誌+サンテレビ太陽放送10/15 自分の殻に閉じこもった少年が目撃者に・・・テキサスの素朴な寄り添い

2023-10-15 08:00:32 | 放送予定

腰痛継続中のけぶでございます<(_ _)>
かなり改善されているのですが、腰の冷え改善も命題となり、なかなか時間がかかる・・・。
北海道は既に最低気温が一桁・・・て、あれだけうだる様に暑かった9月の熱気は何処へ行ったのやら・・・

X早見淳回。

▼Amazonプライム感謝祭 2023年10月(太陽空騒ぎとあいなり・・・・)
14日は未明にほぼ贈与的価格で特定の太陽DVD-BOXが表記、あっという間に枠数がなくなって、
日中にはキャンセルとなった、ほぼ空騒ぎ状態。
Amazonは利用規約上のキャンセルとしていたようですが、そもそも商品表記として問題じゃないのか?と。
というよりは、そもそも仕入れ値と売価のバランスがあまりにもとれていないし。。。(^_^;)
いや、小職もAmazonのような大きい組織であれば、あれぐらいの見切りもあるのかと思っていましたが、
それは無いということで、モノの価値的観点からなぜか安心。。。

▼ノベライズ
ある方のノベライズに感想。
(1 マカロニ刑事誕生)
文章も簡素でありながら薄っぺらくもなく、セリフは躍動感あふれている。良書であると。
これ、昔小職がノベに最初にふれたときと同じ感覚です。
太陽ノベに触れたのが、本放送時の金欠もあるのですが小職の場合は1985年ぐらいで、そのあと放送終了時にまとめ買いした経緯があって、
その前にいろいろと読書していた時期でしたが、手前味噌感覚もあったので、そこまで言い切れなかった。
いや、本当にデジタル化してほしいんですよね・・・・。


さて、10/15サンテレビ・太陽放送。
#174は、テキサスの久々単独主演作、星の世界に逃げ込んだ少年が偶然目撃した殺人。
口を閉ざす少年の様子が気になったテキサスは、殺人を目撃した云々より、その少年の友人として接しようと試みます。
かつてのテキサスが生きる糧としてた漁師としての星のありかたを活かし、少年と交流するわけですが、
姑息な犯人に少年の存在が知られてしまい・・・。

こういう話はとかくクサくなるのですが、テキサスのキャラクターが活かされて自然に見ることが出来ます。
この時期の特徴である「事件自体は凶悪」というエッセンスも交え、さらに令和の時代にも問題とされている趣味人で孤独という
正也の状況など、結構観入ってしまう作品です。
テキサスとゴリさんの半アドリブ、ホシねたも交わってはいる(^_^;)


三上「新しい星をさがしてるんですよ、テキサス彗星なんていいじゃないですか。」


【地上波】サンテレビ・テキサス&ボン編

10/15(日)
11:00~11:54
ドラマ 太陽にほえろ!(テキサス・ボン編 第7話)
サンテレビ1(地上波)

第174話 50.11.14 星の神話 (テキサス)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      三上順
       勝野洋
      田口良
       宮内淳
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平

矢島明子/木村理恵
 
ゲスト:文野朋子
 柳生博 佐藤晴通
 頭師孝雄 稲垣昭三 しば早苗

脚本:柏倉敏之 小川英

監督:竹林進

サラリーマン相手の金融業者が殺され、事務所の金庫からは現金500万円と信用書のファイル、そして帳簿が奪われた。
犯行時刻は午前1時前後という。
一係では借金返済不能に陥った者の犯行ではと初動捜査を始めたが、全員シロだった。
一方、目撃者を当たっていたテキサスは、犯行の晩に星を観測していた少年・正也に何か目撃していないか尋ねたが、正也は何も見ていないという。しかしあの晩に正也が写した天体写真はなぜか彼が嘘をついていることを示していた。その写真こそまさに犯行時間に写されたものだった。
そんな折にテキサスは少年の母親・文子から、彼が中学時代に本屋で友達が万引きするのを目撃、止めようとしたところ店主に見つかり、それが原因で友達が自殺したことを聞く。
それ以来、陽気だった正也はすっかり他人の事に無関心になってしまったという。
捜査を進めている中、またもや殺人。
今度は株のブローカーで、この犯人は金融業者殺しと犯人は同じなのではと思われた。
テキサスは星の世界にしか興味を示さない少年の心をほぐすため、自らも星の世界に入ろうと少年に近づくが・・・。

