休養中けぶでございます<(_ _)>
S監督の訃報がツイッターに。詳細な情報がなく、書けない状態ですが・・・・。
太陽ではハードボイルドな作品、1作品の中で動的アクションを積極的に取り入れた監督さんでしたが・・・・。
さて、9/25サンテレビ・太陽放送は#126。
川の中での捕物劇でテキサスが川に向かって威嚇発射した弾が跳ねて、一般市民の女性に当たってしまうという事態が発生します。
確実に川を狙って撃ったテキサスでしたが、有らぬ疑惑をかけられたり、女性の傍にいた男性が「居なかった」事になったり、かなり厳しい立場に追い込まれますが、自分の汚名をそそぐことが大切か、目撃者である女性と一緒にいた男性に証言をさせることが正しいのか、様々に悩むテキサス。
プライベートが主に描写された前作とは違い、今回は刑事としての面子か、それとも事件とは関係の無い善良な男を巻き込むべきか、周囲の声を聞きながらテキサスはその答えを導き出す訳です。
「ブルージンの子守歌」のインスト曲が効果的に使用されています。
山 村「他人の心情に土足で踏み込む権利はお前にもない、それが俺の考えだ。強要するつもりはない、お前にとって一生に関わる名誉の問題だからな。」
【地上波】サンテレビ・テキサス編
9/25(日)
11:30~12:25
ドラマ 太陽にほえろ!(テキサス編 第15話)
サンテレビ1(地上波)
第126話 49.12.13 跳弾 (テキサス)
レギュラー:藤堂俊介
石原裕次郎
三上順
勝野洋
山村精一
露口茂
石塚誠
竜雷太
島公之
小野寺昭
野崎太郎
下川辰平
長山久子/浅野ゆう子
セミレギュラー:平田昭彦
ゲスト:志摩みずえ
保積ペペ 酒井修
沖田駿一 堺左千夫 藤井つとむ
セキトラ・カーアクション
脚本:金子成人
監督:小澤啓一
テキサスとゴリさんは二人の強盗犯人を川に追いつめる。
テキサスは水面に向かって威嚇射撃をするが、弾は水面で複雑な跳ね方をして、河川敷を歩いていた娘・広美を負傷させてしまう。
ボスの見解では、この現象はごく珍しい「跳弾」であるという。
被害者は小さな町工場の一人娘で近々結婚することになっていた。
婚約者の原はテキサスを強烈に責め、さらに警察内部にも非難の声が起き始め、追いつめられるテキサス。
テキサスは現場の状況をもう一度考え直す為に必死に記憶をたどったが、広美に弾が当たった時にそばに一人の男が居たことを思い出した。
だが広美は自分一人であったと頑として言い張る。
丁度その頃逮捕された強盗犯人の一人が友人を頼っていこうとしていたことが判った。実といい、広美の父の工場に働く工員だった。
テキサスはボスの指示で実を尾行したが、いつの間にか姿が消えてしまった・・・。
駆け出し時代の金子成人さんの執筆作。
テキサスの銃弾が果たして跳弾だったのか誤射だったのか・・・唯一の目撃者をめぐって、テキサス・被害者・目撃者各々の立場がストーリー上巡ります。話の軸はテキサスの責任問題よりも、そちらの方にあります。
久々にテキサスの押し出しの強さが出ますが、前作の穏やかさも加味された感じもあり、テキサスのキャラクターとしてはここである程度完成されたと見ても良いと思う感じになっています。