「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

本年も、お世話になりました。

2020-12-31 09:40:36 | 当直室日記
最早大晦日ですか・・・。
本年も、弊ブログご閲覧ありがとうございました。
来年も、宜しくお願い申し上げます。

昨日やっと仕事が片付きましたが(^_^;)
なんというか、今年は「昭和」が本当に終焉したような感覚がして、本当に寂しかった。
平成一桁の頃も昭和は終わったという感覚がありましたが、TV・芸能・サブカル好きとしては、今年は昭和の頃の最後の巨星が毎月のように鬼籍に。かつ若くても自死してしまった有望株・・・・。そしてコロナ禍も重なった不自由な生活。
小職としてはインドア派なので、さして影響はありませんでしたが、仕事の方はコロナ対策が加わり、逆に催し物が壊滅という状態で、仕事量としては逆に減った感じでした。本当に個人的なところだと、ガックリと体力が無くなって、なかなか帰宅しても身体が動かなくなったのが確定的となった印象。
そして、ただでさえ人と接する機会が少ないのにさらに減った部分があったり。
これが、「新時代」なのでしょうか。

太陽関連でいけば、訃報が20件を超しました。
歳月には敵いません。毎年のように関係者がご逝去なされるのは覚悟していましたが、今年は本当に厳しい状況となりました。
やっぱり、宮内さん、そして渡さんの訃報には本当にガックリきてしまいました。
一方、太陽放送が皆無だったところに、サンテレビでの放送開始は、観ることが出来ないとはいえ嬉しかったです。
岡田P氏も昨年に引き続き、ちくま文庫からノベライズを発刊、さすが岡田さん、そのフットワークに頭が下がりっぱなしです。

しかし、もっと太陽に触れられる環境があればよいのにというのは、今年ほど思ったことは無いかもしれません。
これからのメディアとしての太陽も本腰入れてデジタル方面に進出してもらいたいものです。
気付けば、『傷だらけの天使』『ルパン三世』も旧作からPART-ⅢまでAmazonプライムで会員特典扱い、『西部警察』シリーズはサウンドトラック盤収録全60曲のサブスク解禁などあり、確かに楽曲面での難しいところは多分今でも抱えているところはあるかと思いますが、是非もうそろそろというところはあります。
ただ、音声は何とかしてほしいですね。いっそのこと、デジタルリマスタではなく再放送プリントでも構わないというというのは言い過ぎか・・・・。

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あの工場、どこなんだろう・・・

2020-12-27 18:25:35 | 当直室日記
サンテレビの太陽放送は来年1月10日から再開、恐らく#43を観た西方面の方々は、あの斎藤監督の独徳な作風とカーアクションに驚かれると思います。ゴリさんの気合でひっくり返った覆面車・クラウンがまたひっくり返って走り出すわけですから・・・・(^_^;)
小職としては#42って結構好きでして、異色作ではありながらも、なんともほのぼのするというか・・・・実は#43も同様なのですが、如何せんゴリさんにしてみれば受難話。嫌なものは嫌なマカロニも合わせて、チームワークが成熟してきた感じも好きなんですよね。

ところで、コロンボ総統氏が太陽ロケ地検索を再開(ネオ書房に行かれたとのこと、羨ましい。)、ロッキー登場の神宮外苑ロケは実はあの後知ったのですが、確かに裁判所にも見えるし。
七曲署の上用賀って、実は「署ロケ」以外は思ったほど使われておらず、用賀インターや用賀駅辺りがなぜか頻繁撮影されていて、ホームである砧3、4丁目のロケはもうスタジオ(国際放映)とセットと考えると、話の流れとして必要なロケハンが無い限り、大抵はアパマンマイホームは砧界隈での撮影が殆どなので、上用賀の住宅使用(#228)は珍しいことかと思います。

