「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

いつか見た、青い空

2010-11-29 01:17:01 | ファミ劇日誌
『♯707  いつか見た、青い空』
主演:地井武男(井川利三)石原良純(水木悠)
出演:渡哲也(橘兵庫)神田正輝(西條昭)金田賢一(島津公一)長谷直美(岩城令子)西山浩司(太宰準)又野誠治(澤村誠)
山本耕一(櫻井正敬)井上昭文(岩田刑事)阿部寿美子(高村菊栄)今井和子(菊栄の古馴染み)柴田美保 倉地雄平(菊栄の息子)稲吉靖司(置き引き犯)上野綾子 岡山章 篠原大作 熊倉由美 川原世莉 小日向範威 金子成美 西尾聡 岡部浩三

プロデューサー:岡田晋吉 服部比佐夫(日本テレビ) 梅浦洋一 新野悟(東宝)
脚本:金子裕 小川英
撮影:内田清美 美術:小汲明 照明:松田清孝 録音:大庭弘
音楽:大野克夫 演奏・大野克夫バンド 井上堯之バンド 編集:神島帰美 整音:坂田通俊 選曲:小林和夫
助監督:鎌田浩 擬斗:宇仁貫三 現像:IMAGICA 番組宣伝:山口晋 記録:斉藤能子 制作主任:大藤博司
協力:国際放映 撮影協力:清里カインドホテル 原案:小川英 企画協力:ジャックプロダクション 衣装協力:株式会社センチュリー Best House 
監督:鈴木一平
制作:東宝株式会社

覆面車:クラウン(62-40)ソアラ(65-62)スープラ(86-02)クラウン(99-11)


冒頭、警部にトシさんが礼を言うシーン、
ちょっと目頭が熱くなりました。
トシさんとしては、やはり力不足の面と警部の尽力の部分と、
地井さんとしては、あくまでも太陽チームとしての代表という意味合いでの部分と・・・。
良いシーンです・・。
って、その直後に起きるデュークずっこけ事件は・・・(^_^;)

そして、後期恒例の登場編近辺の’79楽曲使用。
前回はメインテーマでしたが、今回は「翔べ!スニーカー」という、あれ?どっかで聴いたパターン。

公園で殺された老女、近くには虫かご、そのなかにはオニヤンマの切れた羽。
老女は山梨の清里から出てきたが、殆ど清里から出ることの無かった彼女がなぜ東京に。
それには40年前・終戦直後からの「因縁」が隠されていた・・・。

キャメラマンの櫻井は戦場や貧困を題材とした作品が主なのに1点だけマンハッタンの「青空」のトンボの写真を展覧会で展示していた・・・40年前の自らの殺意と現在の殺意がトンボとリンクしてまるでトラウマのように蘇る。
恐らく櫻井自体も菊栄を殺すなんで思っていなかったと思いますが、こういう自分の意識を越えた行動は、櫻井自身も自分自身に対して恐怖を持ったと思います。自分の地位などは全く考えずに保身もそこそこに逃避したのも清里の地。
40年前の強烈な記憶をずっと引き摺ってきた安住の地が、その40年前の土地だったというのは・・・トシさんが見つけなかったら櫻井は自ら命を絶っていたかもしれませんね。

戦前直後の題材をメインにするのは太陽としては異色です。
終戦記念日の放送ですが、その機会も今まで何度かありましたが、太陽は避けてきました。
極力戦中の話題を避けてきた太陽がこの題材を取り入れたのは多分この頃の太陽脚本自体の方向性を探るひとつの試金石だったような気がします。

かろうじて戦中派のトシさんと、現代ッ子のマイコンとのコンビですが、清里高原ということでマイコンは半ば観光気分。
トシさんだけ働いて、マイコンは食ったりしていたようすで(^_^;)

=今回の一係=

*ドック
ハワイじゃなくて伊豆に休暇旅行。
海中散歩だけ楽しんで、帰って来たドックの刑事魂・・・言われなくても戻ってきたところは成長してる?

*橘警部がボスの部下だったのは城北署にいた半年だけ。
一係長代理の席に行くことをただ一人申し出た、出世コースを棒に振るのかって上層部に言われたほどだったと。
城北署といえば鮫やんも在籍したこともあり、相当濃厚な事柄があった可能性も。

*トシさん
昭和18年、台北で警察官をやっていた父のもとで生まれ、戦後引き上げ、鹿児島で育つ。
生まれて間もない妹も栄養失調で死んだ。
トシさんもかなり苦労したものと。
警察官の父を持つメンバーは公式表明ではラガーとこのトシさんだけの一係メンバー。
(すみません、すっかりジーパンの事を忘れていました・・・・。)

=ゲスト=

山本氏は正月SP以来の登場。
刑事ドラマ好きには井上さんゲストは何気に嬉しい。歴代西部署面々の良純さんとの共演は果たせましたが、渡さんとは実現しませんでした。今回の岩田刑事は何となく源さんに似てますね。

=クルマネタ=

三菱ジープは1970年前後の個体のようなので、この時15年落ち。
それでもジープとしてはそれほど古い部類ではありません。

=ロケ地=

西新宿、新宿副都心、新宿駅

ペットショップは西新宿3丁目

山梨県北杜市高根町清里


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ボス!任せてください

2010-11-28 22:17:04 | ファミ劇日誌
『♯706  ボス!任せてください』
主演:西山浩司(太宰準)渡哲也(橘兵庫)
出演:神田正輝(西條昭)地井武男(井川利三)金田賢一(島津公一)長谷直美(岩城令子)又野誠治(澤村誠)石原良純(水木悠)カー・スタント マエダ・オートクラブ 竹内雅敏 海藤幸広
立川光貴(大石三男)吉沢健(響組幹部)伊藤紘(響組組員)佐々木敏(日本工務店社員)松井範雄(麻雀屋店主)梅村美保 夏夕子 唐沢潤(サエコ)原和航 竹内康裕 千葉茂 村上幹夫(レストラン店長)菊川予市 清水進一 杉浦宏俊 秋元政志 星野晃 北斗辰典 中瀬博文