VAP・VHSでは「テキサス・ファンタジー編」として第157話「対決! 6対6」とカップリングされている本作ですが、このVHSが出た時、何故か変になるほどなぁ・・・と納得してしまった記憶があります。
確かに扱っている題材が子供と星なので。
このような題材は結構こういう刑事ドラマでは難しいものですが、テキサスと言うキャラクター自体が順朴だからこそ実現できたといえるのかもしれません。
テキサス殉職後はあまり採り上げられなくなりましたからね。
(「殿下と少年」、「銀河鉄道」や「小さな目撃者」などはファンタジーとは言い難い・・・)

テキサスは純朴。
不器用な部分と独特な堅さ、そこから醸し出す優しさが彼の魅力なんだと思います。
確かにセリフは「棒読み」的ですが、これは勝野さんご自身、元々のイントネーションがそうなので、変にセリフ的には聞こえない、そこも魅力の一つだと思います。

そんなテキサスの魅力が今回は茶目っ気系ではなく純木で落ち着いた方向で活かされています。

それに、テキサス自身の前身である漁師の経験も活かされています。

万引きしようとした友人を止めようとした事が、友人を自殺に追い込んでしまったという重い過去を持つ正也、星の世界に没頭し他の事に興味を示さないこの少年が天体観測中に目撃した殺人。

テキサスのやり方は、刑事の職務も大事だけれども、個人としても正也を放置してはおけないという使命感もあって、妙に刑事としての自分の仕事を隠す訳ではなく、正直に話をし、その上で正也に考える時間を与えています。
それじゃ、ベッタリ星の話ばかりしていたところで物事が解決するわけではないし、あくまでも星の話はきっかけで、そこから本来の正也の正義感を呼び覚まそうとする部分が巧いんじゃないかと。

事件的に言えば、借金した相手を殺し、自分の身代わりとして別な男を自殺に見せかけて殺し、目撃者である正也まで殺そうとする、自分の熱帯魚店を守ろうと執念深い鶴田。それをメジャーになりつつあった柳生さんが演じることで何と言うか変にリアルな感じがして・・・柳生さんご自身、ステレオタイプの悪役じゃないというところが怖いですね・・・。
しかし、鶴田の愛車・初代カペラRE・・・この頃の刑事モノではグレード問わずかなり登場するんですよね。
今回のオレンジ初期の車体を観て城西署方面を連想したのは私だけではないはず(^_^;)

しかしゴリさん、呑むことしか考えてない!?(^_^;)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

X巡回 2023-10-14

2023-10-14 10:15:29 | 当直室日記

X巡回。

▼コロンボ総統氏が初代七曲署屋上を特定。


#65のみで使用されたところですが、旧・トーシン初台ビルだったそうです。
いやぁ・・・どんどん特定されていく。
それにしても総統氏の捜査活動が添付地図で垣間見られて、ものすごく関心させていただきました。
小職にはできないなぁ・・・Googleマップに印つけるぐらいで(^_^;)

 

▼Amazonプライム感謝祭 2023年10月(太陽祭り!?)


14日から15日までの限定セールですが、
太陽DVD-BOXが捨て値で(というかほぼ贈与)で販売されていたようです。
既に対象商品に対しては売り切ったようですが・・・。

93%から99%OFF ポイントも還元対象。
高くて3,000円以下、1986はなんとポイント還元を加算すると数百円・・・(@_@)
俺、7万出したんだけど。。。。
確かに、太陽DVD-BOXは嵩張るので在庫としては邪魔だったのかもしれませんが・・・(^_^;)

対象は 1978-2、1979-1、1980-1、1981-2、1984、1985、1986+PART2

殉職シーン等がジャケットを飾っているBOXは対象外のようで、
対象が絞られているので、間違いとかシステム障害というわけではないようです。(間違いであったことが判明、10/14日中にキャンセル通知があったもよう。)
14日明けに感謝祭を張り込みされていた方々が夜中に全て注文されていたようですが、
中には各BOX3個ずつ注文している方も。