ところで、#130。
何故か話のすじとは関係なく唐突に始まる壮絶なカーアクション。
2代目クラウンの後期型は、それまで丁寧に扱われていて車検の関係か手放されたような現役感のある極上個体。
一方、敵役のプリンス・グロリアはホイールキャップに苔が生えて、つやも無くボロボロな車検を切らした個体。
しかし、西新宿だったり大崎だったり用賀インターだったり、あのボコボコな車体2台が結構移動しています(^_^;)
殿下(小野寺さん)が実際にハンドルを握ってガチンコしたのも品川方面だと思われますし、廃(?)工場もそのようなのですが、
画面に出てきた食器メーカーの本店東品川移転がこの作品より後、ただ当時から出先や倉庫があったと仮定すると、あの工場のあったのはイオン辺り?
妄想が膨らみます(^_^;)
以前、この工場は『西部警察』2話でレディバードが蒸し焼きになった場所と同じといううわさも聞いたり。
なかなか謎な工場ではあります(^_^;)

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サンテレビ太陽放送12/27=知らない街へ迷い込んだ風来坊ゴリと老刑事

2020-12-26 06:52:50 | 放送予定
クリスマス関係ない状態だったけぶでございます<(_ _)>
ほぼバッタバッタと年末仕事を斬っていますが、なにしろ毎月締め切りがあまり変わらない仕事をしているので、年末年始もそれほど生活は変わりません(^_^;)
その中で、ツイッターを観ていると、やっぱりあのスコッチやドック中心に画像をあげている方のチョイスが素晴らしい。
相変わらず癒されています。
そういえば、コロンボ総統氏の特命方面から七曲方面へ戻る気配が。
でも、こっちは特命方面もウズウズしている状況(^_^;)

それにしても、銀座bar七曲署。
なかなか大変なようで、O氏も近くの銀座中央通りでサンタの扮装を。
在京だったら協力したいのですが・・・・。

さて、明日の太陽放送です。

【地上波】サンテレビ・マカロニ編

12/27(日)
11:30~12:25
ドラマ 太陽にほえろ!(第39話)
サンテレビ1(地上波)

第42話 48.05.04 知らない街で・・・・ (ゴリさん)