プロデューサー:岡田晋吉 服部比佐夫(日本テレビ) 梅浦洋一 新野悟(東宝)
脚本:小川英 尾西兼一
撮影:内田清美 美術:小汲明 照明:松田清孝 録音:大庭弘
音楽:大野克夫 演奏・大野克夫バンド 井上堯之バンド 編集:神島帰美 整音:坂田通俊 選曲:小林和夫
助監督:鎌田浩 擬斗:宇仁貫三 現像:IMAGICA 番組宣伝:山口晋 記録:斉藤能子 制作主任:大藤博司
協力:国際放映 撮影協力:明治記念館 原案:小川英 企画協力:ジャックプロダクション 衣装協力:株式会社センチュリー Best House 
監督:鈴木一平
制作:東宝株式会社

覆面車:クラウン(62-40)ソアラ(65-62)スープラ(86-02)クラウン(99-11)


え~
結構事前に書いたんですが、それも踏まえていただければ。

まず、アバンタイトル~提供に度肝を抜かれた訳です。
甲高いですからね・・・’86提供バージョンは。
ちょっと固まりました(^_^;)
渡さんと西山さんが加入するのであれば、従来のOPの改造というのは考えにくいとは思っていましたし、前回までのOPが通常使用期限1年を満了しようとしていましたから、映像は新調されると思っていましたが、まさかメインテーマまで変わるとは・・・。
CMが入ります・・・。
そしていつものダイジェスト・・・無音約2秒間。
ダダダダダダ♪

(゜o゜)
「なんじゃぁこりゃ!」
打ち込みかい!

太陽のタイトルも新しいレタリングになって、「欠け」が単純化されて太くなり、立ち上がらないでそのまま表示。

渡さんがトップなのは当然として、ドック以後トシさんまで一気紹介にかつストップモーション風。

渡さんがかつての山さんのようにワンショットでボスが先代OP流用だったのは安心しました。
やっぱりボスがいないと。

太陽のオープニング(タイトルバック)っていうのは、毎回同じでも飽きないので・・・結構個人的には重点を置いている「作品」なので相当気になってしまって。
とにかく、その変貌っぷりに呆然としたものです。

これが率直な感想でした。
ただ、これも慣れてくると良くなってくるわけで・・・大野さんのアレンジマジック発揮ですし、さらにOP構成のマジックとも言えると・・・。

そして最初から西山さん登場。
軽く、緩い感じはドック登場時やラガー登場時に似ていますが、この2作は前作からの引っ張りから始まりましたから、どちらかというとマカロニ登場時に似ているかもしれませんね。
というか、まあ最初から新鮮ではありました。

アルバイトニュースanなんて懐かしいですし、モトクロスタイプのバイク、そしてスカッシュなんてアクティブな感じは、太陽では久々の軽快キャラ登場だなぁ・・・と。
しかし、警官やっていながら太宰はなんで半分職探し状態なのか(^_^;)
謎ではありますが、まああれだけの暴れん坊であれば仕方が無いか・・・。
けども、あの麻雀屋の暴れっぷりや響組との抗戦を観ていると、当初のワルオ=西山さん的イメージが払拭していきました。
これは魅力的なアクションだ・・・それになぜか子供扱いされるのとは裏腹に、結構色々考えているなぁ・・と。
なんとなくですが、これが’80年代のマカロニ的な感じがしました。

それにしても、DJ。
なぜあそこまで、小さいとか少年とか強調されるか。
そもそもあの頃の一係の新人刑事は身長が大きいことが当たり前になっていましたから、
作り手も見ているこっちも意外性という意味では結構大きいキーワードだったわけで。
「史上最小の新人刑事」
なんてフレーズもありましたから。

話変わって警部。
渡さんがそのまま登場してくることは解っていました。
ただ、黒岩や大門とは違った自然な感じが非常に好感が持てましたし、逆に出演経緯を知っていた私としては、特に橘兵庫に関する説明を欲していませんでした。
変に劇中説明したところで、あまり無意味だったと云うところでしょうか。
渡さんが藤堂的性格を意識していたかどうかはわかりませんが、その渡さんと渡さんが一係に入ったと云う位置関係だけで橘というキャラクターは出来上がった感じがしました。
後のマル暴設定なんかは黒岩を彷彿とさせますが。

話的には久々に緩く浅い感じでしたし、大石自体もある意味「ぷっつん」親父の暴走的感じだったので、そこにDJを乗っけるだけで良かったんだと思います。
なにしろ2名登場編なので、あまり脚本的に複雑にしても視点が狂っちゃうんで。

とにもかくにも、これで新しい太陽が始まったんだ!という先への期待は高まりました。

=DJ刑事登場!=

渡さんが6月下旬に出演承諾した前に既にDJの登板は決まっていたようで。
そもそも渡さんの御出演発表時点で「ボス!任せてください」というサブタイトルは決定していたので、その前の段階の「DJ刑事登場!」という台本決定準備稿のサブタイトルからして、西山さんだけ既に登板が決まっていたものと考えられます。
時間的な面も考えると、大野さんへのメインテーマ&DJテーマ群の発注を考えると、渡さんの登板決定以前から用意を進めていないととても間に合わない状態だったと思います。

山さん殉職時には10月まで豪華ゲストで対応し、寺尾聰さんの登板を待つという格好が考えられましたが、恐らく金田賢一さんのスケジュールが調整が無理で、その後任として西山さんの登板を8月で考えていたのではないかと、最近思い始めています。多分これらはボス降板発表前の5月に決められた感じがします。
さらに、噂があったアフリカロケ構想やブル殉職~京本政樹さん登板打診というのもこの頃かと。(岡田P氏や他の方の検証により、これらの件は「リップサービス」の域だったそうです。)
ボス降板発表後は番組終焉も頭に入れなければならない状態だったので、継続構想に関しては5月までという事じゃないと辻褄が合わないですから。

