『♯707 いつか見た、青い空』
主演:地井武男(井川利三)石原良純(水木悠)
出演:渡哲也(橘兵庫)神田正輝(西條昭)金田賢一(島津公一)長谷直美(岩城令子)西山浩司(太宰準)又野誠治(澤村誠)
山本耕一(櫻井正敬)井上昭文(岩田刑事)阿部寿美子(高村菊栄)今井和子(菊栄の古馴染み)柴田美保 倉地雄平(菊栄の息子)稲吉靖司(置き引き犯)上野綾子 岡山章 篠原大作 熊倉由美 川原世莉 小日向範威 金子成美 西尾聡 岡部浩三
プロデューサー:岡田晋吉 服部比佐夫(日本テレビ) 梅浦洋一 新野悟(東宝)
脚本:金子裕 小川英
撮影:内田清美 美術:小汲明 照明:松田清孝 録音:大庭弘
音楽:大野克夫 演奏・大野克夫バンド 井上堯之バンド 編集:神島帰美 整音:坂田通俊 選曲:小林和夫
助監督:鎌田浩 擬斗:宇仁貫三 現像:IMAGICA 番組宣伝:山口晋 記録:斉藤能子 制作主任:大藤博司
協力:国際放映 撮影協力:清里カインドホテル 原案:小川英 企画協力:ジャックプロダクション 衣装協力:株式会社センチュリー Best House
監督:鈴木一平
制作:東宝株式会社
覆面車:クラウン(62-40)ソアラ(65-62)スープラ(86-02)クラウン(99-11)
冒頭、警部にトシさんが礼を言うシーン、
ちょっと目頭が熱くなりました。
トシさんとしては、やはり力不足の面と警部の尽力の部分と、
地井さんとしては、あくまでも太陽チームとしての代表という意味合いでの部分と・・・。
良いシーンです・・。
って、その直後に起きるデュークずっこけ事件は・・・(^_^;)
そして、後期恒例の登場編近辺の’79楽曲使用。
前回はメインテーマでしたが、今回は「翔べ!スニーカー」という、あれ?どっかで聴いたパターン。
公園で殺された老女、近くには虫かご、そのなかにはオニヤンマの切れた羽。
老女は山梨の清里から出てきたが、殆ど清里から出ることの無かった彼女がなぜ東京に。
それには40年前・終戦直後からの「因縁」が隠されていた・・・。
キャメラマンの櫻井は戦場や貧困を題材とした作品が主なのに1点だけマンハッタンの「青空」のトンボの写真を展覧会で展示していた・・・40年前の自らの殺意と現在の殺意がトンボとリンクしてまるでトラウマのように蘇る。
恐らく櫻井自体も菊栄を殺すなんで思っていなかったと思いますが、こういう自分の意識を越えた行動は、櫻井自身も自分自身に対して恐怖を持ったと思います。自分の地位などは全く考えずに保身もそこそこに逃避したのも清里の地。
40年前の強烈な記憶をずっと引き摺ってきた安住の地が、その40年前の土地だったというのは・・・トシさんが見つけなかったら櫻井は自ら命を絶っていたかもしれませんね。
戦前直後の題材をメインにするのは太陽としては異色です。
終戦記念日の放送ですが、その機会も今まで何度かありましたが、太陽は避けてきました。
極力戦中の話題を避けてきた太陽がこの題材を取り入れたのは多分この頃の太陽脚本自体の方向性を探るひとつの試金石だったような気がします。
かろうじて戦中派のトシさんと、現代ッ子のマイコンとのコンビですが、清里高原ということでマイコンは半ば観光気分。
トシさんだけ働いて、マイコンは食ったりしていたようすで(^_^;)
=今回の一係=
*ドック
ハワイじゃなくて伊豆に休暇旅行。
海中散歩だけ楽しんで、帰って来たドックの刑事魂・・・言われなくても戻ってきたところは成長してる?