レギュラー:石原裕次郎

      萩原健一(欠場)
      関根恵子

      露口茂
      竜雷太
      小野寺昭
      下川辰平


ゲスト:小栗一也
神田隆 
久富惟晴
戸部夕子 京春上
貫恒実 松本伊佐武
石川隆昭 築地博 久本昇 岡本隆 金子富士雄

脚本:小川英 中野顕彰 

監督:土屋統吾郎


ある朝、通勤中の殿下は人のごった返す駅でゴリさんとすれ違った。その際、ゴリさんはパンを落としていって、そのパンを拾った殿下が呼び止めようとしたが、ゴリさんはホームの雑踏の中に消えていった・・・。
そんなある意味不思議な出来事があったことを、当然ゴリさんが出勤していない一係で殿下が話をしていると、ゴリさんから報告を受けていたボスがあらましを教えてくれた。
昨夜、ゴリさんはスナックで食事していた。そこに警官が入ってきて、客の中に極端に「ギク」っとした表情を浮かべた細身の男がどうしても気になり徹夜で尾行、殿下が目撃したのはその途中だったらしい。
その頃、北和泉の街にいたゴリさんは、男がスナックに入るので続けて入店しようとしたがヤクザ風の男たちに断られた。押し問答の末乱闘騒ぎになり、北和泉署の新谷係長らに逮捕されてしまう。
ゴリさんの身元は判明したものの、新谷は管轄外でヤマカン捜査を行っていることを批判したが、男について説明はしてくれた。
男は西といい新宿のバーのマスターで、スナックで彼と一緒に居た女は、あの店の主で、北和泉を「牛耳る」黒岩興業の社長の「おんな」であった。
新谷は西が何か犯罪を起こせば自分たちが逮捕するとゴリさんの云ったさき、飄々と佇んでいた老刑事の古山が、突然新谷に「人を撃ったことがあるか」と尋ねる。新谷は警察大学では射撃成績トップだったので急所をはずして倒すことができると豪語したが、古山は新谷が何事も自分の計算通りにいくことを前提とした捜査方針を否定した後、自分は明日定年退職だからと高みの見物のようなことをゴリさんに言った。それらのやり取りを聞きながらゴリさんの心中ははらわたが煮えくり返っていた・・・。
西は絶対事を起こすに違いない、しかし北和泉署の連中はあてにはならない。ゴリさんはこの街に居座ることを決める。
ゴリさんはもう一度あのバーへ乗り込んだが、今度は黒岩も店に居て、けんかの賠償代わりにステーキを御馳走になる。
どうやら黒岩はゴリさんをヤクザか風来坊だと認識しており、刑事だとは思っていなかった。これ幸いとゴロツキを演じ内情を探ろうと色々話を聞いていたが、そこに新谷係長が女性同伴で入店してきた。新谷はゴリさんのことに気付いたようだったが黙認、黒岩たちの話によると、古山と新谷は犬猿の仲だが、新谷は古山の娘・洋子と交際しているそうだ。ただ、西が新谷の方を何気なくそれも鋭く凝視しているのがひどく気になった。
黒岩がゴリさんが気に入ったようで、黒岩の会社に入れてくれとの申し出がすんなり通った。
黒岩一行が会社に戻ると、古山が待ち構えていた。彼らは20年来「持ちつ持たれつ」の付き合いをしているそうだが、古山は西のことを気にして黒岩に尋ねたが西はバー関係の相談に乗る為に来ていると黒岩が答えた。古山は自分が退職するまでは問題を起こすなと言って、そこにいたゴリさんを飲みに誘うためひっぱった。
屋台にて、古山はゴリさんにこの街から去るように言いながらも、新谷がヤクザを上手に使わず、自分のやり方を無視したりグチをこぼしながら、なぜか古山もゴリさんのことを気に入り、自宅に泊めた。
泥酔した古山は定年後に黒岩の世話で警備の責任者として大きな工場に再就職することなどを漏らしながら寝てしまった。洋子はゴリさんに新谷と食事していたことを内緒にしてほしいと頼まれたが、それを古山は聞いてしまった・・・。
ダンスホールで西を張り込んでいたところ、新谷たちがゴリさんご強引に連行、七曲署へ帰るように強く命じた。この事態から、ゴリさんが刑事であることが黒岩たちにバレてしまう。
その直度、街で新谷が何者かに狙撃され腕を負傷してしまう・・・・・・。


若い捜査係長、定年秒読みの刑事、その土地を牛耳っている実質的暴力団の会社とその社長、新宿から来た怪しい男とゴリさん。
一見関係の無い登場人物がいつの間にか繋がってきて、長年の持ちつ持たれつの関係が一方の慾得で全てが崩壊していく・・・。

お目付け役の殿下が目立っている以外は殆ど一係メンバーの出番が無い、いわゆる「出張モノ」で、ゴリさんが得意とするワンマンショーとなっています。

というか、ゴリさんの器用さというか・・・即座にチンピラに化けたりできるのはなかなかできませんから(^_^;)
『東京バイパス指令』で竜さんが演じられた槙警部補に通じるものがあるかもしれません。

ゲストがバラエティに富んで、かつゴリさん以外のレギュラーメンバーの出演シーンが絞られているので、いつもより豪華。そこも見どころかもしれません。
ゴリさんの味とゲストの独特な風味、知らない街の独特な雰囲気で、いつもの太陽とはちょっと違ったテイストが楽しめる逸品です。
(「知らない街」のロケ地は、神奈川県泰野市です。)

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本当に犯人車は日産車?

2020-12-25 06:46:58 | 当直室日記
この前の『相棒』について、エンブレムは変えているものの堂々とアルファードが出てきてたまげたけぶでございます<(_ _)>
そういえば、この前も似たようなことがあったような・・・。
特捜隊からのテレ朝伝統の日産提供枠では、敵車も日産車が殆どだったので、なんとも裏事情が厳しいのかなぁ・・・と。