太陽の視聴率は山さん殉職後から下降線を辿っていたと思います。
山さん殉職までの平均視聴率は15%ぐらいだったと思いますが、4月以後は15%をクリアできない作品もあったりして、最後の太陽離れが起こった時期とも言えると・・・ただこれは、テレビ離れという世間的傾向もありましたし、「花金」という意味で、視聴者層の年齢が上がった太陽としては、その上がった視聴層がその時テレビの前に居ないという傾向が高かった時期だったと・・・太陽ファンでも末期を観ていない人の中には、番組からの卒業という人と、見たくても個人的スケジュールが許さなかった人も多かったようです。

太陽は番組というよりは既に一事業体という意味合いも持っていましたし、ボス降板以前までは山さん殉職後の「新生太陽」を具体的にかつ早急に煮詰めていたものと思います。

=ゲスト=

立川氏、久々のゲスト主役です。
ずいぶんトリッキーな役ですね。

ウエディングドレスを披露した唐沢潤さんは声優として有名ですが、『御家人斬九郎』のるい様です。
どっかで見たことあるなぁ・・・と。

=クルマネタ=

やっと、ソアラとスープラが活躍しますが、どちらかというとスープラが活躍ウエイトしては高いですね。
警部クラウンは、前年からゲスト車両として頻繁に登場していたものです。

ところで、響組の230セドリックHT2台、よく用意しましたね・・・ただ、2台ともなぜかフェンダーミラーが同じく左右違うという変な個体でした。

=ロケ地=

西新宿、新宿副都心

たまプラーザ近辺
ジョイガーデンは東急グループだったようですが、現在は無いようです。

多摩川河川敷

響組とのじゃれ合い(^_^;)の始まりのマンションは新宿6丁目に現存、
230セドHTとケンメリが衝突する交差点もすぐ近く。
この辺りをぐるぐる回っている感じ。

交番は国際放映前

浦安

=コネタ=

*橘は本庁に居ながらあまり知られていない存在だったよう・・・トシさんもマイコンも初対面。

*ブルとDJはけん制しあっていて面白い。

*ドックは何気にシリアス。渡さんとは本当に久々の競演。


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危険を盗んだ女

2010-11-27 23:25:59 | ファミ劇日誌
『♯51 危険を盗んだ女』
主演:小野寺昭(島公之)
助演:萩原健一(早見淳)
出演:石原裕次郎(藤堂俊介)露口茂(山村精一)竜雷太(石塚誠)下川辰平(野崎太郎)北川陽一郎(高田鑑識員)
大原麗子(原田京子)武藤英司(組織のボス)灰地順(松尾)土方弘(奥村)岸井あや子(中華料理店女将)亀井三郎 金子富士男 宮田弘子 久本昇 奥山正勝 久保田鉄男 ※ノンクレジット 吉中正一

プロデューサー:岡田晋吉 清水欣也(日本テレビ)梅浦洋一(東宝)
企画:魔久平  脚本:田波靖男 四十物光男
撮影:安本英 美術:小汲明 照明:松田清孝 録音:吉岡昇
音楽:大野克夫 演奏・井上堯之バンド 編集:神島帰美 整音:坂田通俊
助監督:桜井一孝 擬斗:宇仁貫三 制作担当者:市川一義 現像:東洋製作所 アシスタントプロデューサー:梶山仗祐 
協力:国際放映 制作協力:渡辺企画 企画協力:ジャックプロダクション
監督:竹林進
制作:東宝株式会社

覆面車:クラウン(70-26)セリカ(57-63)


田波氏らしい脚本で、安心して観ていられます。
よく岡田P氏がドック登場以後は喜劇に作風を振ったと仰っていますが、太陽には元々喜劇的要素もふんだんに盛り込んでいたので、ドック自体は別としてもあまり喜劇という感覚は無かったです。ただ、後期の方がスマートにはなったと思いますが、本作もそんな喜劇的要素も絡ませています。
でも、他の刑事モノで本作や他のライトな作風を取り入れたら、妙に浮いてしまう感じがします。
実際、観ていて気恥ずかしいものがありましたから(^_^;)
そういう意味では、硬軟両方とも「自然さで」OKというのは、太陽ぐらいだったと思います。

京子はスリでありながらマンション住まいでセンスのいい服を身につけているという何とも理解不能な女性ですが、それにしてもあれだけの生活を支えるのにはスリだけじゃやっていけなかったのではないかと。
多分、マカロニに話した「デザイナー」というのはあながち冗談じゃないかもしれません。
だって、バスでのカモってたかが知れてるだろうし(^_^;)
それにあれだけスった財布に拘るというのは、どうも趣味的要素の方が強い感じがします。
職業スリだったら、ヤバそうな代物をいつまでも身近に置いておかないですぐ処分するでしょうから・・・。

でも殿下もマイカーを持っていながらバス通勤ですか・・・2台のカローラはどうした?
久々に殿下的運の良さとチャッカリしたところも見られますが、いや運が良かったのか?
「ニセサツ 警察に連絡乞う 島」なんていうのもなかなか出来ない事です。
いろんな意味で図太くなって、拳銃の腕も上達して、殿下として完成してきていますね。
で、今回損な役回りはマカロニでしょう。
前回はすっかり殿下との約束をフっちゃったわけですから、自分が悪くなくともまあ殿下には何も言えない立場かと(^_^;)
ドブ捜索はスルーできましたが・・・勘定のことがありましたし。
いや、やはり割食ったのは、七曲三重臣でしょうか・・・。
ゴリさんのドブ川嫌いは後にもありますが、今回の事がトラウマになったのか?
でも山さんはきれいに仕事してましたが・・・(^_^;)
その山さんも、殿下救出銃撃戦ではかなり緊張していた様子で(^_^;)

