【CS】
▼ファミリー劇場HDリマスター版 ジーパン編
7/30(火)
17:00~18:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/ジーパン刑事編#78
ファミリー劇場HD(CS)
7/30(火)
18:00~19:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/ジーパン刑事編#79
ファミリー劇場HD(CS)
第78話 49.01.11 恐怖の瞬間 (ジーパン・山さん)
セミレギュラー:菅井きん
ゲスト:門岳五郎
井上博一 小野恵子 木下清
山田禅二 夏川圭 小倉雄三
田川恒夫 松下昌司 石川隆昭 邦剣典 森本三郎 鈴木浩郎
脚本:鎌田敏夫
監督:竹林進
数十億円の脱税容疑で検察庁へ護送中の金融業者・滝口松造がライフルで狙撃され死んだ。
その狙撃現場近くで張り込んでいたと思われる本庁の岡崎刑事も撃たれ重傷を負う。
しかも、その大事な証人でというべき岡崎は病院で張り込んでいたジーパンや本庁の刑事を横目に医師に変装した男によって殺されてしまう。
現場にかけつけたジーパンだったが、その殺し屋によって昏倒させられてしまう。
ボスは、狙撃犯と本庁刑事をぶつけて相撃ちにさせようとする何らかの意図を見出した。
殺し屋の特殊な武器で倒されてしまったジーパンは直ぐに現場に復帰したが、山さんは「俺は不死身」と気にしないそぶりを見せるジーパンに対し少々何か気になっている様子・・・
そのうち、ジーパンを襲った凶器で女性が殺害され、その恋人の坂田明男が射撃マニアだったことがわかる。
殺し屋は今度は明男の兄・光雄の家族を脅迫し、結果明男の居場所を電話で聞き出すことに成功、ジーパンと山さんもその場にいたため、明男のいるという遊園地へ向かう。しかしいち早く到着していた殺し屋は明男を追い詰め狙撃していたが、そこにジーパンたちが到着、明男は傷を負ったものの無事救出された。
殺し屋を追ってジーパンはある造成地にたどり着くが、一瞬見失ってしまう。
広大な造成地にひとり佇むジーパン、その遠くから一台にダンプが彼のもとへ猛然と向かってきた・・・・!
怖いもの知らずだったジーパンが、初めて死の恐怖を体感する衝撃作。
作品全体に乾いた感覚が効いている、観ている方も何気に恐怖を感じる演出は竹林監督。
そして、登場編からジーパン主演編を書き続けていた鎌田敏夫さんがジーパン主演編を書いた最後の作品となります。
今回も、死の恐怖を味わったジーパンを救ったのは、山さんであります・・・。
第79話 49.01.18 鶴が飛んだ日 (殿下・山さん)
セミレギュラー:有吉ひとみ
ゲスト:深江章喜
北島マヤ 中井啓輔
団厳 西田昭市 大宮幸悦 戸塚孝 岡本隆 草間璋夫 江崎純也 伊藤健
脚本:長野洋(原案:一般投稿)
監督:竹林進
麻薬組織の強制捜査に参加した一係だったが、3回も空振りで内通者が居るとしか思えなかった。
捜査現場でその持ち物から疑いをかけられ調べた結果注射痕があった伊藤捜査官は逃走、後日死体となって発見される。
その最中、多忙故疲弊気味の殿下、恋人の麻江と喫茶店でつかの間の休息をとったが、麻江の帰った後にその喫茶店で倒れ込んでしまう。
気が付いた殿下はあるマンションで目がさめたが、そこは倒れた喫茶店のママの部屋だった。しかもそのママは殿下の幼馴染みの紀子とわかる。
彼女のすすめで近所の医師に栄養剤注射を受ける。
しかし、症状は酷くなる一方で医師のもとに通う殿下だったが、病気とは違う異変を自ら感じ、自分は麻薬を打たれているのではないかと思いだし、休暇をとり独自に捜査を始めるのだったが・・・・。
一般視聴者からの投稿原作を長野洋さんが脚色した衝撃作。
原作者捜しが行われたものの(原案料3万)とうとう名乗り出なかっったそうで、郵便の消印は登戸郵便局、筆跡から察すると若い女性が描いたものらしいという。
そういう特殊な出生の作品であると共に、当時うなぎ登りの殿下人気を爆発させた起爆剤としての位置、優しい刑事殿下が麻薬中毒患者となってしまうショッキングさ、そしてクライマックスの殿下と山さんのクスリ抜きの「ガチの大暴れと本当の血」。
太陽史上屈指の名作です。