太陽に登場する車両について、いつからか「犯人車は日産車」という定説みたいなものが付いています。
ただ、ご存じの通りそんなわけでもなく・・・・クラウンやセリカにコロナ、そしてマークII等も立派に犯人車であったことは多く、いわば「調達できた車」ということ。
なので、スポンサーに自動車企業が付いていない太陽としては、ざっくりといえば覆面車の新車はトヨタ車で、それ以外はパンダパト(白パト)であっても何でもカーアクション担当明記のマエダオートクラブやセキトラカーアクション関連、または制作会社・東宝の車両等の「調達できた車」であったという、あまり拘りのない流れだったようですが、ただし基本線としてはレギュラー車両はなるべくトヨタ車を投入したいという意図はあったようです。
#41を以てフィアット1800Bが引退し、#42よりトヨタ車(カローラスプリンター)が劇中に登場、#43ではクラウンが覆面車として登場した途端破壊、#44で殿下の愛車もしくは覆面車として新車のカローラクーペが1話だけ登場、その後、レギュラーのクラウンとセリカや白パトもセドリックからクラウンへ入れ替えが実施され、1979年にブルーバードUの白パトが登場するまでは、一時期は『華麗なる刑事』のギャランシグマの白パトが登場したものの、軽パトを除く白パトもレギュラー車はトヨタ車という傾向があり、犯人車や覆面車も含めたスポットやゲスト車両は日産車はもとより三菱車のウエイトが高かったですが、やはりトヨタ車も多く、これも特に決めていたことではないようです。
ただし、印象的に「犯人車は日産車」が残るのは、激しいカーアクションがあった数々の有名作が起因しているところはあります。
必然的に覆面車が破壊車両でもトヨタ車であれば、当時どの作品にもカーアクションに積極的に投入された縦目のグロリアや230系のセドリックやグロリアが犯人車等になったりしますからね・・・・。
それに破壊車両としては、当時リセールバリューが弱かったマツダ車が結構多かったりします。

ということで、意外と「VS」構造っていうのは無いのが実は現実だったりして。

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石原プロ解散カウントダウン、その他散財

2020-12-21 21:00:38 | けぶの散財日誌
▼石原プロモーション解散の1月31日まで、1ヶ月強。
どっぷり浸かった「信者」ではないですが、渡さん関係含め、とりあえずこれでしばらく様子を見ようと思っています。



ちょっと並べてみたかった。。。。

社史は1月中旬なので予約ですが、「渡哲也 (文藝別冊)」はぼちぼち読みながら、「映画にかけた夢 石原プロモーション58年の軌跡」はさらっと目を通したという状態。
何れも太陽濃度は薄い「前者」は、資料としての編纂的価値があり、渡さんファンには必須のアイテムに思え、「後者」は時系列なのと、要所で太陽のことにも触れているので、「あの時期の裕次郎さんはこうだった」というのがある程度索引できます。
渡さんものでいけば「大門圭介写真集」、そしてテイチクのCD2枚組「石原軍団」もあるのですが、「黒岩頼介写真集」だったら買ったし、テイチクCDは神田さんのキーラルゴが収録されているけれども、ジャケットデザインがちょっと・・・・(^_^;)

▼特別機動捜査隊

勢い付いて全て購入&予約




(やっぱり並べてみたかった・・・・・)
それでも足りない。。。。

ところで、発売された『映画秘宝』2月号で特捜隊の特集が。


吉川一義監督のインタビューと、DVD化に合わせたコラムやエピソード紹介も掲載するとのこと。
どれぐらいのボリュームになるかわかりませんが、とりあえずポチりました。

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サンテレビ太陽放送12/20=山さんの「行き過ぎねばならなかった」運命と拘りの捜査

2020-12-19 16:48:19 | 放送予定
ノベライズ「太陽にほえろ!」について、DVD-BOX持っていれば無駄というご意見。その通り(^_^;)
確かに、アイテムとしては既に性質が重複してしまっている部分はありながらも、逆に贅沢な事であるという部分で喜ばしい面があると小職は思っています。
ただ、完成作ではオミットされている部分があったり、活字で画像とは違った余韻とかを感じるとか、その辺りがノベライズを読む楽しみの一つであります。
それが顕著なのは殉職編なんですが。

そして、そんなことを思いながら特命課の「私だけの十字架」の原曲である「あの人は」を聴く。
こちらはこちらで趣きがあっていいですね。
というか、この曲、疲れ切っていた小学校生活(^_^;)に週の真ん中に聴くと非常に沁みてきて、週の後半を乗り切る活力を得ていたのですが、今聴くとフルバージョンはいつでも沁みる・・・・・。
ついでにルナ憲一氏のギターテクも堪能できた・・・・これも涙腺ポイント。

この数年、本当に涙腺ダムがゆるくなってきています(^_^;)


さて、明日の太陽放送です。

【地上波】サンテレビ・マカロニ編

12/20(日)
11:30~12:25
ドラマ 太陽にほえろ!(第38話)
サンテレビ1(地上波)

第41話 48.04.27 ある日、女が燃えた (山さん)

レギュラー:石原裕次郎

      萩原健一
      関根恵子(欠場)

      露口茂
      竜雷太
      小野寺昭
      下川辰平

セミレギュラー:南原宏治

ゲスト:牧紀子
浅香春彦
森るみ子 芦田昌子 
池田生二 土屋靖雄 石井宏明 杉浦千江子
西川敬三郎 北川陽一郎 佐野哲也 向井順一郎 今井和雄
森本景武 佐野禎男

脚本:鎌田敏夫

監督:土屋統吾郎


山さんとゴリさんが深夜の巡回中、不審火を発見し消火、燃えて死んでいたのは女性だった。
その傍らにあった通帳と遺書めいたもので身元は判明、梨絵という女性で若いながら預金は300万円でマンションにも住んでいたがその金の出所が解らなかった。
梨絵の兄が身元を確認、兄たちは貧しい生活を送っているようだったが、梨絵は最近実家にも寄り付いておらず生活が荒れていたのは事実で、さらにコールガールだったという噂があった。
監察医の検視の結果、死因は全身やけどであるため、これまでの捜査結果と合わせると自殺の線が濃厚だったが、山さんはどうしても納得できず捜査を続けた。
山さんは「その道」に通じる男と会って確認してみても梨絵の事は知らなかったが、最近はぶりの良い「CAN」という洋裁店が裏ではコールガール組織であるという有力な情報をもたらしてくれた。
早速「CAN」に聞き込みをかける山さん、相手はトップクラスのデザイナーで店の主である真紀だったが、梨絵のことは知らないという。「CAN」にはお抱えのモデルが居るようで、モデルたちの写真の中に梨絵を見つけるが、あくまでも真紀は覚えていないと突っぱねた。
「CAN」を張り込んだ山さんとゴリさんは、モデルたちがグループになって行動しているのを見て尾行、高級な食事のあとで外車に乗った彼女たちをしばらく追尾していると別荘が立ち並ぶエリアの中で見失う。
山さんが探りを入れてみると、外車は真紀の持ち物で、当日はデパートの駐車場にあったというのが表向きな回答だったが、別荘エリア方面も探ると、ある外国高官が別荘の一軒に宿泊していたことをつかむ。
山さんは再び梨絵の遺体を調べようとしたが、鑑識課長が既に署長の許可を得て遺族に引き渡した後で、山さんが遺族のもとへ駆けつけると、既に遺体は荼毘に付されていた。
さらに悪いことに、梨絵の件は既に自殺という結論が出ているとして、捜査中止命令が下り、正式な捜査が出来なくなる。
しかしボスは、山さんが納得していないことを承知し、山さんが独自で捜査を行うことを黙認したが、他の刑事をこの捜査に当たらせるわけにはいかず、捜査費用をカンパした。
真紀を尾行する山さんは、真紀のマンションで気になる出前持ちが居たので頭に置いたころ、ひそかに事件を探っていた殿下が裕福とは言えない梨絵の遺族が突然一軒家を購入したことをつかんだ。
引き続き山さんは真紀をマークしていたところ、あるモデルの女が真紀のことを話したいと山さんを個室に招いたが、部屋に入った途端いきなり自らの服を破き出し、山さんが乱暴してきたと叫んだ。
そのことで、大っぴらに真紀をマーク出来なくなった他、署長から厳重注意を受け、さらに休暇を取るように強く言われた。一方、山村家では高子の心臓病の薬が保険が効かないので高額になってしまっていることが話題になったり、山さんはじわじわとあらゆる方面から追い詰められていく。
それでも山さんは真紀を密かにマーク、またマンションに現れた例の出前持ちに接近し、出前桶の中に札束が入っているのを発見、出前持ちを引っ張って真紀の部屋に乗り込んだ。
真紀は出前持ちから仕入れた麻薬を接種しようとしていたところ山さんに乗り込まれ、ごまかそうとしたが山さんに薬を見つけられてしまう。薬を山さんから返してもらうため、真紀は700万の小切手を差し出して、高子の病気のことを口にしたが、真紀をじらす山さん。とうとう真紀が禁断症状を起こすと、つかさず梨絵の最後の客を聞き出した。
大企業の会長で、政界の黒幕である影山の息子である英俊であったという。
小切手を破り捨て薬を捨てた後、真紀の為に救急車を呼び、山さんは英俊をターゲットに動き出したが・・・・・。