ところであのニセ札製造団。
頭が良いようでそうでもない、けれども殺しは厭わないので恐ろしいという始末に負えない連中。
しかし、また吉中氏はその強面が強調されていました・・・。

いや京子は何度も言いますが、セミレギュラー化して欲しかったですね。

ところで、本作から殉職時前の作品は「異色作」という伝統が生まれます。
これは、殉職編への布石を前作で設ける場合は別ですが、去る予定のメンバーをウマく絡ませながらのストーリーは逆に去るということの意外性を掻き立てて凄く効果的なんですよね。

=ゲスト=

美しく、キュートな大原麗子さんの魅力爆発です。
未だに見惚れてしまいます。
当時の大原さんは26歳ですが、この方は年齢をいう括りを越えたものがあったので、
いつ拝見しても「大原麗子は美しくキュートだ」というのは変わらなかったと思います。
昨年の急逝時にはショックでした・・・・。

=コネタ=

*クラウン、なぜかブレーキシーンだけクジラ前期(の後期)を使用。撮影洩れ?

*ゴリさん、いくらどぶ川嫌いだからといって転び過ぎ(^_^;)

*ゴリ長コンビ、小さくブツクサ・・・「ちゃっこいなぁ。」

=ロケ地=

西新宿4丁目
代々木2丁目
ちらっと見える美容室は名前をマイナーチェンジし世田谷1丁目に現存(!)


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1982DVD-BOX FAST IMPRESSIONS

2010-11-27 19:41:18 | DVD
【1982DVD-BOX FAST IMPRESSIONS】
とかっこつけてみました(^_^;)

本日午前中の無事到着し、さっきまでチェックしておりました。

まず、解体順序で(^_^;)

=BOX=
いつもより固いので、アマゾン梱包に負けてません(^_^;)、でもずいぶんデカイ段ボールで着たもんだ。
裏面は520話収録時のフォトセッション集合写真がメインです。

各ジャケット=逆に薄くなってます(^_^;)取り扱い注意です。

=ブックレット=
高島さんの記事は最初2ページに集約され、あとは公式番組紹介記事、あらすじが掲載される格好です。最近の高島さんの記事は資料を集めたうえでの披露だったので、高島さんの各話毎の紹介が無いのは個人的には残念です。

スチール写真については、お馴染みなものも結構入っていますが、70%ぐらいは未使用だと思います。

=映像特典「アンソロジーメイキング」=
なにせ、103分の長編なので、かなりのボリュームです。
個人的意見から云わせていただくと、アンソロジーの為に今回のBOXを買って良かった・・・というのが率直な感想です。
約2時間、みなさんの話をじっくり聞けて、それに1年分の作品映像も付いてくるという考え方に切り替えた方が、このBOXのありがたみが身にしみます。
話題はよく知られている話もありながらも、カナダのガラガラヘビの話や三田村さんの作品かけもち秘話、ボス目前でのボギーサングラス着用特権(^_^;)、地井さんの本音など、相当興味深い内容になっています。
インタビュアーの岡村さんもなかなか的確で落ち着いている対応に好感がもてました・・・きゃぴきゃぴしていると、多分・・・太陽ファンの呑んだくれ諸兄は怒り心頭だったでしょうが、その点安心です。

この場を借りて・・・木之元さん、竜さん、お疲れ様でした。
岡村さんもお疲れ様でした。

=映像特典「PHOTO集」=
カラースチールが多いです。
モノクロの方はメイキング関係が多いですね。
やはりお馴染みのものもありますが、構図が同じでも別ショットの方を極力掲載しています。
「婚約者の死」の爆薬セット時メイキング写真、山さんが「OK文字で睨む」のではなく「パソコンにタッチしてニッコリ」、ロッキー荒地を一人一本木、カナダのゴリさんはやっぱりスーツの襟にバッジ?、辰平さん上半身裸で胴上げ・・・などパソコンの壁紙にしたいPHOTOがかなりございます。
しかし・・・モノクロはデータに限って言えばトシさん登場以後がありません。
多分、ブックレットに掲載したものがすべて?

「真夜中のラガー」のAポジ集合写真は現存しているようです。
ただ、アポロンカセットのジャケットを飾った、トシさん登場時のAポジ写真と、「ドックとボギー」でのAポジ写真は未掲載でした。
また、バイクまたがりゴリさんもなかった。。。

=特典映像「石塚刑事殉職 60分バージョン」=
状態の良かった、ファミ劇放送時のプリントと殆ど遜色ない感じです。
やっぱり、画像的に全体がボケた感じなので、SPバージョン(マザー)をコピーして編集したんでしょうね。
オリジナルと見比べると一発でわかります。

=各作品=

まだジックリ観ていませんが、

VAP初期VTRリリース分の特徴だった「暗さ」「黄ばみ」がすっかり取れて、白はクッキリ白、ライトは明るい、夜間も鮮明が実現したことで、かなり本放送時の映像に近い感じがします。
ただ今後、日テレプラスで放送されると思いますが、そちらの方が本放送に近い感じになると思います。
(DVDの再現度の問題だと思いますが・・・。)
ただ、全体的に色が濃くなった分、たとえば「ジプシー刑事登場!」のVTRリリース時の落ち着いた感じや、ボギーLD-BOX時の柔らかくて鮮明な感じが欲しい方はちょっと違うかもしれません。

「雨の降る街」のVTRリリース時の「音伸び」(ジプシーのテーマがへなへなだった・・・)は完ぺきに改善されています・・・あれはいったい何だったんだろう(^_^;)

オリジナルサウンドトラック以外の音の差し替えはまだ未検証です。

=コネタ=

*コロナに襲いかかるのは、やっぱりエルフ(^_^;)