されるとは限らないですが、転売対象になりそうだなぁ・・・・。
何しろ、発売当時に購入した小職としては、未開封新品をほぼプレゼント状態で配付した感じなので、
うむ・・・新品販売側の価値観というか、なんというか・・・Amazonの見切りがすごいというか。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日誌+サンテレビ太陽放送10/8 拳銃で人を傷つけたくないゴリさん、究極の苦悩。

2023-10-08 09:51:43 | 放送予定

腰痛継続中でしたが、お花畑事まで影響し、仕事中に我慢ならなくなって整体にかけこんだけぶでございます<(_ _)>
90分6,500円。
右半身ほぼ硬直・歪みだらけ、首はひん曲がり・・・・って、念仏の鉄っあんにボキボキやってもらいたかったのですが、まあ、出不精な性分なので、なかなか・・・・。
おかげで60%ぐらいは回復。。。って手ごわい。

さて、10/8サンテレビ・太陽放送。
#173は、ゴリさんがその射撃の腕を見込まれ狙撃専門班への転勤が内示されたころ、ダイナマイトを持って人質と共に立てこもった。ボスはゴリさんに射殺命令を下す。人を撃ちたくないという根本があるゴリさんは、現場へ向かう道中、道代とのこと、ある生命を救ったり、旧友を射殺したりした過去・・・様々な過去と現実が走馬灯のように駆け巡る。果たして現場へ到着したゴリさんは・・・苦悩しながら職務を全うしようとしているゴリさんを、山さんは必死な説得で、テキサスやボンは自分たちがおとりになりながらもなんとか「射殺」を阻止しようとしますが・・・。マスコットガールのアッコも初初しく登場、「ザ・太陽」と云ってもいい作品の一つだと思います。
=みどころ=
*ゴリさんの百面相、というか顔の演技の巧みさ
*山さんの珍しい拡張器での説得(いつもは長さん担当)
*ボスの「非情さ」
*中条静夫さんの粋な演技
*かわいいテキボン
*今井和雄アクション
*そして、アッコ(アコ)登場!

藤堂「全責任は俺が持つ、殺せ。」

【地上波】サンテレビ・テキサス&ボン編

10/8(日)
11:00~11:54
ドラマ 太陽にほえろ!(テキサス・ボン編 第6話)
サンテレビ1(地上波)
 
第173話 50.11.07 一発で射殺せよ! (ゴリさん)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      三上順
       勝野洋
        田口良
       宮内淳
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平

矢島明子/木村理恵(初登場)

セミレギュラー:平田昭彦/武原英子
 
ゲスト:樋浦勉
    加藤小代子
 入江正徳(クレジット漏れ) 本間文子 中庸介
 森正親 木村正平 今井和雄 加藤茂雄 岩瀬ゆうこ
 (ノンクレジット)吉中正一 小坂生男 他
 中条静夫 
      内田朝雄
  
脚本:長野洋

監督:竹林進

一係に「マスコットガール」の矢島明子が配属されて、男くさい刑事部屋に花が咲いたころ・・・。
本庁に凶悪犯罪の為の狙撃チームが組織され、七曲署からゴリさんが推薦されることになった。
様々な思惑で自信を持って署長にゴリさんを推薦したボスだったが、ゴリさん本人の顔色は曇る。
一係部屋でも、ゴリさんの性格を考えて手放しでは喜べない状況になった。
そんな折、深夜のスナックで遊んでいた戸川組のチンピラが竜神会の立川に襲われ、2名即死、1名軽傷を負う事件が発生した。
恋人の昌子が戸川組のチンピラに心変わりをしたことを知り、怒った立川が報復したのだった。
逃走した立川は昌子を人質に工事小屋に立てこもった。ダイナマイトで無理心中をするつもりの立川に手が出せない地元警察に七曲署に応援要請が入り、悩めるゴリさんにボスは「一発で射殺せよ」と命令を下す。
ゴリさんは複雑な心境で現場に向かったが・・・・。