*橘警部がボスの部下だったのは城北署にいた半年だけ。
一係長代理の席に行くことをただ一人申し出た、出世コースを棒に振るのかって上層部に言われたほどだったと。
城北署といえば鮫やんも在籍したこともあり、相当濃厚な事柄があった可能性も。
*トシさん
昭和18年、台北で警察官をやっていた父のもとで生まれ、戦後引き上げ、鹿児島で育つ。
生まれて間もない妹も栄養失調で死んだ。
トシさんもかなり苦労したものと。
警察官の父を持つメンバーは公式表明ではラガーとこのトシさんだけの一係メンバー。
(すみません、すっかりジーパンの事を忘れていました・・・・。)
=ゲスト=
山本氏は正月SP以来の登場。
刑事ドラマ好きには井上さんゲストは何気に嬉しい。歴代西部署面々の良純さんとの共演は果たせましたが、渡さんとは実現しませんでした。今回の岩田刑事は何となく源さんに似てますね。
=クルマネタ=
三菱ジープは1970年前後の個体のようなので、この時15年落ち。
それでもジープとしてはそれほど古い部類ではありません。
=ロケ地=
西新宿、新宿副都心、新宿駅
ペットショップは西新宿3丁目
山梨県北杜市高根町清里
主演:地井武男(井川利三)石原良純(水木悠)
出演:渡哲也(橘兵庫)神田正輝(西條昭)金田賢一(島津公一)長谷直美(岩城令子)西山浩司(太宰準)又野誠治(澤村誠)
山本耕一(櫻井正敬)井上昭文(岩田刑事)阿部寿美子(高村菊栄)今井和子(菊栄の古馴染み)柴田美保 倉地雄平(菊栄の息子)稲吉靖司(置き引き犯)上野綾子 岡山章 篠原大作 熊倉由美 川原世莉 小日向範威 金子成美 西尾聡 岡部浩三
プロデューサー:岡田晋吉 服部比佐夫(日本テレビ) 梅浦洋一 新野悟(東宝)
脚本:金子裕 小川英
撮影:内田清美 美術:小汲明 照明:松田清孝 録音:大庭弘
音楽:大野克夫 演奏・大野克夫バンド 井上堯之バンド 編集:神島帰美 整音:坂田通俊 選曲:小林和夫
助監督:鎌田浩 擬斗:宇仁貫三 現像:IMAGICA 番組宣伝:山口晋 記録:斉藤能子 制作主任:大藤博司
協力:国際放映 撮影協力:清里カインドホテル 原案:小川英 企画協力:ジャックプロダクション 衣装協力:株式会社センチュリー Best House
監督:鈴木一平
制作:東宝株式会社
覆面車:クラウン(62-40)ソアラ(65-62)スープラ(86-02)クラウン(99-11)
冒頭、警部にトシさんが礼を言うシーン、
ちょっと目頭が熱くなりました。
トシさんとしては、やはり力不足の面と警部の尽力の部分と、
地井さんとしては、あくまでも太陽チームとしての代表という意味合いでの部分と・・・。
良いシーンです・・。
って、その直後に起きるデュークずっこけ事件は・・・(^_^;)
そして、後期恒例の登場編近辺の’79楽曲使用。
前回はメインテーマでしたが、今回は「翔べ!スニーカー」という、あれ?どっかで聴いたパターン。
公園で殺された老女、近くには虫かご、そのなかにはオニヤンマの切れた羽。
老女は山梨の清里から出てきたが、殆ど清里から出ることの無かった彼女がなぜ東京に。
それには40年前・終戦直後からの「因縁」が隠されていた・・・。
キャメラマンの櫻井は戦場や貧困を題材とした作品が主なのに1点だけマンハッタンの「青空」のトンボの写真を展覧会で展示していた・・・40年前の自らの殺意と現在の殺意がトンボとリンクしてまるでトラウマのように蘇る。
恐らく櫻井自体も菊栄を殺すなんで思っていなかったと思いますが、こういう自分の意識を越えた行動は、櫻井自身も自分自身に対して恐怖を持ったと思います。自分の地位などは全く考えずに保身もそこそこに逃避したのも清里の地。
40年前の強烈な記憶をずっと引き摺ってきた安住の地が、その40年前の土地だったというのは・・・トシさんが見つけなかったら櫻井は自ら命を絶っていたかもしれませんね。
戦前直後の題材をメインにするのは太陽としては異色です。
終戦記念日の放送ですが、その機会も今まで何度かありましたが、太陽は避けてきました。
極力戦中の話題を避けてきた太陽がこの題材を取り入れたのは多分この頃の太陽脚本自体の方向性を探るひとつの試金石だったような気がします。
かろうじて戦中派のトシさんと、現代ッ子のマイコンとのコンビですが、清里高原ということでマイコンは半ば観光気分。
トシさんだけ働いて、マイコンは食ったりしていたようすで(^_^;)
=今回の一係=
*ドック
ハワイじゃなくて伊豆に休暇旅行。
海中散歩だけ楽しんで、帰って来たドックの刑事魂・・・言われなくても戻ってきたところは成長してる?
*橘警部がボスの部下だったのは城北署にいた半年だけ。
一係長代理の席に行くことをただ一人申し出た、出世コースを棒に振るのかって上層部に言われたほどだったと。
城北署といえば鮫やんも在籍したこともあり、相当濃厚な事柄があった可能性も。
*トシさん
昭和18年、台北で警察官をやっていた父のもとで生まれ、戦後引き上げ、鹿児島で育つ。
生まれて間もない妹も栄養失調で死んだ。
トシさんもかなり苦労したものと。
警察官の父を持つメンバーは公式表明ではラガーとこのトシさんだけの一係メンバー。
(すみません、すっかりジーパンの事を忘れていました・・・・。)
=ゲスト=
山本氏は正月SP以来の登場。
刑事ドラマ好きには井上さんゲストは何気に嬉しい。歴代西部署面々の良純さんとの共演は果たせましたが、渡さんとは実現しませんでした。今回の岩田刑事は何となく源さんに似てますね。
=クルマネタ=
三菱ジープは1970年前後の個体のようなので、この時15年落ち。
それでもジープとしてはそれほど古い部類ではありません。
=ロケ地=
西新宿、新宿副都心、新宿駅
ペットショップは西新宿3丁目
山梨県北杜市高根町清里