*どうしても「列車の中の女」はフル視聴・・・ボロ泣き(^_^;)

*「雨の降る街」に、我々が新宿で「郷土料理・熊本」の代わりにお世話になった「九州」が登場。ジプシーが聞き込みに。
建物は変わってしまったようですが。

*ナーコが魅力的だぁ・・・<アホ、どこみとるんだ。

*500話、519話、520話、525話は念願のリマスタ。うれしい・・・。

*525話、戸川組の面々にはノンクレジット出演者が多数ですが、戸塚孝さんはじめお馴染みの面々がこぞって登場、渡さんスタントの永野さんもワンシーン登場するなど、アクション派の竜さんの卒業をこぞって盛りたてていたんだなぁ・・・と改めて思いました。

最後に、
高島さんには、本当にお疲れ様でしたと云いたいです。
材料が揃えばもっとお祭り騒ぎみたいなBOXになったと思うと、高島さんのフラストレーションも溜まる一方だったのではと・・・そこは、アンソロジーメイキングで十分以上挽回していましたから。

ということで、本日は報告第一弾ということで。

本日のファミ劇はマカロニ死す・・・・なんちゅう太陽濃度の濃い一日だ・・・。


追伸

特典の「われらがボス」の台本復刻版プレゼントの応募締め切りが12月末になってます(^_^;)
忘れないで直ぐ出そう。

それと、次回BOXは、
内容も構成もわかりませんが、来年発売予定だそうです(^_^;)









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ちょっと複雑な感じが・・・

2010-11-26 20:26:58 | DVD
『太陽にほえろ! 1982 DVD-BOX』
構成・監修を担当された高島幹雄氏のコラムがパップ屋でUPされました。

先行情報等とは若干ちがったボックス構成になっているようなので、それはそれでいいんですが、
何とも唸ってしまうコラムなので、ここをご覧になられているみなさんも是非お読みください。

昔、高島さんがVAPに居た頃からの太陽関連商品というのは活気があったと思いますが、
DVD以後は何となくチグハグな感じだったので、なるほど・・・こういう事かと。
高島さんは恐らくフリーになってからは全力を尽くしているものと思いますが、特に今回はおやりになりたかったことの半分は実現しなかったんじゃないかなぁ・・・と気の毒に思いました。

それにしても、「もっと早く先のエピソードが見たい」という要望が多いんですね・・・。
結果的に今回のような1年BOXになったようですが、価格は高くなるし、1話1話丁寧なパッケージングというのが出来なくなるという弊害があります。
個人的には、今まで通りの半年に半年分BOXが丁度良いような気がしています。
ただ、これは既に永久欠番を除く全話を所有しているからこそ言えるので・・・。

高島さんのコラムを読んでちょいとした感想的なものを・・・

●BOXアートと各中ジャケットの写真

BOXアートはあの方法しかないでしょうね。
私はあれで正解だと思っています。

ところで現存しているこの時期の集合写真は、

1.ボス復帰時のAポジ写真、「われらがボス」撮影時のもの。
2.Aポジでカメラ目線、「ジプシーとラガー」撮影時のもの(ラガーがジャンパーのみ本編未使用。私物?)
3.国際放映構内での横並び写真「癖」撮影時(ラガーの衣装が夏場のもの。先行撮影?)
4.「野崎刑事 カナダにて最後の激走」ラスト撮影時の国際放映構内集合写真、ロッキー、令子、ボギー、ナーコも参加。この時のボギーとボスのフォトセッション、単独カットも撮影。(#665の写真もこの時のもの)

だけだったようで・・・(^_^;)

ということは、
シングルレコード「ボギー刑事のテーマ」で使用の「ドックとボギー」のAポジ写真
それと「真夜中のラガー」のAポジ写真は無かったのか・・・。

DVD2枚1ジャケットという(ユーザーにも高島さんの構成面でも)厳しい状況なので表は、

ディスク1&2、3&4=上記2.の未使用テイク
ディスク4&5~7&8=上記3.の未使用テイク
残りは#521,2撮影時のカワセミカルテットの写真(未使用テイク)。
でもこのスチール撮影にはゴリさんも参加しており、5人で撮影したものもありました。
更にゴリさん単独のバイクにまたがった写真も(!)
今回のフォト集に収録されているかはお楽しみとして。

●10周年ファン感謝の集い

現存していないとは・・・!
辰平さんご逝去時には確かにあったはずなのに・・・高島さんも1995年に確認されていたようですが、音が無かったとは・・・多分VTRなのになんで?
でも・・・ファンからの提供画像でも良いような気がするのですが・・・。
やっぱりあのイベントひとつの太陽頂点祭りみたいなものですから、
どういう形にせよ公式に残してほしいところです。


●特典映像

先行情報とはちょっと違った内容なのですが、ひゃくさんふん!
いや、これだけの為に買って良かったということになるかも(^_^;)

三田村さん、世良さん、地井さんは単独インタビューなので、
ジプシスは小躍りしていることでしょうし、
いっつあんファンにも朗報、
むろん、私のようなスッポン好きにもたまりませぬ。。。

竜さん、木之元さん、岡田p氏が鼎談形式になったようです。
これはこれでよかったと思います。

三田村さんも世良さんも高島さん仰るように太陽卒業後はあまり太陽の事を語らなかった方々ですから、非常に興味深いです。地井さんはちょくちょくお話していましたが、真っ向から太陽を語るのはあまりなかったと思います。