太陽に参加してから問題作を送り出していた、鎌田敏夫さんがとうとう山さんの物語に着手します。

山さんとゴリさんが偶然発見した「燃えて死んだ女性」を発端に、高級コールガール組織の存在を突き止め追求しようとする山さんでしたが・・・。
捜査の行き詰まりと様々な妨害、七曲署内でのうやむや感・・・山さんは孤立し追い詰められていきます。
山さんの捜査理念とその土壇場の思い切りの良さを堪能できる傑作です。
さらに、一係のその後のチームワークを強固とするきっかけになっている事件(反面教師という意味で)になっていると思います。
それ故に、手に汗握る展開になっており、ラストの脱力感は逆に心地よかったり・・・。
そして注目なのは、新たな証拠を「見つけて」影山を追い詰める為に決意した山さんと、悪くいけば身の破滅だと珍しく後ろ向きな事を言う(というより、山さんのことを思ってのけん制)ボスとの夕日をバックにした会話・・・山さんが唯一、ボスにタメ口をきく貴重なシーンがあります。

ところでこの話では1話より活躍してきた覆面車フィアット1800Bが引退します。
破壊引退ではないですが、老体で酷使されたのも関わらす、高速道路の走行と山中湖と推測される辺りまで遠出します。

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山さんが殿下?<小ネタ

2020-12-17 21:45:09 | 当直室日記
昨日の『相棒』、何なんでしょうあの展開(^_^;)
今シーズンの初回にて明らかとなった内村部長と暴力団との「縁」ですが、評判が悪かったためか、最初からの予定だったのか、破談となりまして・・・。しかし、これもある意味「死ぬ死ぬ詐欺」では(^_^;)

ところで、一昨日ぐらいから眠れず・・・OP大量摂取をした結果が、昨日の記事のゲストクレジット一拍問題(^_^;)でした。
いや、このOP大量摂取というのはかなりの毒性がございまして、1回1日で視聴できるものは全て摂取し、フラフラになりました。。。。

で、そこで発見した一コマ。
#348「ジュンとキング」を普通に観ていて、あれ?妙に山さんクレジットがぶれると思って、コマ送りしたら・・・・
 島 公之
  小野寺 昭
が、ほんの一コマだけ混ざっていました(^_^;)

なので、山さんキメに殿下クレジットという珍現象が拝めます。

と、メモっておきます<(_ _)>

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とりあえず、書く 2020-12-17

2020-12-17 06:47:55 | 当直室日記
本当に、年の瀬だなぁ・・・・まだ秋口の感覚なけぶでございます<(_ _)>
どうもこういうご時世に、「ペスト」やPART2「逃げる」を観ると、ちょっとゾッとしたりします。
「逃げる」については新種のインフルエンザですから、よりこのご時世に近いし(^_^;)

