強制的に休んでいるけぶでございます<(_ _)>
考えがまとまらないので、仕事にならないです。。。
ただ、寝たらある程度回復しました(^_^;)
●訃報、続きますね・・・・。
笑瓶さんに驚き、(ガバチョからで、噂の!東京マガジン はずっと見てますし。ボンキャラの原案者というのも小職は現実味があるなぁと思っています。)
太陽関係では、中真千子さん(#270)。この方は小職が観ていた様々な作品にご出演で、品の良い方でした。
そして、小職としては「新マン」の団時朗さん・・・・。
太陽は#531だけなのですが、なぜか世代ではないのに資生堂のMG5(今でも現役ブランド)の印象が強いんですよね。
それに分け隔てなく様々な作品にご出演で、演技に対して愉しんで挑まれていた印象が強烈で、NHKBSの「京都人の密かな愉しみ」を先日偶然にも観たばかりで・・・。
改めて、各氏のご冥福をお祈り申し上げます。
●小職的には今、「時代」の交代を公私で痛感しているところがあり、俺も古い人間になったんだというのをつくづく思います。
週刊のザ・テレビジョンが休刊(創刊号にはゴリさん殉職特集が掲載)、ある意味小職の命綱『タモリ俱楽部』の終了(これも1982年10月から)、トヨタ・カムリの年内で国内販売終了・・・・。
テレビジョンはジャニーズ推し以前から買わなくなっていましたが、タモリ倶楽部はもう30年以上(空耳の前、トワイライトゾーンの頃から)観てますし、カムリは愛車だし・・・。
さて、3/19サンテレビ・太陽放送#149は、
ボスと同期の検事が、ボスを検察庁へスカウトするという。その土産として、ボスの後釜には山さんが座るという話に・・・。
揺れ動くボスと一係、そんな時に夜一人でごみを捨てに外に出たボスは、不審な女性がごみを捨てるところに遭遇し、そのごみの中から血のついたTシャツ片が。
捜査の結果ある夫婦が浮かぶ一方、血液の件で元刑事殺しが浮かんでくる。
夫婦の悲惨な過去と、元刑事の不正と、やるせない事実が判明しながら、
その中で自分の進路を山さんと絡めてどうすればいいか迷うボスを描きます・・・。
太陽150回記念の一編として描かれた、ボスには珍しい「ポストに悩む」という難しい題材を鎌田敏夫氏脚本・竹林進監督という絶妙なコンビで派手にならずしっとりと描いて、多少辛口ながら心にしみる作品になっています。
・・・・・久しぶりに観て、沁みすぎて、号泣してしもうたぁ・・・・。
藤堂「そうかもしれません。ただ奴ら、私にとって生まれて初めて持った家族なんですよ。」
【地上波】サンテレビ・テキサス編
3/26(日)
11:30~12:25
ドラマ 太陽にほえろ!(テキサス編 第37話)
サンテレビ1(地上波)
第149話 50.05.23 七曲藤堂一家 (ボス・山さん・テキサス・チーム)
レギュラー:藤堂俊介
石原裕次郎
三上順
勝野洋
山村精一
露口茂
石塚誠
竜雷太
島公之
小野寺昭
野崎太郎
下川辰平
ゲスト:中谷一郎
服部妙子
住吉正博 原田あけみ
小林尚臣 永井玄哉
大矢兼臣 井上由紀夫
野路きくみ 宇野壬麻 今井和雄 森本三郎 上木美佳
脚本:鎌田敏夫
監督:竹林進
ボスは学校で同期の神原検事から、試験を受けて検事になりぜひ自分を助けてほしいと要請される。
これは部下の出世にも必要なことで、係長の椅子はは山さんに譲ればよいと提案されると、ボスも心を動かさざるを得なかった。
しかし、ボスがひそかに司法関係の本を読んでいると知った一係の面々は敏感にボスの考えを読みとって取りざたする。
そんなことがあった或る夜、ボスは一人暮らしのマンションからゴミを捨てに道に出て、不審な態度の女が捨てたゴミ袋を持って帰る。果たして中からは人間の血に染まったたくさんの布切れが出てきた。単なるけがにしては血の量が多すぎ、また布が細かく刻まれ過ぎているため、ボスの記憶をもとにモンタージュ写真が作られ聞き込みが始まった・・・・。
鎌田さん脚本なので、ボスの人間っぽいところにクローズアップしていますし、
いつも出世に興味のないボスが、色気が出て失敗してしまうという展開も、なんとも愛おしいものがあります。
テキサスの描き方も良いですし、各人各々の仕事を万遍なくこなしていてトータルバランスも良いですが、それじゃ、太陽を全く見ていない人にこれを最初に見せるのは反対です(^_^;)
各キャラクター性を知ってからこの作品を観る、そうじゃないと、太陽の印象がガラッと変わってしまう危険性もはらんでいて、どちらかといえば、上級者向けという趣ですね。
149話だからこそ、この話ということでしょう。
鎌田さんは太陽にはかなりキワドイ題材を放り込んでくる訳ですが、今回はボスの在り方についての問題を投げつけてきます。
冒頭から検察局への「甘い誘い」、そこで餌というか、ボスの弱点の一つである「山さんの出世」を持ってこられた時に、いつもは自らに厳しいボスも自分の出世ではありながら・・・という部分で揺れ動き、それがテキサスに筒抜けになって、それが他署の事件を見かけでは「横取り」する行為へといざなってしまうという危険を冒してしまうという、人間・藤堂を浮き彫りにしてしまっています。
その事件の子供をひき逃げされた夫婦の末路も悲しい・・・。
ボスにしても、夫婦にしても、あの検事にしても悪気とか悪意とかからは遠い、でもやっていることはやっぱり何か違うような・・・というモヤモヤ感がありますが、だからこそ、最終的に山さんがひき逃げ事件の再捜査を申し出た部分で救われるというか・・・。
ある意味、ボスが本当に「藤堂一家」というのを実感した最初なのかもしれません。
それにしても、テキサスは呑みのベテランを差し置いてかなりの絡みっぷりです。
テキサスはもともと酒癖はあまり良い方じゃないですが(^_^;)、それでもボン登場後は大人しくなるか?というかボンの方が上手だったりして・・・。
鑑識員として久々に今井和雄氏が登場します。