コメンタリはなるほど・・・このスケジュールならば無理だったかぁ・・・。
竜さんもレギュラーお持ちですから御多忙でしょうし。
ん・・・やっぱり残念。


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読みづらいのは故意です<(_ _)>

2010-11-26 12:48:51 | DVD
1982DVD-BOX。

リアル当直室には、日曜か早ければ土曜に到着する感じなので、
いまからイメージトレーニングを・・・って、もう何十回も観ているので、そんなものいらないのですが(^_^;)
特典関係はまっさらな体制で何も考えずに観ようと思ってますので。
またブックレットのスチールも眼を皿のようにして見るんでしょうけど。。。
この頃のスチールはかっこいいものが多いですから。
とりあえずは、本編を今回何を観るかをメモっておきますが。。。

あまり参考にしないでください・・・・あたし、ビョ~キですから(^_^;)
なので、読み辛くします・・・お許しを。

発端を作った令子とロッキー旦那が意外に気になる<第490話>われらがボス 
ドック主演でありながら、どうしてもゴリさんに感情移入してしまう<第491話>ドックのうわごと
ラガーの負傷っぷり(うろたえっぷり)が「をを」といつも感心してしまう<第492話>傷だらけの勲章
やっぱり未だに観ると震えが止まらない<第493話>スコッチよ静かに眠れ
ジプシーより重鎮三重奏(山さん・ゴリさん・長さん)が目立つ<第494話>ジプシー刑事登場!
井上昭文さんが強烈な演技に注目<第495話>意地ッ張り
人は人、だけと批判はしないジプシーを観察<第496話>ジプシーとラガー
やっぱりラス前のゴリさんの叱咤と初期ジプシーらしいところが見たい<第497話>ゴリさんが拳銃を撃てなくなった!
ヒゲフェチには屈指の名作、辛い話ではありますが・・・<第498話>600秒の賭け
息子の恋バナを聞き、少々へこむ父親(^_^;)<第499話>こわれた時計
この話は本当にきれいな画像でジックリ再見したい<第500話>不屈の男たち
ラガー主演編の傑作、重い作品のラガーって良いと思います<第501話>ある巡査の死
ニュー北京・・・やっぱりヤブヒゲコンビのニセモノの胡散臭さがハマる<第502話>癖
やけに拘るラガーに・・というか意固地?<第503話>山さんとラガー 
男・吉野のズタボロぶりに涙、ゴリ背負い投げまで興奮・・・(^_^;)<第504話>バイオレンス
ジプシーの素が解る・・・と言いつつも、長さんとの現場100回に眼が行く(^_^;)<第505話>ジプシーの涙
申しわけない・・・ここでも長さんと地方刑事に目が行ってしまう俺って一体・・・<第506話>消えたロッキー
谷隼人氏の「必然性」について考えたい(って役柄がなんとなくミスマッチなので)<第507話>この街で-
ドックの襟デカジャンパーが気になってしかたが無い<第508話>ドックと天使 
あぁ・・・ある意味本BOXはこの作品の為に買ったのかも・・・長さん、かっこいい。<第509話>列車の中の女
黄門前の西村晃氏大熱演を堪能し、ラガーの2階からのジャンプの「可能性」について考えたい(^_^;)<第510話>ラガーの大追跡
そりゃ、ヒゲ劇場ですもの・・・<第511話>爆発!ロッキー刑事 
ゴリさんもソアラもかっこいい<第512話>婚約者の死
内勤のボス、外勤の山さん・・・久々にボスらしいボス、山さんらしい山さんを堪能<第513話>真相は…?
ジプシーも若手と一緒に動くようになった時期の象徴みたいで・・・ビスタ乗車時のドックアドリブを聴く<第514話>ドックの苦手
そりゃ内村でしょう・・・と言いつつも何気にサポートのゴリさんに注目してしまう<第515話>生いたち
長さん過去のリフレインをジーと観る<第516話>白いスーツの女
吉野のバタバタさと山さんとロッキーコンビ、「OK」文字を堪能する<第517話>落書き
最後のヤブヒゲコンビのやり取りと、グチャグチャなCanadianRockyポスター、斜め縫い目シャツを凝視<第518話>忘れていたもの
とにかく寂しい・・・・待望のリマスタ。<第519話>岩城刑事,ロッキーにて殉職
太郎フェチとしては涙まみれ興奮しきり・・・<第520話>野崎刑事,カナダにて最後の激走
ボギーの熱さとゴリさんのベテランっぷりを対比する<第521話>ボギー刑事登場!
ボギーの甘さを堪能しいつの間にか感情移入してしまう<第522話>ドックとボギー
またずっとゴリさんの挙動を観察するであろう<第523話>ゴリさん,死の対決
=ラガーのラブレター=・・・やっぱりきれいな画像でラガーの汚い字の恋文と小林麻美さんの白いワンピース姿が見たかった・・・。
耐えるゴリさんと太陽史上屈指の壮絶な銃撃戦の方を注目、待望のリマスタ画像チェック、60分バージョンの画像ボケ具合の検証<第525話>石塚刑事殉職
スコッチ登場編との共通点を改めて探る<第526話>井川刑事着任!
ジプシーとドック以外を今回は観察及びVTR発売時の劣化の影響をチェック<第527話>雨の降る街
ラガーの瞼のできものに目が行くであろう<第528話>真夜中のラガー
多分、深町の長さんネクタイに目が行くであろう・・・<第529話>山さんの危険な賭け
とりあえずロケ地再確認と「やくざだぁ!?」を再チェック<第530話>検問突破
ドックのガンプレイを再確認、団次朗氏の怪しさも確認<第531話>マグナム・44
刑事昇進吉野の悲運とトシさんの硬い頭をチェック<第532話>バラの刺青
ボギーの浪花節度を堪能し、谷口の真意をもうちょっと探ってみたい<第533話>後輩
ラガーの悲劇をとりあえず確認する<第534話>俺の拳銃が無い!
目当ては奥村公延氏のおっちゃんと大場久美子氏の派手さ加減<第535話>ボギーのいちばん長い日
冒頭の大木史朗氏の「死にっぷり」に拍手、白石先生だよなぁ・・・やっぱり<第536話>死因
まわりっくどい復讐ですが、深い・・なんかまた泣けてきそうな<第537話>赤い憎悪


やはり、リマスタのきれいな画像を所望してしまうのは、
本放送当時のギラギラした感じを欲しているんですよね・・・。
再放送プリントの劣化した画面も実は好きなんですけど、
あぁ。。太陽在りし日は既に遠し・・・というのを感じちゃって(^_^;)
どうしても、未だに太陽を過去のものにしたくないというのが強いわけで・・・。

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1982DVD-BOX、発送!<なんのこっちゃい。。。

2010-11-25 12:51:17 | DVD
1982DVD-BOX。

私は、従来の購入先がメディア販売から撤退したことと、値段の安さにつられてアマゾンで購入しました。
販売日が明日なので、本日は既に店頭入荷になっていると思いますが、アマゾンの方も本日発送になりました。北海道の山里に到着するのは28日の予定。
よかった。。。日曜日で(^_^;)
いや、日曜は徹夜になる?

店頭予約した方は、先行して楽しんでくだされ<(_ _)>

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一億五千万円

2010-11-25 00:47:02 | ファミ劇日誌
『♯705  一億五千万円』
主演:又野誠治(澤村誠)
出演:神田正輝(西條昭)地井武男(井川利三)金田賢一(島津公一)長谷直美(岩城令子)石原良純(水木悠)草薙幸二郎(大和田義一)カー・スタント マエダ・オートクラブ 竹内雅敏 海藤幸広
左とん平(風間健一)藤江リカ(風間菊江)堀田真三(殺し屋)神山卓三 水橋和夫(城南署宮前派出所巡査)真田健一郎(邦栄商事社長)高橋美佳 三輪時男 岸本功 宮寺康生 新井一典 吉川真 萩原紀(森脇孝二)戸塚孝(荒川常好)大島光幸(村山鉄男)深作覚 菊川予市 

プロデューサー:梅浦洋一 服部比佐夫 新野悟
脚本:小川英 高橋功
撮影:稲垣久夫 美術:小汲明 照明:松田清孝 録音:富田実
音楽:大野克夫 演奏・大野克夫バンド 井上堯之バンド 編集:神島帰美 整音:坂田通俊 選曲:小林和夫
助監督:関良平 擬斗:宇仁貫三 現像:IMAGICA 番組宣伝:山口晋 記録:土居久子 制作主任:原雄次郎
協力:国際放映 原案:小川英 企画協力:ジャックプロダクション 衣装協力:株式会社センチュリー Best House 
監督:手錢弘喜
制作:東宝株式会社

覆面車:クラウン(62-40)ソアラ(65-62)スープラ(86-02)


一億五千万円を拾って、半年経って自分のものになった日、強盗に襲われ奪われる・・・。
窃盗前科がある風間の悲運と思いきや、税金対策の自演自作強盗だとかいろいろ疑惑が湧く。
ブルはそれでも風間を信じ続けますが、そもそも「拾った」というのが嘘で「盗った」というのが本当だった・・・。

久々に泉ちゃんが絡まないブル主演編です。
それにマイコンとの絡みを薄い。
さらに、風間への疑惑を抱くドックとの軽い対立など、いつもとはちょっと違った感じになりました。

風間という男は結局、女房には見限られ、誰にも信じてもらえず、女房と寄りを戻したいと金を新しい店を買うのに充てようとしたのに金の出所がバレておジャンになり・・・。
ブルースにもぶん殴られますが、結果的に残ったのがブルースの信頼だったという救いの面があったのは幸いでしたが、
その割には色々画策した知能犯とも言えます(^_^;)
結果的にブルースはおろか、「悪い友達」まで巻き込んでしまったわけですから・・・って、一番の被害者は何もやっていないのに、監禁され手配された森脇だと。
それにしても「マネー・ローンダリング」を警察を使って行うとは。

それにしても一億五千万円。
何のために邦栄商事が用意したのか、最後まで触れられなかった(^_^;)

=ゲスト=

とん平さんは又野さんがテスト出演した「からくり」以来の御出演。
前回は冴えなく見せて実は狡猾なハコ師を演じていましたが、今回はそれに人情味も加えてとん平さんらしい役どころになっています。
でも、風間の年齢設定35歳にはどう考えても無理が・・・(^_^;)

それにしても、「風間健一」って・・・・太陽企画時のマカロニの仮名なんですが(^_^;)
そういえばとん平さん、『時間ですよ』では「野口五郎」役だったよなぁ・・・。

フォルクスワーゲンのキャップはナイスです。。

=コネタ=

*前回から黒いハチマキ(ヘアバンド)を着用するブルース。
#700の治男の影響?
そういえば当時、真似したっけ(^_^;)

*ボスからのお土産。
見舞いの品の数々・・・ラガー存命ならきれいに片付いたでしょうに・・・って一番見舞いを食っていたドックがまともな事今回云ってました。


=ロケ地=

FUKUSUKEは用賀にあったようだ。

サウスホテルは新宿4丁目に現存(リーズナブルな宿らしい)

多摩川河川敷

交番は#700と同じ場所、西新宿5丁目。

邦栄商事は大井ふ頭?