▼OP出演者クレジット
センタークレジットは特別な事を前に書きましたが、一拍(クレジット非表示)が一瞬入るのも特別なようです。
後期では、各枠に一拍入るようになりましたが、常用するようになったのは#245からで、アッコ表示の後の一拍がほぼ入るようになり、ロッキー登場からは一番最初に表示される枠後一拍入ります。なので、ここに令子やスコッチが入るとアッコの後は一拍入らなかったのですが、#318より先頭枠から外れてもアッコの後に一拍入るようになります。
ただこの一拍、前にも書いたように、香野百合子さんは最初から前後に一拍入っています。また浜美枝さんや藤岡琢也さんにも#245以後同様な扱いになっています。また寺尾聰さんもそうです。ただ、香野さんも寺尾さんもセンタークレジットではない一般のピン表示なので、より特別というか「主役」というのを強調したかった形跡かも知れません。
しかしこの一拍、#244までは全く入っていなかったわけではなく、唯一#101の酒井和歌子さんがセンタークレジットでかつ前後に一拍入るという超ド級の特別扱い。ただ頷けるところはあります。(白熱の演技でしたから。)

▼#219
ズックさんからのタレコミで、#219に高見恭子さんがご出演と。
調べて見たところ、当時の本名の高間恭子名義ご出演で冒頭に登場する女子高生が高見さんのようです。
当時はモデルとして活躍なさっていた時期で、現在残るデータではその時期のドラマ出演はこれのみしか確認できません。
どういう経緯でのご出演だったのか、ちょっと気になります(^_^;)

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ン寝かせてくれ、、、 2020-12-15

2020-12-15 01:16:29 | 当直室日記
今日というか昨日というか、太陽レーダーが反応するけぶでございます<(_ _)>
『監察医 朝顔2』の平さんの太陽好きは徹底してきた(^_^;)
小職ならば、太陽の入ったビデオを消されたら・・・・というより、絶対に消されないようにするので大丈夫ではあるのですが(^_^;)
むむむ。。。ヤモメなので許されていることなのですが、地上波の再放送ビデオも残し、ファミ劇ビデオも残し、VTR、LD、DVDも買い、さらに日テレプラスやファミ劇HDも残し、終いにはHDDには2台で放送可能全話がいつでも視聴スタンバイ可能という異常な状況下にあります・・・断捨離なんてどこ吹く風のように、、、これは完全に病気なんですよね。
この前は「男と女の関係」をファミ劇初回放送(再放送=本放送プリント)とHDリマスタ版を観比べて、「カセット録音世代」としては、やっぱり音質が抜群にいい初回放送の方が良いなぁ・・・とか、いやそれならTV北海道の再放送の方がもっと音質が良かったぞとか、そんな事を比べる訳です。
たまには退色した「再放送プリント」も観たくなります(^_^;)
ということで、こと太陽に関しては捨てるということが出来ない小職であります。。。。

で、ツイッターを眺めていたら、ある方が「週間テレビ番組」の「冬の訪問者」の記事をUPされていて、あらすじに幸吉役に下元勉さんの名が。
スチールは完成作の下條正巳さん。
単なる誤り?「下」が付くから間違えた?
ただ、単純にそうだろうか・・・・「ボス」の横光さんのように、当初は下元さんだった可能性は否定できないなぁ・・・。

と、悶々としていたら、テレビからメインテーマ’86が鳴り響く。
あれ?昨日見ていた「山さんからの伝言」がまた再生しだしたか?と思ったら、『月曜から夜ふかし』年末恒例の良純さん年賀状。
今年は何度も’86が鳴り響く。
あれ?前はマイコンテーマだったような・・・・(^_^;)

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ノベライズ「太陽にほえろ!」などなど

2020-12-14 20:58:57 | 当直室日記
bar七曲署のかつ丼が無性に食いたいけぶでございます<(_ _)>
確かに昨年食べたことは食べたのですが、へべれけ状態と化してしまったため・・・・。
O氏曰く、レベルアップしているとか!
コロナじゃなきゃなぁ・・・・小職としては多分患ったら重症化しそうな、肺気腫予備軍なので・・・。

▼長さん・走りのテーマ
最近の通退勤妄想のお題です。どれがベストなのか・・・。
#520や「捜査」の「序曲」、いや#520予告や「絶叫」などのメインテーマショートバージョン?
アクションという手法もある。しかし、アクションの時の長さんは結構怖い(^_^;)
定番の青春のテーマだと芸が無いしなぁ。。。。
流してください(^_^;)