これから3年活躍するアッコの登場もトピックスながら、そのマスコットガールの先代・チャコが登場した回にゴリさんは旧友を射殺してしまい、今回もその回想も交え、ゴリさんの「射殺」がクローズアップされます。
狙撃チームにゴリさんを推薦したボスは決してゴリさんの射撃の腕だけではなく、ゴリさんの「人を撃ちたくない」という根本的な性格を評価した上での考えであるため、ゴリさん自体も真っ正直に断るわけにもいかず、苦悩します。
恋人との会話にも、飲み屋で出会ったトラックの運ちゃんにも、そして立てこもり現場に向かう道中に出会った産気付いた妊婦にも、「射殺、人を殺す、それを自分がやる」というのが頭の中でグルグル回っているゴリさんが痛ましい感じに映ります。
そういう人柄を十分熟知している山さんやテキサス、そしてボンが立てこもり現場でゴリさんに撃たせまいと、山さんはいつになく熱く立川を説得し、テキサスたちは何とか立川の隙を突こうと危険な接近戦に挑んだりします。
果たしてゴリさんは・・・。

太陽の基本理念を作品化した指折りの作品であります。

ゲストも何気に豪華で、セミレギュラーを含めるとゲスト主演級の俳優さんが目白押しです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

X巡回(まとめ2023-10-5)

2023-10-05 19:54:04 | 当直室日記

腰痛久々に爆発中のけぶでございます<(_ _)>

X巡回。

▼『いきなりフライデーナイト』・・・懐かしい画像が。
BOØWYが何回かご出演だったようですが、その中の#524について触れている。
徹さんにBOØWYの組み合わせ、かつメンバー各氏もちゃんと出演を認識していて、特に隠すこともなく愉しくお話なさっているので、これはないとは思っていましたが、BOØWY側が#524をお蔵入りにしようという意図説は完全に小職の中で消えました。
というわけで、#524の商品化見送りの原因として考えられるのは、
「BOØWY版権の使用コストが高い」「小林麻美氏から許諾が受けられない」のどちらか、それとも両方か・・・・。

▼太陽OPタイトルバック太陽
これは前にも書いたのですが、朝日か夕日か。
結構「夕日」と思われている方が多いですが、
新野P氏の息子さんがお父上に確認したところによると、「朝日」ということで納得。
太陽自体が「昼間の刑事の活躍をメインで描く」というコンセプトなので、至極当然と言えばそうなんですよね。

▼小野寺さん、X再開の様子。
ペットロスを抱えてらっしゃったそうです。
(白い眉毛のメグちゃん)
ところで、小野寺さんの教授の椅子に次に座ったのが加納竜さんだそうで、何とも味わい深い人事かと。

▼映画『凍河』
茶屋町さんのおかげで見ることができたです。
実は未見でして・・・・チャンスを逃してきた作品。
中村雅俊さんと五十嵐淳子さんの結婚への決定的な機会という認識と裕次郎さんの映画最終出演作というぐらいしか知識がなかったんですが、中身はセンシティブな内容なので、これは地上波放送には向かないから、見る機会が無かったんだなぁ・・・と。
裕次郎さんは、裕次郎さんだった・・・という印象。
ボスではなるべく隠しているゴージャスさは全面に出ていて、雅俊さんとは好対照でした。

▼「Bar POLESTAR」
現在はあぶ刑事の象徴的な店という位置づけかもしれませんが、横浜モノの刑事ドラマであれば御用達、太陽でもボン監禁など御用達、そして特命課・吉野の殉職の地・・・。実は小職としては結構吉野殉職は大きいので、ちょっと複雑な感じが・・・。

▼纏まってますね。すばらしいです。
https://reminder.top/608630150/

▼旭川署
北海道ロケで使用され、現在でも現存し、小職も何回かお世話になった(いや、犯罪系の話ではなく、中にある交通安全センターに社用があったので)、旭川中央署(元 旭川署)が老朽化により建て替えなんだそうです。(現庁舎の隣の未舗装駐車場敷地へ新築)2027年度着工でまだ先ですが、名残惜しい方は是非<て何?

▼再放送権が一番高いのは太陽?
通しでいくと、なるほど。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする