さて、本日の太陽放送です。
【地上波】
▼チバテレ ボン&ロッキー編
7/27(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!
チバテレ1(地上波)
第332話 何故
第342話 54.02.16 何故 (殿下)冨川澈夫 片桐夕子 東野英心
殿下が国際刑事局の前岡会い、彼からICPOの日本局員にならないかと勧められての帰り道、悲鳴とともに車道に倒れ込んでしまった女性を救う。
その女性はそのとき殿下に「主人が私を突き飛ばして殺そうとした」という。
この件を殿下はボスに報告、女性は北野和代、その夫である清行を囲碁センターで確保する。
しかし、和代は後になって「つまずいて倒れた」と証言を翻し、清行は即時釈放された。
だが殿下は和代の最初の言葉を信じていた。さらに調査で判明した北野夫婦の異常な状態・・・3年間も転入届を出しておらず、いわば身元不明のこの夫婦の隠された過去を調べるため、島は清行の部屋で目にした同人雑誌にあった彼の本名と思しき「石田守」を手掛かりに、休暇をとって長野の小諸へ飛んだ。そこでかつて同人雑誌を編集していた西本に会った殿下は、石田が自分の作品をけなした相手を窓から突き落とそうとしたことを聞く、さらに県警の杉下刑事に会ったところ、石田の周辺に犯人不明の突き落としや突き飛ばしなどの事件が数々発生していたことを知らされて驚くのだった。しかも石田には江口ミキという女がいて、石田と同時期に姿を消したのだという。
しばらく経って杉下が上京、北野夫婦が石田と江口であると確認した。
その一方で、北野夫婦は殿下を職権乱用による誤認逮捕を理由に地検に提訴してしまう。
そんな中、同人雑誌の石田が寄稿した「何故」という小説を読んだ殿下は、北野夫婦のアパートに和代を訪ね、清行が心を病んでいることを告げるのだったが・・・・。
恵子と離れ離れの後、殿下がキャリアアップ?という序盤。それもICPO。
殿下はあまりインテリ的な描かれ方はこれまで行われていませんでしたが、この作品あたりからベテラン刑事的な描かれ方が増えていきます。
そこにゲストの北野夫婦演じるご両人については、ストイックな演技では定評のある冨川さんと片桐さん、結構苦境に陥りながらも冷静に捜査を進める殿下との対比も面白いですが、北野=石田の人生もトラウマを抱えながら自分が「殺人者」となっていることを自覚していないのか、それとも自覚しているのか解らないという怪奇さも加味させているところで、なかなか面白いミステリーとなっていると思います。
ちなみに、本作のサブタイトルは当初「夢」で、北野=石田はクライマックスに窓から飛び降りて死ぬという設定でした。
ところでDVD-BOXのブックレットには裕次郎さんの舌がんについて触れられていますが、本作で現場復帰。
本放送当時が「がん」ではなく「舌白板症」ということで公表されていましたが、この舌がん含め裕次郎さんが「がん」だったことは、没後公表された為、非常に驚いたものです。
昭和の時代「がん」はほぼ不治の病的なイメージがありましたからね・・・・。
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7/27(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!
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第332話 何故
第342話 54.02.16 何故 (殿下)冨川澈夫 片桐夕子 東野英心
殿下が国際刑事局の前岡会い、彼からICPOの日本局員にならないかと勧められての帰り道、悲鳴とともに車道に倒れ込んでしまった女性を救う。
その女性はそのとき殿下に「主人が私を突き飛ばして殺そうとした」という。
この件を殿下はボスに報告、女性は北野和代、その夫である清行を囲碁センターで確保する。
しかし、和代は後になって「つまずいて倒れた」と証言を翻し、清行は即時釈放された。
だが殿下は和代の最初の言葉を信じていた。さらに調査で判明した北野夫婦の異常な状態・・・3年間も転入届を出しておらず、いわば身元不明のこの夫婦の隠された過去を調べるため、島は清行の部屋で目にした同人雑誌にあった彼の本名と思しき「石田守」を手掛かりに、休暇をとって長野の小諸へ飛んだ。そこでかつて同人雑誌を編集していた西本に会った殿下は、石田が自分の作品をけなした相手を窓から突き落とそうとしたことを聞く、さらに県警の杉下刑事に会ったところ、石田の周辺に犯人不明の突き落としや突き飛ばしなどの事件が数々発生していたことを知らされて驚くのだった。しかも石田には江口ミキという女がいて、石田と同時期に姿を消したのだという。
しばらく経って杉下が上京、北野夫婦が石田と江口であると確認した。
その一方で、北野夫婦は殿下を職権乱用による誤認逮捕を理由に地検に提訴してしまう。
そんな中、同人雑誌の石田が寄稿した「何故」という小説を読んだ殿下は、北野夫婦のアパートに和代を訪ね、清行が心を病んでいることを告げるのだったが・・・・。
恵子と離れ離れの後、殿下がキャリアアップ?という序盤。それもICPO。
殿下はあまりインテリ的な描かれ方はこれまで行われていませんでしたが、この作品あたりからベテラン刑事的な描かれ方が増えていきます。
そこにゲストの北野夫婦演じるご両人については、ストイックな演技では定評のある冨川さんと片桐さん、結構苦境に陥りながらも冷静に捜査を進める殿下との対比も面白いですが、北野=石田の人生もトラウマを抱えながら自分が「殺人者」となっていることを自覚していないのか、それとも自覚しているのか解らないという怪奇さも加味させているところで、なかなか面白いミステリーとなっていると思います。
ちなみに、本作のサブタイトルは当初「夢」で、北野=石田はクライマックスに窓から飛び降りて死ぬという設定でした。
ところでDVD-BOXのブックレットには裕次郎さんの舌がんについて触れられていますが、本作で現場復帰。
本放送当時が「がん」ではなく「舌白板症」ということで公表されていましたが、この舌がん含め裕次郎さんが「がん」だったことは、没後公表された為、非常に驚いたものです。
昭和の時代「がん」はほぼ不治の病的なイメージがありましたからね・・・・。