▼鬼籍
太陽関連以外でも訃報が止まらない昨今、本当に凹んでしまいます。
殆ど毎週の如くですから。
テレビ好きとしては、本当にこのままで大丈夫なのか?確かに代わりの人材は居ないことは無いけど、
どんどん『職人』肌の方々が亡くなられていくのは、寂しいを通り越して辛いものです。

▼特別機動捜査隊
DVD-BOXのVol.1、舐めるように観ています(^_^;)
小林亜星さんの音楽に馴染みが深い小職としては、それ以前は新鮮な感じで観ています。
多分、牧さん(岩上さん)は運転免許持っていなかったんでしょうね・・・・などと今更ながら気づき、金田一耕助好きとしては何ら過不足なく見られます(^_^;)、小職としては東映チャンネル放送からの「シッカリとした」視聴ながら、それでも既に10年以上の視聴歴なので、各刑事にかなり親近感がわいています・・・今更なのですが(^_^;)
白黒時代は大人しい方だし、まっちゃん(松山刑事)が登場したあたりから、主任以外の刑事にも太陽ほどにはいかないまでも各刑事の内幕にちょっとだけ触れたり、#400のガンさんは熱いし、三船班は大体にして主役揃いだし(ただ、今回のDVDではまだまだです。)。
うん、優等生作が多く、衝撃作や問題作、それに激情作が少なすぎるなぁ・・・Vol.4までのセレクトは。
そういえば、南長さんの「笠原君、仕事だ!」という決め台詞を久々に聞きたくなってきた・・・・。

▼そして、ノベライズ「太陽にほえろ!」
昨日ようやく到着して、さらっと確認。
概ね、日テレで発刊されたノベライズと同じ内容に見えながら、#111のジーパン最期のセリフが、
「バカだな、おまえは・・・・」から「なんじゃ、こりゃあ」「死にたくないよ、まだ死にたくないよ」に変更されていました。
これは良いことなのか、悪いことなのか、何とも言えないところですが、
小職であれば、そのままの内容で解説を付けるという具合にしたかもなぁ・・・と。
というか、解説を付けてほしかったですね。
そして、高橋惠子さんと岡田P氏の対談。
このお二人の対談って、記憶にないんですよね・・・・短いながらも結構濃い内容で、露口さんのお話しもあったりします。
スチール使用については、すでにちくま関係のツイッターでお披露目済みの#2、#23はおなじみ、#53、#72、#100、#110、#111もおなじみかと。
ただ、観たことのない#2のスチールが掲載。
確か、比較的近年お披露目が多くなった一係ボスデスク周囲の描写で、山さんのワンショットが有名ですが、今回採用されたものは、ボスと汗をぬぐう山さん、そしてゴリさんが写るもの。ボスが目を瞑っているため、今までNG扱いされてきたものと思います。
しかし、あるところにはあるんだなぁ・・・。

今回のノベライズ文庫化、小職としては非常に有意義に思います。
マニアやディープなファンであれば、DVD-BOXや商品および放送されたものの録画などのビデオ、それに日テレ版のノベライズは必須なので、ある意味「二度持ち」的な部分はあるかと思います。
ただし、それ以外の方々は太陽は本数が多いので、意外と残していないことが多いようで、ノベライズにしても本編を録画して残したことで処分されていることもあるようです。ノベライズは今でも比較的安価に手が入りますが、それでも古本ですから、手を出しにくい方も居られるのかと思います。

小職はノベライズは後から購入した方で、放送終了時に全巻買い揃えました。
そこから、しばらくのめり込んじゃって、本編とは違った味わいがあって、かつ、カットされた部分が残っている作品もあったり、VTRがリリースされるまで、しばらくそれで太陽ロス(アジア特捜隊ではなく。。。。)を埋めましたね・・・・。

と、これで日テレ版のノベの需要が高まることは無いとは思いますが・・・・(^_^;)
(山さん表紙の24巻は入手がかなり難しいですから。。。前のように価格が高騰しないことを願いつつ。)

それよりも、日テレ版のノベ電子化をひそかに叶うよう願いつつ。。。。

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