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未亡人は十八才

2010-11-25 00:19:20 | ファミ劇日誌
『♯704  未亡人は十八才』
主演:石原良純(水木悠)
助演:神田正輝(西條昭)
出演:地井武男(井川利三)金田賢一(島津公一)長谷直美(岩城令子)又野誠治(澤村誠)草薙幸二郎(大和田義一)
武田久美子(奥寺絵理香)美津井祐子(松山ユウコ)山口嘉三(奥寺一彦)水城蘭子 杉欣也(黒田剛志)相馬剛三 皆川衆 成田次穂 千葉裕子 井守ヒロミ 織部一作 

プロデューサー:梅浦洋一 服部比佐夫 新野悟
脚本:大川俊道 小川英
撮影:稲垣久夫 美術:小汲明 照明:松田清孝 録音:富田実
音楽:大野克夫 演奏・大野克夫バンド 井上堯之バンド 編集:神島帰美 整音:坂田通俊 選曲:小林和夫
助監督:関良平 擬斗:宇仁貫三 現像:IMAGICA 番組宣伝:山口晋 記録:土居久子 制作主任:原雄次郎
協力:国際放映 原案:小川英 企画協力:ジャックプロダクション 衣装協力:株式会社センチュリー Best Hou

se 撮影協力:葉山マリーナー
監督:手錢弘喜
制作:東宝株式会社

覆面車:クラウン(62-40)ソアラ(65-62)スープラ(86-02)


ひき逃げされた、著名人・奥寺一彦が、拳銃だの取引だのと死ぬ直前ある男と話していたと聞いた途端、なぜかデカ魂に火がつくマイコン。
最近のマイコンはすっかり刑事らしくなって、ドックをも引っ張り回すまでになっています。
登場当初は結構事件を追うのに執念的なものはありましたが、一時期ちょっと甘ちゃんになっていたのが、経験を積んでホームズも使いこなしながら、目と耳と足を使うようになった感じです。
ただ、やはりまだまだ美女には弱い(^_^;)
やっぱりエスコートに廻っているし。
ただ、ちゃんと疑うべきところは客観的に疑っているし、保険金殺人の可能性も視野に入れていましたしね。
でも・・・やはり後が甘い・・・・また頭殴られてるし・・・今回は拳銃を奪われるというオマケ付。
大和田が怒るのも無理がありません・・・むしろ優しいほうでは?
それでも、消火器で抗戦するというのもなかなか出来ない事です。

絵理香。
18歳らしく見えながらも、しっかりとした信念で動いているのは、奥寺と出会った時から一貫しているようです。
やることが極端気味ではありますが、亡き夫を想う気持ちは本物でしょうね・・・。
そうじゃなければ、いくら自分の事が原因で奥寺が死んだということが解っても、名誉を危険を冒して守るまでにはいかないでしょう。
でも、やはりまだ少女の部分を多分に残しているだけあって喜怒哀楽が激しい。
ただ、相手はマイコンに限ってますが。
奥寺が20年前に密輸した拳銃を取り戻したのはマイコンではなくとも感動しますって。
武田さんがぴったりの役ですね・・・普通の幼な妻だったら、成立しなかったかも。

それにしてもマイコンは名前「絵」のつく女性に縁がある・・・。

しかし、黒田って男は完全ジゴロですね・・・。
競輪場貸し切ってrunningしてるし、底なしに恐喝してくるし。
邪魔ものは容赦なく消すし。
未亡人をまたとりこもうとするし。

=ゲスト=

武田さんのファッションは当時らしい感じで懐かしいですが、あまり古く感じないです。

=コネタ=

完全にマイコン独壇場です。
それに「マイコンのテーマ」群の選曲が良い感じです。
というよりは「マイコン・サウンドトラック」的な感じも兼ね備えているので、マイコンテーマ好きにはたまらないかも。
選曲もちゃんとハマってるし。
「マイコンのテーマ2」の久々の使用も良いです。

意外なところで・・・マイコンは似顔絵が得意なのが判明。
ホームズ初期の似顔絵より数段ウマいぞ。。。

=クルマネタ=

スープラ中心に活躍しますが、個人的にはマイコン=スープラ的イメージがあります。

ポルシェ928も登場。


=ロケ地=

川崎市・春秋苑

世田谷区立総合運動場

日テレ四番町ビル1号館(バップ)

クリーニング屋は立川市羽衣町に現存。

京王閣競輪場(?)


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「俺、刑事になってよかったよ・・・・」(By淳)

2010-11-24 23:43:51 | ファミ劇日誌
【ファミ劇へのおさそい<あやしい】

次回のラインナップはかなり濃厚です。
個人的には52話で燃え尽きるような気がしますが・・・。

いつも書いていますが、
殉職編は正直気軽に観るのに向かないので、ちょっとした気構えは持って観てほしいと。
単体で観るのであれば、あまり気にならなかった「それまでのこと」というのが走馬灯に出てこないですが、
1話から週一回という本放送当時と同じ間隔で放送されてましたから、今回の放送はちょっとキツイかもしれません。
私なぞは半分マカロニが死ぬことについて「置いておいて」的になっています。

第52話「13日金曜日マカロニ死す」

何度見ても、画面に呑みこまれる勢いがあります。
それに、マカロニは無論、皆目が血走っています。

刑事スター初の「殉職」
それが、究極の犬死という不条理さが派手で現代的なマカロニに圧し掛かると云うのは、
悲しみというよりはショックです。
マカロニもそうですが、山さんのイメージも決定付けた作品とも言えると思います。

その後の刑事ドラマの殉職編の基本ストーリーとなった本作。

そして、マカロニという刑事という職業を選んでしまった若者の悩みぬいて結果が出た後のあっけない最期。

この問題提起は深いです。

HDリマスタの放送は今回でいったん休止します。



第708話「撃て!愛を」

新世代のマカロニ的なDJと、何かを抱えている絵描きの女性とのかけひきと交流。

明るく軽い部分が目立ったDJが挑む、男と女の関係。

斉藤慶子さんの好演
そして決定的に私自身が太陽にDJが来て正解だったと思った作品です。


第709話「タイムリミット・午前6時」

ドックとしてはこの年の作品、同じ柏原氏脚本の「獲物は狩人を誘う」以上の危機編。
負傷し誘拐された子供を守りながら、犯人一味と抗戦しますが、相手は容赦ない攻撃を仕掛けてきます。

末期としては屈指のハードな展開の作品になります。
久々シリアス・ドックも見ものです。


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